うなぎ擬人化ビデオについておやじ的見解 –          おやじdemo_CentOSを使う
9月 272016
 

もう動画は削除されてしまいました。

私的にはとても残念です。
しかし、なぜこれ程まで問題となってしまったのでしょうか。

映像の内容は、夏の日にプールで少女が「養って」という言葉から始まり、プールで成長し、最後に「さようなら」と言い残し、かば焼きになるというストーリーです。

私は結構、ホラー、スプラッタ系が好きなので興味をそそる内容でした。
常識的に考えれば、比喩法でうなぎ=美少女にしただけなんですよね。
流れ的には「鶴の恩返し」的な要素もあるように思います。
もし、「鶴の恩返し」を美少女がやったらエロいと思いますか?

問題となったのは・・・・

①美少女の「飼って」という言葉が少女を飼育しているような連想をさせること。
②美少女が、スクール水着を着ていること。
③最後に食べられてしまうこと。

要点を簡単にまとめるとこんな感じかと思います。

元々は、志布志市の担当者が「天然の水を使ってうなぎを大切に育てていることをアピールしたい」と考え動画を制作したらしいが、それが解釈の違いで大問題になってしまった。

でも、これってそんなに大騒ぎする内容ですかね?

問題となる点が、上記3点の映像の問題以外に、行政が作ったというのが問題なのか?
私なんか逆に行政が若い人の意見や感性を取り入れていると思いますがどうでしょうか。

では、この主人公が美少女でなく「おやじ」だったら問題ではなかったのか?

常識的に考えれば、美少女だから綺麗に見えるんですよね。
おやじの姿をしたうなぎなんて美味しそうに見えますか?

まぁ、比較はさておき・・・・

映像又は音楽しかり、見る側、聞く側の人の考え方や思想によって想像される事は違ってきます。

音楽で例えれば・・・
◎メタル=雑音 良い意味であると=元気になる音 になりませんか。
◎演歌=暗い、流行らない音楽 良い意味であると=心が安らぐ、日本的 になる。

芸術的な作品はいつも裏表があり、見方捉え方によって左右される。

今回のうなぎの件ですが、個人的思想を勝手に押し付けているように私は思います。

◎美少女がスクール水着=エロ、ロリ
◎「飼って」という言葉=拉致・監禁
◎最後に食べられる=カニバニズム(食人)

家の奥さんに言わせるとBABYMETALだってロリを連想すると言いますよ。
要するに、言っている本人達のダークな意識を押し付けているのです。
これは、本人の頭の中にある強く印象に残っている意識と知らずに自分が興味がある物として、脳の奥深く潜在意識としてあるものを言っているだけに過ぎません。

良い意味で解釈し意識を変えると・・・

◎美少女がスクール水着=若々しい、美しい、永遠
◎「飼って」という=傍に置きたい、親近感
◎最後に食べられる=本当はうなぎである事を比喩していたと実感

一つのビデオに対して攻撃する人、自分の意見を押し付ける人、世の中沢山人がいます。

思う事は人それぞれですが、文句を強く言った者が勝つような風潮はいかがなものでしょうか。
また、市側も養殖業者も立ち向かう勇気や自分たちのビデオを作った意味合いなど説明をした上で判断し、ビデオを削除すべきではないですか。

私はそう思っています。

 

《追 記》

うなぎ擬人化の件について、市長さんの謝罪文が市のHPに掲載されていました。
市長さんからすると、なるべく早く問題を収束させたいという思いがあったのかも知れません。

しかし、謝る前にHP上で良い悪いの意見を言わせるのも手ではないですかね。

市や協会側もそれなりに時間をかけて判断したのではないですか。
こういう意見が出るかも知れないという懸念もあったはず。
そのような作り側の主張があっても良いのではないですか。

その上で、視聴者皆さんで判断して欲しかったと思います。

結局、良いか悪いか?の判断って、誰が決めるのでしょうか?

私は、動画も音楽も絵画も芸術性のあるものは、全てその人次第と書きました。
そう思っています。

黒か?白か?正か負か?
色々とあると思いますが、黒白で言えば、グレーゾーンはどうなのか?
私は、このグレーゾーンが大事な事であると考えています。

何事も正しい、間違いの二通りだけではない。
曖昧な答えで良い場合だってある。
それが、今回の動画であると思う。

疑われるような動画がいけない。そう言われればそうだ。
しかし、シュールな作品で良く出来ている。そう言われてみるとそうだ。

地方の産業をみんなに知ってもらうための動画であれば、それなりに若者たちに認知してもらえるような内容のものでなければ意味が無い。プールで泳いでいるうなぎを動画にして認知してもらえますか?

今回は、Youtubeで公開されてました。
テレビのコマーシャルとかであれば、子どもから大人が見るでしょうが、Youtubeではあえて自分から見に行かない限りは目にしませんよね。

だから、そういう作品でも良いのではないですか?

何でもクレーム、寄ってたかって苛めるような社会的な雰囲気っていかがなものですか。

  2 Responses to “うなぎ擬人化ビデオについておやじ的見解”

  1. 何でもかんでも規制かけすぎ。
    自称「人権派」のバカが騒いでいるだけよ。
    これからは開き直るくらいで望むべきだな。

  2. 最近は、ちょっとした事で皆さんから袋叩きになりますね。
    世の中のストレス解消のためのガス抜きのような感じです。

    何でも反対派にはうんざりします。
    マスコミも同じような情報をしつこく煽り過ぎ感がありますよね。

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください