アドレス110(CE47)のアイドリング安定しました! –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 042021
 

この年末年始の休みを利用して問題となっている、「エンジンを掛けると回転数が高くなる」現象を徹底的に調べてみる事にしました。

★状態

・エンジンの始動性は良いがアイドリングが異常に高い
・距離を走ってもアイドリングが高いまま
・アイドリングが高いのでクラッチが切れにくい

という事でちょっと前にFI周辺を確認したが、これと言っておかしい様子はない。
コンピュータの端子が水に濡れた形跡があり、そこの端子部分を磨いた程度であった。

最初はチョークの問題なのかと考えたが、このアドレス110(CE47)はチョーク自体が無く、エンジン始動時にコンピュータが進角を調整して始動し易いようにしている事が分かった。

今回は時間があるのでスロットルボディを外す事にしました。

★原因解明

どうやら、二次エアーを吸っていたようです。

スロットルボディとインジェクションを留めているネジの内側にゴムのパッキンが付いており、そのゴム自体がよれて傷んでいました。

前の所有者もしくはバイク屋で一度スロットルを外していたのかも知れない。

近くの日曜大工センターに行き、似たようなゴムパッキンを購入して取り付けたところ、ばっちりアイドリングが安定しました。

パッキンはゴム製品なので予備買っておいた方が良いかも知れません。
ましては海外製品(インド?)なのでクオリティは日本製の方が良いので形状が同じパッキンを探しておいた方が良いかも知れません。

★アドレス110のコンピュータをリセット

今までアイドリングが高いまま走行をしていたのでアドレスのコンピュータをリセットする事にしました。

リセット方法はバッテリーの電源(+・-)を外して30分~1時間放置するだけ。
V125のようにコネクタをショートさせるような事はありません。

★ついでに

距離を走っているアドレスなので、ついでにクラッチ交換もしました。
純正品は6000円程度です。社外品の方が値段が高かったように思います。
バネなども交換しました。

ウエイトローラー(9g)とベルトも交換したので駆動系はまた2万キロは大丈夫ではないかと思っています。

目指せ!10万Km!!

ただ、駆動系の汚れ(ベルトの削れかす等)が酷いので5000km毎に蓋を開けて掃除するようにしようかと考えています。

★結果

やはりとても静かです。
クラッチも時速15kmでちゃんと切れるようになりました。
スーッとエンジンブレーキが利き、15km程でカチッと惰性で進みます。

アイドリングもスズキ特有の止まりそうで止まらない回転数です。
粘り強い印象です。そこそこ距離を走ると安定します。

スクーターと言えど、やはり調子が悪いと乗っていて不安になるし、楽しくありません。
エンジンに関係する故障は早めに特定して修理をしておきたいものです。

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