4miniが気になり始めた! –          おやじdemo_CentOSを使う
3月 172020
 

バイク好きな人なら「4mini]と聞けば直ぐに分かるかと思います。

ご同輩、分かりますか?

バイクの4miniとは4ストロークのミニ、つまり小排気量(50cc~)の小さなバイクという意味です。

私は勝手に、DAXとかモンキー、ゴリラ、シャリーの4種類のバイクを指して4miniと呼ばれているのかと思っておりました。

今の時代には無いバイク達です。

1970年代後半に登場したモンキーやダックスはとても人気があった車種です。
とても小さく可愛い、4ストで音も静かなバイクです。

そんなバイクも暴走族で使用されたケースも多く、絞りハンドル、直管、シャコタンと小さいにも関わらず存在感は抜群でした。

そんな使われ方をしていた関係でモンキー以外の車種は生産中止になりました。
暴走族が関係していた訳ではありませんが、スクーターにその場所を取られたからです。

ギア付きの原付よりもスクーターの方が簡単でバイク初心者でも操作がし易いのは事実です。その上、スクーターの方が価格も安いのでは、ただ可愛いだけでは売れなくなったという事です。

上記の車種は全てがホンダ製品です。

その頃のホンダは将来の排気ガス規制を見据えて早めに4ストロークのエンジンに生産をシフトしていました。

2ストよりも馬力は低いが低燃費で排気ガスがきれい。

ヤマハやスズキも似たような小さなバイクを作っていましたが、これはホンダの4車種ほど現存している数は少ないと思われます。

それはやはりエンジンが2ストである分、出力は高いがエンジン寿命が短いという事が影響していると考えられます。

ヤマハではミニトレやチャッピー、ポッケ等、スズキではエポとか出してました。
エンジンは全て2ストロークです。

ホンダの4miniが生き残ったのは、パーツが豊富だったという事もあります。
サードパーティ製品のボアアップセット等も出ており排気量アップも出来ました。

そして古く錆びた個体でも、車体が小型であった分、再生が個人でもやり易かったという事が大きと思います。

農家の納屋で眠っていた個体とか錆びだらけの個体を全部ばらして部品を磨き直し、壊れた部品は中古部品やサードパーティ製品にして復活させるレストアが流行りました。

これは今でもオークション等を通じて行われています。

海外製品でもこの4miniの人気を裏付けるように中華製品でキットバイクが安く売られています。モンキーやダックス、シャリーとほぼ同じスタイル、でエンジンは125ccです。ただ、中華製品という事もありエンジンの耐久性には問題がありそうです。

同じ4miniスタイルでもレストアされた個体と中華製4miniでは微妙に違いが分かります。
ただ、旧車の4miniは70ccとかボアアップしても88ccとかの排気量なので、馬力を考慮すると125ccというのは悪くありません。

素人の私たちが古いバイクのレストアが出来るのか?と言うと多分、無理でしょう。
レストアする場所、時間、費用を考えるとショップで購入したりした方が良い。
中華製のバイクで仕組みを勉強するのも悪くないのかも知れません。

私も最近、これから乗るバイクは125cc前後の原付2種になるだろうと思っています。

それは置き場所であったり、自分の体力、経済的なものを考慮した結果です。

でも何でもいい訳ではありません。

原付2種であっても、楽しめて存在感のあるバイクが欲しいと思う。

それを満たしてくれそうなのが、この4miniのバイクかも知れないと考えています。

乗っている方、おられましたらご意見・ご感想を頂けませんか?

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