XPを自宅のファイルサーバーにするのは危険 –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 202014
 

未だにXPを使っている人が結構います。
このブログにもXPで来られている人の割合が35%です。
7-64bitが25%、32bitが15%、vistaが5%、その他の20%がリンゴちゃん、Linux、Androidです。

海外から読めない人のアクセスもありますので、一概に全てが日本の方という統計ではありませんが、ほんの数%の中にwindowsNT(2000)という輩もいます。これは海外で乗っ取られているパソコンやサーバーからアクセスして悪さをしようとしている奴等に違いありません。

まだサポートが終了して間もない事もあり「少しの間は大丈夫だろう」と思っている人が多いという事でしょうか。危険を承知の上、使用するのは個人の自由ですが、基本は「他人に迷惑を掛けない」という事を前提に使用し、早めの対処をお願いしたいところです。

そしてXPを自宅でファイルサーバーにしたいと思っている人が結構いるようです・・・・・

今まで使用してきて、OSの入れ替えもしないで済むし、何よりも扱いに慣れている。
そういう点では作業的にも技術的にも楽かと思いますが、「ちょっと待った!」です。

① XPで長く使用してきたパソコンなのでハードディスク大丈夫ですか?
② ウイルス等、入っていませんか?
③ 自宅内のネットワークはルーターで外部と繋がっていませんか?

そうです。
自宅でスタンドアロンのファイルサーバーなんてあり得ません。
必ずローカルネットで他のパソコンに繋がっていると思います。それでファイルの共有が成り立つ事になるし、いちいちUSBメモリでデータを移すようなファイルサーバーでは古典的過ぎますし、USBメモリからだってウイルスに感染をします。

ここは腹をくくって、CentOSかubuntuで再インストールをすべきです。
経済的に余裕があるなら、windows-7を購入して使用して欲しい。
しかし、XPのパソコンになるべくお金を掛けずに生かしたいと思っている人が大多数かと思います。
そうなると、無償のLinuxの導入を選択するしか無いと思います。

CPUを基準にバージョンを考えると、pentium4とCore2のE4700くらいまでは、CentOS-5あたりが良いのではないでしょうか。E6000以上であれば、CentOS-6で良いと思います。・・・これは私の個人的な意見なので、「おれは最新のバージョン入れたい!」という人は挑戦して欲しいと思います。pentium-Mとかは、CentOS-6はインストール出来ないと思います。(途中で止まってしまいます。ご注意ください。)

インストールも大分楽になってきましたが、ファイルシステムとパーティション作成では悩むと思いますが、最初は自動を選択して良いと思います。HDDの大きさなどを考慮して各フォルダーに最適な容量を自動的に配分してくれて、フォーマットしてくれます。

無償であれば、使っていて古いHDDが壊れても、そんなにダメージはないでしょう。でも、5.6000円出せば、1TBの新品のHDDが購入出来るし、せっかく作るファイルサーバーがいつ壊れるか分からないHDDでは、安心して大事なファイルを保存出来ないでしょう。そのためにもHDD交換をしておいた方が後々、再インストールやsambaの設定をしなくても済みます。300GB以下のHDDであれば、最低でも1TB、少し努力して2TBくらいあれば、良いファイルサーバーになります。

その時にはパソコン内部をきれいに掃除してやってください。
ファンも汚れているなら掃除機で吸い取り、うるさいファンなら静穏ファンに切替をする。
大きな出費はありませんが、小さな配慮で静穏ファイルサーバーになります。

HDD2TBと静穏ファンを購入してもwindowsのOS代以下でLinuxのファイルサーバーが完成します。
後はあなた次第です。

やはりOSの代金は重たい。

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