hp6710bのCPU交換作業方法について –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 272014
 

作業はとっくに終了していたのですが、アップする時間がありませんでした。
hp6710bで待っていた人は申し訳ありませんでした。

では、再度、分解方法を写真付きでご案内いたします。
最初に電源のコンセントとバッテリーを安全のため外しておくようにします。

hp1先ずは本体を裏返して3箇所の赤丸のネジを緩めてください。
真ん中のネジはメモリが入っている蓋になっていますが、これを外します。
他の2箇所は緩めるだけで、ネジは取り外せないようになっています。
hp2 真ん中の蓋を開けると、メモリが右側にあります。(空いているスロットは無線LAN用)
今回はメモリ増設ではないので、触らずそのままにします。
そして、赤丸のネジを緩めます。これがキーボードを外すための最後のネジです。
緩め終わったら本体を元の位置に戻します。
hp3そして、赤丸の4箇所のノッチを手前にします。
これでキーボードは外す事が可能となります。
キーボードは奥側のdeleteキーのあたりからマイナスドライバーを差し込んで持ち上げてください。
手前に差込があり抜けるように外せます。
hp4これがキーボードを外した状態です。
キーボードにはフイルムのような帯の配線が付いているので無理に引っ張らないでください。
写真のメモリスロットの少し奥にあるソケットで黒いプラスティックの留めを持ち上げて外すようにします。 次に、CPUを外す際に邪魔なメモリも一度外しておきます。
次にファンを取り外さなくてはなりませんが、ファンは2つのネジで留まっていて、奥のねじが丁度、電源スイッチの下あたりにあるため、電源スイッチの付いているプラスティックのバーも外さなくてはなりません。(これが一番厄介でした。)
hp5写真のマイナスドライバーの先に穴があり、差し込んでひねるとプラスチックが持ち上がります。
真ん中あたりを手で持って外してゆくと外し易いと思います。
これはネジ1本も留まっていません。
hp6真ん中が浮いたところで、モニターを倒します。
赤丸の付いているヒンジ部分が、この状態にしないと外れません。
少し、力が必要ですが、無理をしないように外してください。
hp7 この写真が電源スイッチの付いたプラスティックバーを手前に裏返した写真です。
このバーにも配線が付いているので無理に引っ張らないようにしてください。
hp8そして、写真のファンの赤丸の2箇所のネジを緩めファンを外します。
ネジを緩めてもファンが隙間にうまくはまっているので、他の部品と干渉しないように外してください。
外れたら、とりあえず横に逃がしておきます。
その次にオレンジで囲ったCPUの冷却装置のネジを緩めて外します。
これも奥にヒートシンクが伸びており、浮かせて手前にこじって外すような形になります。
hp9これが外した冷却装置(ヒートシンク)の現状です。
ファンからの空気が排気できないような埃が溜まっています。
排気周辺の熱い風が弱弱しく出ている場合には、このような状況になっていると考えられます。
きれに掃除機で吸い取り、エアーで吹いておく必要があります。
hp8そして、写真は戻りますが、ヒートシンクが外れたら、ピンク色のネジを緩めるとCPUが外れます。
ピンを曲げないように取り外し、新しいCPU(T8300)にヒートシンク密着用のシリコンを薄く平坦に塗ります。
これで作業は完了です。

後は、逆モードで元に戻してください。
めったに開ける場所ではないので、掃除できる部分はきれいにしておいてください。

hp10そして、感動のBIOS画面です。
ちゃんとCore2duo T8300 2.4GHzと認識しています。(メモリも4GBになった)
時間的には30分程度で完成すると思います。

T7100(1.8GHz)からT8300になって、どこがどう速くなったのか?という点については、現時点では何とも言えませんが、先ずは起動後のアイドリング時CPUの負荷が違います。そして、ブラウザを開く時のまったり感が無くなり、シャキっと起動するようになりました。これはメモリも2GBから4GBにした事も影響しているし、SSDにした事による読み込みの速さも勿論、影響していると思います。

さて、今回の念願だったhp6710bの改造については、金掛け過ぎでねぇの?というご意見もありますが、自分の使い慣れたPCの延命という点では、納得していますし、新しいPCとの比較という点では、個人個人、思うこともあるはずです。私自身も、これがhp6710bの最終形と思い作業をしました。この処理能力ならば、windows-7を入れても充分に速いと思います。総費用は前記事に書きましたが、SSDとメモリ(中古)とCPU(中古)で15,000円ほどでした。

  2 Responses to “hp6710bのCPU交換作業方法について”

  1. 楽しいもんですよね。

    自分はそこまで行いませんが、SSDに変更はしております。 自分の使っている中古ノートPCはメモリが2GBまでなのでWin8ではいっぱいいっぱいです(笑)。

    メールとネットがメインなので何とかなっていますけど。

  2. コメありがとうございます。

    メモリ2GBが搭載されているPCが多いですが、2GBって中途半端なメモリなんですよね。少し使うとスワップし易い、3GBあればと思うのですが、デュアルチャンネルだと2つ同時に替えないと意味が無いし・・・。

    ノートPCにはSSDは必需品だと思います。

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