令和時代のバイク中古車の選び方について その③ –          おやじdemo_CentOSを使う
7月 172020
 

簡単に思った事をまとめようと考えていましたが、3記事目になってしまいました。

初めて読まれる方は、その①その②を読んでいただけると分かり易いと思います。

その②で具体的に中古車のどこを見れば良いのか?を書かせてもらいました。
これはあくまでも外見を見ただけの判断によるものです。

そして一番重要な部分、それは「エンジンの状態」です。

中古車を検討されている人は、外見重視になる人が多いのですが、本当に大事なのはエンジンと周辺補器類の状態です。

外見はそれなりにお金をかければ解決する事が多い。
エンジンの場合には、最悪、エンジン自体が駄目になっているケースだってあるのです。

中古バイクは、エンジンの状態を見極める事が重要です。

バイクの場合には、前の所有者がどんな乗り方をしていたのかがとても重要ですが、友人などから購入する以外は、それを知る術がありません。

バイクのメンテナンス状態でおおよその予想は出来ますが、それが全てではありません。

初心者の方が一番、気にするのが「走行距離」かと思います。

過走行の中古車とあまり走行していない中古車が同じ金額で販売されていたら走行していない方を買う人が多いと思います。

でも、この距離数、信じていいのか?
そして、販売店、個人、信用できる人なのか?

250cc以上の排気量のバイクは車検があるので、走行距離は前回の車検時の距離を比較しておおよそ検討がつきますが、250cc未満のバイクはメーターの距離しかありません。

20年前のバイクが走行距離5000km?
あり得ません!

考えられるのは、メーターが壊れて交換した、改ざんした、本当に乗っていなかったのどれかです。

それを見破るために外装の傷みや状態、エンジンの音、始動性などで確認するしかないのです。

自分の目と耳とをフル活動するしかありません。

★エンジンの状態をみる

①始動性(エンジン冷えた状態・暖気後の状態)
②音(カチカチ音・ガタガタ音・シャーシャー音)
③オイル量・漏れ(ヘッド周り・オイルパンなどの下部)
④吹き上がり状態(スムーズに回転数が上がるか?その時に異音がしなかどうか)
⑤煙(マフラーから白煙や青い煙が出ていないか?水蒸気は除く)排気漏れのチェック
⑥暖気後にアイドリングは安定するかどうか

販売店や個人でもエンジンを先に始動させてから客に見せる場合が多いです。
少しくらい調子が悪くても暖気後であればエンジンはかかりやすいくなります。

必ず「エンジンが冷え切った状態で始動性をみる」事が重要です。

販売店や個人で現車確認する場合には、その事を必ず伝えてください。

それでもエンジンが暖気されていたりした場合には疑う必要があるでしょう。

特に、4気筒のバイクは始動性によって状態が分かる。

エンジンの音は異音が出ているのか?出ていないのか?

初心者の人には分かりにくいところがありますが、カチカチ・ガタガタ・シャーシャーとアイドリング時に音がしているバイクやスロットルを開けた時に異音が大きくなるバイクは止めた方が賢明です。

水蒸気では無い煙が出ている場合には、オイルが燃えて煙になっています。
オイル上がり、オイル下がりがありますが、どちらにしても修理費は高く付くので避けた方が賢明です。

エンジンの状態を確認するのは「音・煙・始動性」と覚えておけば良いでしょう。

とても長くなりましたので、その④に続きます。

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