ATOMサーバーにプリンターを繋げる・・・ –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 022013
 

WinXPのマザーとCPUを交換した事により、レガシーポート(パラレル)が無くなり宙に浮いてしまったプリンター(EPSON-PM670C)ですが、このプリンターを唯一パラレルポートのあるATOMサーバー(D510)に繋げる事にしました。というよりも繋げるしかなくなりました。
ATOMサーバーはCentOSですが、GUI(GNOMEやKDE)はインストールしていないので、WindowsXPのリニューアルしたPCから、TeraTermを使いSSHでサーバー設定を行いました。
プリンターを設定する方法は2種類あります。一つはSAMBAを使ってサーバーに接続する方法、もう一つは、ATOMにCUPSを使ってプリンターサーバーする方法です。SAMBAはどちらかというとファイルやホルダーをWindowsと共有させる仕組みですが、CUPSはもともと、Appleがネットワーク向けに作ったブラウザーで操作が出来るプリンターサーバーです。まぁ印刷すれば同じですが、ブラウザーで確認も出来るし、常時稼動させているATOM鯖なのでプリンターを繋げておくのは丁度良かったのかも知れません。

細かなCUPSの設定方法(SSL公開鍵など)については、ネットで調べてもらえれば詳しく説明してくれているサイトがありました。
私はこのサイトを参考にさせて頂きました。
 ⇒ 「はじめての自宅サーバ構築 – Fedora/CentOS -」
とても詳しく書かれていたのでミス無く設定できました。

HTTPSで接続するので、SSLの設定を先ず行い、CUPSのConfigをポート631に設定し、自分の許可するネットワーク(192.168.*.*)を書き換え、先に作ったSSLのKEYについての記述を最後尾に付け足します。そして保存しCUPSを起動してます。
接続方法は「https://サーバーIP:631/」とすると以下のような画面が表示されます。
Screenshot-3この画面が表示されればOKです。Screenshot-4プリンターもちゃんと認識しているか確認します。
Screenshot-2あとは、各クライアント側でネットワークプリンターの設定をするのですが、普通の共有プリンターとちょっと違いパスをきちんと設定しなくてはなりませんでした。(特にWindowsXP)

CUPSにするとインターネット経由で外部からプリントアウト出来る事です。
会社にいて会社から自宅のサーバーのプリンターでとっておきたい書類などで使用できると便利な事あるのではないでしょうか。
そのためには、cups.confに許可するIPを会社のIPで登録しておくと可能になります。
また、ルーターでは631のポートを開放しておくことが必要となります。
私の場合には、自宅でしか使用しないのでLocalnetだけ許可設定にしてあります。

そんなこんなで古いインクジェットプリンターはATOMサーバーに繋がり延命しました。

  2 Responses to “ATOMサーバーにプリンターを繋げる・・・”

  1. 余分なものを背負わされて可哀相なATOMちゃん・・・

  2. 普通でしょう!笑
    SAMBAで繋げるより負荷は少ないと思います。

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