LinuxがプリインストールされたPCを買う? –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 112014
 

今週は年初めからフルの1週間で疲れました。
ましてはこの連休に新年会とか計画をされている方も多いのではないでしょうか。年末年始の休みとは違い、本日含めてたった3日の休みなので飲み過ぎないで有意義に過ごして欲しいと願っています。

さて、今日はLinuxが最初からインストールされているパソコンについての話をしようと思います。XPがサポート終了で脚光を少しは浴びているLinuxですが、要因としては、無料であること。セキュリティが高い、ソフトも充実している、サーバーでも使える、それと最新のOSであるwindoows8が使いにくいという事も影響していると思います。

自作派の方々であれば、余った部品やパソコンにwindowsとは違ったOSを入れて使いたいという気持ちで当初お使いになる人が少なくないと考えます。

Linux自体はwindowsと比べると「扱いにくい」、「設定が面倒」、「初心者には不向き」、「新しい部品や周辺機器に対応していない」など反対意見も多数あります。

私は無料なので、このような意見というか、企業が営利目的で販売している訳ではないので,多少の壁が存在しても仕方ない事、ましては自分に見合った使い方に同調させる工夫は自分でするべきと思っているので、一方的にソフトなど押し付けられるのも嫌ですし、逆を考えると、使えない人達の不満を表した言葉でもあると思います。多分、このような意見の持ち主は、どっぷりwindowsに嵌っているか、本来,楽しいと思える設定作業が好きでは無いのではないかと思います。

この設定が面倒、設定するのも面倒という人という人のためLinuxがプリインストールされたパソコンが販売されているのでしょうか。最初から面倒な各種ドライバーがそのLinuxに合わせて設定されていれば、いじるところが無いと思うし、使うだけでOKです。こんな楽な事ありません。・・・windowsは自作では無い限り最初からそうですが。

ただ販売する側も大変な事があると考えます。
それはサポートです。
Linuxを使用している人は、自分で調べ、自分で設定するという基本が理解されているので問題はありませんし、そこがまた楽しい作業である場合だってあります。

しかし、無償でサポート無し、自分の責任において使用するOSを販売店に任せ、問題がおきた場合(エラーが出た、表示されない、ソフトが設定できない)等のクレームが生じた場合、問い合わせや修理依頼など多くなってしまうのではないでしょうか。そこは販売したから仕方がないことと言えばそれまでですが。先ずはOSがインストールされていて安く提供出来ている事を理解した上で購入する人がいるのかどうかです。このところわがままなクレーム野郎も結構いるので心配な面です。

私が中古パソコン、余った部品でLinuxをお勧めするのは、自分でインストール、設定作業をしてみて、以後使えるかどうか自分で判断する材料になるからです。それもあまりお金を掛けずに。自分には合わない、面倒と思ったら、その時点で止めれば良い事だし、Linuxに投資した金額も大した事ありません。

Linuxがプリインストールされた新品のパソコンを購入すると、そこの判断材料が無くなり、結局は使わないでwindowsに逆戻りパソコンになってしまう可能性が高くなるはずです。敷居の高いLinuxですが、最初はどんなパソコンでも良いので、インストール、設定をしてみて、自分に馴染むかどうか見極めて欲しいと思います。

多少分からなくても、毎日触っていれば慣れてきます。

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