ももクロに対するイジメは現在の日本の象徴 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 172013
 

ももクロがあるフェスに参加するという事が発表されてから、賛否両論になっています。
記事はこちら ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000048-rbb-ent

最近の日本人の傾向を現していませんか。
自分に気に入らない事があれば、攻撃する。ある意味嫌がらせというか。
音楽は人を楽しませるものでありながら、音楽ジャンルに拘り、相手の気持ちも考えずに、言いたい事だけ言うわけです。
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ももクロに関しては、今まで車で寝泊りをしながら頑張ってメジャーとなった経緯があり、営業的にもプロレスの前座的な事から、俗に言う人が嫌がるような仕事もしてきた苦労人でもあり、まだ高校生の年齢なのに、その辺の若い人達よりもよっぽど苦労していると思います。それこそブルースではないのか。

事の発端は、オズフェストというメタルのフェスに参加するにあたり、プロモーター側への批判や嫌悪感を示す声が多いという。

先ず考えなくてはならないのが、オジーだってチケットが売れないと日本で開催する事も今後出来なくなるということだ。
そして、ももクロがメタル・ロックではないという事に関して場違いだと思う人の考え方。
日本でしか生まれない日本のロックとアイドル融合形態。
今までサマーソニックやフジロックなど、ロック、ジャズなどジャンルに拘ったバンドを参加させていましたが、このような形態をももクロが変えたと言うことです。ももクロの生い立ちを考えたらブルース以外の何ものでもない。

それにしても、わざわざ、プロモーターにまで文句をいう奴は、学校のモンスターペアレンツとある意味同じでないか。
結果的に良いか悪いかは、モンスターが決めることではなく、見に行ったオーディエンスの方々の評価で決まるもの。

ももクロは外野のイジメなんか気にせず雑食系ロック魂を見せ付けて欲しい。

イジメ・ダメ・ゼッタイ

  2 Responses to “ももクロに対するイジメは現在の日本の象徴”

  1. 批判を何でもかんでもイジメと考えるのは極論ではないですか?

    例えばフランス料理のフルコースを頼んだのにさんまの塩焼きや味噌汁が出てきたら「話が違う!」となると思いますが、それのような話で、別にさんまの塩焼きや味噌汁自体を批判しているわけでは無く、「出る場面が違う」という事を言いたいだけではないですか?

    そして、「オジーだってチケットが売れないと日本で開催する事も今後出来なくなるということだ」との事ですが、オズフェストは通常1日開催であるのに対し、日本では2日間の開催です。
    それを1日開催にし、出演バンドを吟味して開催すれば、それなりに人を集められたのではないでしょうか?

    そしてその2日開催のうち、1日はオジーもブラックサバスも出ません。
    それに対して、オズフェストはオジーオズボーンやブラックサバスがメインのイベントのはずなのに、彼らが出ない日があるのはどうなのか?ということにも批判の声が出ていました。
    それは「たこ焼き屋台」と銘打っているのにタコが入っていないようなもので、そんな風にプロモーター側がオズフェスの主旨を無視している、またはリスペクト精神が感じられない事を嘆いているのであって、ももクロだけが問題ではないのです。

    そして、サマソニやフジロックとオズフェスとでは意味合いが違います。
    平たい言い方をすればサマソニやフジロックは「普通のロックフェス」ですが、オズフェスはオジーオズボーンがオジーオズボーンの為に作ったイベントで、オジーやブラックサバスをトリビュートする為のイベントでもあるわけです。

    そうであるならば、出演するバンドもオジーやブラックサバスを敬愛するようなバンドでなければならないわけです。

    考えてもみて下さい。
    ももクロが発起人となり、ももクロによる、ももクロの為のイベントが開かれたとして、ももクロとは縁のなさそうなロックバンドが出演をして、「ももクロの曲を聴いたことがありません」「ももクロのメンバーの名前を知りません」(あくまで例えばの話です)というバンドが出演したら、「ももクロの為のイベントのはずなのに何しに来たの?」と思いませんか?
    そしてファンも、そのバンドさえ見られればそれで満足で、肝心のももクロには興味がないだったら(再三言いますがあくまで例えばの話です)、「いや、一体誰の為のイベントかわかってる?」「客さえ集められればなんでもいいの?」と愚痴の一つも言いたくなると思いますね。

    そんな風に客寄せできればそれで良くて、リスペクトの感じられないキャスティングをする運営陣に対して怒っているのであって、みんなももクロが嫌いだから批判しているわけではないですよ。

  2. ひとことさんへ

    長分でのコメントありがとうございます。
    自分で書いた記事ですが、だいぶ前に書いた物なので自分でも読み直してしまいました。

    ひとことさんの言われる通り、運営側に対しての怒りであるという事で、ももクロが嫌いだからという事では無いという事は良く分かりました。

    オジー、並びにブラックサバスなどのハードロックについては、基本的に現在の日本の音楽環境で理解している人は数少ないと思います。

    そしてオズフェストの開催を2日にしたのも運営側だとおもいますが、この事によって、本来趣旨から外れてしまっているバンドやももクロのようなグループもあったはずです。

    結局、プロモーター側はそんな事よりも売り上げしか考えていない。という事なんでしょうね。逆に考えると、Bサバスやオジーをリスペクトするバンドが出演するようなイベントであればイベントそのものが成り立ったのかどうか?

    本来、その事で運営側に向く怒りが、一部の心の狭い人達によるももクロへの攻撃に変ってしまったのは事実ではないでしょうか。ただ、これがイジメという表現が正しいかどうかは何とも言えません。

    私がイジメという言葉を使用したのは、最近の日本人の傾向として、何か気に入らない事があれば「寄ってたかって叩く」傾向が強いですよね。その事で呼ばれたももクロが出るかどうか判断したのはマネージャーであり、本人達ではないと思っています。ももクロもこのイベントに出演したいために売ってきた訳では無く、多分、集客のための客寄せとしての依頼では無かったのかと思っています。

    そうなると、呼ばれて出演したのに何で文句いわれるのか?という事になります。

    メタルやハードロックに対する音楽がまだまだ日本では理解されていない事がおおきな要因になっています。

    確かにロックフェスにアイドルグループが出るのはどうか?と思いますが、これはBABYMETALにも同じ事があてはまります。本当のロックを聞きに来たのに何だよ!と思う人は必ずいるでしょう。

    そういうメタルやハードロックをあまり知らない人達を集め、ロックを啓蒙するイベント、そしてイベントを毎年継続させるための工夫という観点からすれば悪くないと思います。

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