AIの仕事と人間の勘について –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 052019
 

遠くない未来でAIに仕事を奪われる業種業態があると言われています。

銀行の窓口業務やら事務職や経理職、PC関係のSEやプログラマ等が挙げられています。
詳しく調べればもっと沢山の仕事になると思います。

皆さんの今の仕事は大丈夫ですか?

日本は高齢者が増えて、働く若い世代が少なくなってきています。
働く若い世代が少ない分、今後はAIによる仕事が増えてくるのは確実でしょう。

交通関係では、電車やバス、タクシー等も自動運転化されて無人で動くようになれば、その仕事に就いている人は、他の仕事をするしか稼ぐ方法は無くなります。

今現在も上記で書いた事務職の仕事は正規社員で探すのは難しくなってきており、とりあえず非正規で繋いでおくかという風にみえます。

そうなったらその時に70歳、75歳まで働かなくてはならない人はどうするの?

若い人でも職に就けない人が沢山出てくるのではないか?

そう思わずにいられません。

日本の企業経営者は今現在も効率ばかり考えているので、AI導入時に高額な費用がかかっても、その分、人件費が安く済むのであれば導入を進める事でしょう。

そうなった場合、40代以上の社員でリストラ対象になるのは間違いありません。
下手したら、20代、30代ままで社員で40代は非正規となり、毎年契約更新のようなスタイルに置き換わってしまっているのかも知れません。

そう考えると、もうサラリーマンという仕事は終わっている事になります。

人生の中で一番、経験も豊富であり、仕事にも余裕が出来、若い人を教育する立場の人達がいっせいに居なくなる訳です。

自分の人生を決めるのは、「大学卒業した22歳から40歳位までの18年間が勝負」という事になります。40歳で定年を迎え年金がもらえる70歳まで生きていける金を貯金するか?細々と最低時給の仕事をして凌ぐかになってしまう。

結局、自分だけ、自分さえ良ければと言う利己主義的な風潮になってしまい、社内も同僚という言葉は無くなり、お互い敵同士みたいな構図になり、ギスギスした嫌な職場になりそうです。

すると精神的に参ってしまう人が増えてくる。
そこまでしてサラリーマンはやりたくないという人が増えてくるだろう。

仕事のやり方、マニュアルなどが完成してしまえば、AIも進化して段々とその職務もAIにとって代わられていき、40歳前に肩叩きに合う人も出てくるだろう。

新しい仕事、新規事業もAIがビックデータから情報を引っ張り出して経営者に提示をしてくれる。経営者は経営自体をAIに任せているだけで仕事という仕事は無くなり、何かあった場合の責任を取るための人材という扱いになるのかも知れない。

一般社員のみならず経営者側もリストラ対象になるという話です。

そうなると完全にサラリーマンは投了です。

生きていくためには自分の時間を切り売りするスタイルではなく、投資で稼ぐのが主流になっているのかも知れない。

会社は最低限の社員、経営者になり、売り上げは株主に配当する額が多くなるからです。

今の日本の教育では金融の勉強は教えていません。
株の買い方、売り方、用語など、親に代わって教える塾が出てきてもおかしくは無い。

そりゃ、そうでしょう。
無理やりサラリーマンになってうつ病になるよりも、自宅で悠々と株の売り買いをネットでしていた方が稼げる時代になってしまっているからです。

その時には、「AIvs人間の勘」の戦いになるだろう。

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