試行錯誤のCUPS設定(Ricoh MP-C4503編) –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 142016
 

久しぶりに悩みました。
悩むというよりも「何で~?」という感じでした。

Linuxのプリンター設定は自宅用であれば、使うプリンター機種もCannonとかEPSONとか有名なメーカーのある程度売れている機種になります。

しかし、会社ではコピー機をプリンターの代わりにしているところも多いと思います。
うちの会社なんてそういう感じです。

一見、余計な物が無くなり、省スペースで良いと思いますが、経済的にはコピー機がリース品であったりすると、メンテナンス費用にカウンター料金が加算される事になります。

このカウンター料金って曲者ですよね。
自己の機械で何枚印刷しようが、関係ないだろう、余計なお世話だと思います。

そう思いませんか?

特に私のようなちょこちょこ印刷するような人は何故かカウンターの事を考慮して使っているような形で面倒だなとつい思ってしまいます。やはり部署毎に小型のレーザープリンターがある方が気持ち的にお気軽です。もしもの場合にコピー機を予備プリンター設定しておく方が良いですよね。

さて、このリコーコピー機のCUPS設定の顛末をご報告します。

最初から嫌な予感がしていましたが、的中してしまいました。
嫌な予感というよりも、腹が立つような感じでしょうか。

同じ事を色々部分的に変更を加え、動かしてみる。
それでも動かない・・・。
プリンターは認識してもテストページが出てこない。何でぇ?

システム的には、ファイルサーバー、社内httpサーバーになっているScientific Linux6にプリンター設定をして、このプリンターを共有(Linuxマシンで)ように考えていました。

共有する機種は、私の自宅から持ってきたX40と最近インストールしたLinux Mint6.2MATEの2台です。

Mintについては、初心者の方々が使うので、なるべくエラーを起こさないようにしておきたい
そんな事を考慮した運用を考えていました。

しかし、それ以前にプリンターが使えない。

サーバーのプリンター設定はCUPSを使うのでブラウザで、「IPアドレス:631/」で画面を出し、プリンターの追加を選び、ドライバーを当てるようなスタイルです。

使っているドライバーはリコーのホームページからダウンロードしてきた物を解凍して使います。
CentOS6とCentOS7で動作確認が出来ているという説明なのでSL6でも問題無いだろうと考えていました。またMintも同様でubuntuが動作するから大丈夫だろうと安易に考えていました。

やっぱり、このドライバーでは動かない。
カラーと白黒の2種類のドライバーがあるが、どちらも動かない。
プリンターにスプールをしているが、印刷されない。
設定を変えると印刷するが、文字列が2.3行のみのエラー印刷が何枚も出てきてしまう。止めるのが大変である。また紙の無駄使い。いちいち、コピー前に行きデータを削除しなくてはならない。

諦めかけた時にふと思いつきました。
ダメ元でLinuxに付いているリコーの汎用ドライバーを当ててみる。という作戦を・・・。

何気なくテストページを印刷してみると・・・
えっ、えっ、えっ!テストページが出てきました。

あの悩んだ時間は何だったのか。
最初からLinuxに付いている汎用ドライバーを使えば良かった。

ドライバーはこれ⇒Ricoh RPDL IV Laser Printer Foomatic/rpdl (recommended) (白黒)
カラーは使わないので充分でしょう。

MintからもLibreOfficeを使って印刷してみます。
ちゃんと印刷されました。

超感動です。
悩んだ分だけ解決すると満足感が違いますな。

汎用ドライバー恐るべし。

  2 Responses to “試行錯誤のCUPS設定(Ricoh MP-C4503編)”

  1. 同じ悩みで本当に困っていました。助かりました!!

  2. Ubuntu on さんへ

    くだらない内容でもお助けできて良かったです。

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