防犯カメラと顔認証システムの応用 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 162015
 

顔認証システムが色々なデパート、ショッピングモール、遊戯店などで使用されているのは、皆さん、ご存知の通りかと思います。

ももクロのライブでも使用されたり、客相手の店舗や行政機関でもシステムが使われ始めています。一見、防犯上には良い事なので「まぁ、いいか・・・」と思ってしまいがちですが、どうやらそうでも無さそうです。

犯罪や事件が起きた場合の後処理でのデータ使用と、それとは別にリアルタイムに違う目的で利用する場合のデータ使用があると思います。問題なのは後者の方です。

全ての人の顔をデータ化してデータベースを作る。
色々な店のデータを吸い上げビックデータ化する。
すると、人の動きが全て分かってしまう。

例として、Aさんの行動を考えてみる。
Aさんは、午前中コンビニで缶コーヒーを買い、お昼に近くのショッピングモールでお好み焼きの昼食を取り、午後は郊外にあるパチンコ店に午後6時まで居た。

以上のような行動分析は各店の売上データと店の入退室時間、パチンコ店では、会員カードへの出玉換金と使った金額まで把握されて、顔認証で、この人はいくら儲かっている、いくら負けている、など分かってしまう。Aさんの例で言えば、コンビニで120円を使い、昼食で750円を使い、パチンコ店で5000円負けた。という詳細が分かるのです。

すると、パチンコ店では、顔認証で勝つか負けるかの微調整が可能となる。
いわゆる、ホルコン(ホールコンピュータ)で電圧調整を行い、完全確率ではない状態を作り出す事も可能となるだろう。一言で言えば、ギャンブルであってギャンブルではない。(これは私の憶測である)

その他にも、顔認証と色々な会員カードのデータの組み合わせで、個人の趣味趣向は裸当然になります。良い意味でのデータ活用であれば問題ありませんが、悪意をもった利用がされないとも限りません。

むやみに会員カードを沢山作るのもどうか。
あまり利用しないなら無くても平気だろう。

パソコンのデータ流出だけではなく、顔認証と個人データのリレーショナルが怖い。

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