いまさら個人情報の漏えいと言われても・・・ –          おやじdemo_CentOSを使う
8月 292019
 

現代はスマホ、タブレット、パソコンと色々な情報ツールがあります。

昭和の時代では電話や郵便、電報とかのスタイルだったものが、全て電子化されて誰でも簡単に色々な情報に、それも迅速にアクセスできるようになりました。

電子化に伴って、役所でも会社でも個人情報は電子化されています。

誰でも使っているスマホになってからは、お金の決裁についてもスマホで簡単に行えて便利になってきましたが、問題点がひとつ、個人情報の漏えい問題です。

この個人情報の漏えいについては、いくら当の本人が注意を払い気を付けていても、役所や企業等から漏れた場合には対処しようもありません。

最近では個人の情報と言うのも必ずしも住所氏名などの基本情報だけでなく、行動範囲から趣味趣向、いつどこで何を購入しているのか?等のビックデータの元となるようなデータまで集められています。

あくまでもビックデータ(個人を特定する訳ではないデータ)であればさほど問題は無いかと思いますが、個人とデータをリンクさせるような仕組みを持たせられていたら、本当に個人の日常の全てが明らかになってしまう恐れがあります。

新しい情報として、全国民に振られている番号であるマイナンバーですが写真付きの磁気カードの普及が思わしくないために、公務員については全員磁気カードにする事が決まりました。

そして我々、一般市民においては、このマイナンバーカードを普及させるために、地元で何かを購入した際のポイント特典やら医者にかかる際の健康保険のカードにも対応するようにさせるようです。

家庭においては、スマートスピーカーで喋って音楽を鳴らしたり、調べものをしてもらったりしている人も多いかと思いますが、これも喋った内容についても録音されてデータとして残されているはずです。

仕事や友人の連絡方法としてはLINEを使う事が当たり前のようになっています。
LINEと友達関係になるのはお互いの電話番号やメールアドレスが登録されていて、これらがリンクして自動的に通知され友達関係者になっています。

LINE自体のシステムについては云々言いたくはありませんが、某迷惑な隣国に置かれているサーバーでデータが収集されていると思うと、日本製で同じような仕組みのソフトは無いのか?と思っていまします。

データ抜かれるならまだ国内の方がマシという事でしょうか。

そんな色々なデータを集めれているので今さら個人情報を一生懸命守るような事をしていても、そもそも無理なような気がします。

自分自身が守っていても家庭内(妻や子ども)、会社、友人関係者から情報が洩れれば、それでデータは吸い上げられている訳です。

「俺は怖いからスマホもパソコンも使わない」っていったところでコンビニのTポイントカードとか使えば住所も名前も何を買ったのかも分かってしまうのです。

という事は何も防御のしようが無いという事ですよ。

siriで会話が録音されていたところで体制に変化はありません。

一番の懸念は巷に溢れている情報がどこかで一つに集められ、情報同志が結び付けられ、個人を特定していくようなスタイルになった場合です。

実際のところ、これも防ぎようがありません。

いつの間にか単純な個人情報がその個人を裸にするようなデータとして確立されていて、人それぞれが、どこかの組織で分類されている。そんな近未来映画のような事が現実に行われている事だって考えられます。

還暦になる私は何も怖くはありませんが、自分の息子の代にはどうなっていくのか?

その個人情報で市民分類されていないのか非常に不安になります。

車のオートマチック、自動運転のように楽さや簡単さ、お気軽さを求めた結果が市民分類というのはいかがなものでしょか。

カースト制度?士農工商?

人間って人を分類して奴隷的な人間を作り上げたいという事なのでしょうか。

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