初心者 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 152017
 

仕事で会社のホームページの作成更新を行っている人や仕事でホームページを作っている人も読者の中にはいらっしゃるかも知れません。

少し前のホームページは固定のページが多く、HTMLや専用のソフトで作っていたと思います。

それが今はWordPressに代表されるような動的なホームページが主流ですよね。

未だにWordPress等のソフトを使ったホームページを作っていない会社は、ネットに公開しているホームページをあまり更新しないような会社であると思っています。

特にPCやネットの知識が無い経営者の場合は、こんな事が多々あると考えています。

こういう経営者のいる会社って大体が作る時だけで更新する等の作業を考えていないんですよ。
今はホームページ(以下HPとします)は更新しなくては、見に来てくれなくなるのは当たり前です。

ちょっと更新をしないだけでも閲覧数はがた落ちしますよね。

「とりあえず作っておけばいい」みたいに思っている会社や企業は結構多いんですよね。

そして現在の主流になっているWP等は一度作ってしまうと、どこのパソコンからもネットの接続さえ出来れば、更新などの作業もできるようになっている。

極端な話、スマホでも出来ます。

世の中のHPは半数以上がWordPressを基本に改良、改造されたページを使用していると考えます。

業者さんも、その方が行程を短く出来て、やり易いという事だと思います。

このWP等は使用するにあたって、多少の知識が必要となります。

データベースとしてMySQLを設定出来る事。
WP本体をインストールして環境設定。
サーバーのPHPのVer確認などなど・・・。

素人の人が使いたいと思ってもちょこっと勉強しないと使えないという敷居があります。

Linuxでサーバーを作り、ApacheでWWWサーバーの設定をしたりすると、勢いでMySQLを導入し、WPが使えるかどうか確認したりして遊びます。私がそうでした。

結果、個人で楽しんで遊んで作ったサーバー、Linux、WPの知識が今現在の会社で生きているという事実であることは間違いありません。

ローカルネットワーク上にあるサーバーにもApacheを設定しWPを動かしています。

これは、練習、作業用途として職員の練習や勉強用、HPの案として便利に使用しています。
その他には、社内の伝達用掲示板(CGI)としても使っています。

個人でサーバーは難しいと思っている人はレンタルサーバーを使用すると結構、比較的簡単にWPをインストールして使う事が可能です。その上、レンタルサーバーは安いです。年間で5000円くらい払えば、使い切れないような容量が確保出来ます。

インストール後は、WPのどのテーマを使うのか?
デザイン、色合いはどするか?
記事は?固定ぺージは?

面白い楽しい事が沢山です。
えっ、面倒臭い?

いいえ、面倒なのは部品(写真やロゴや絵などを作っておくこと)の方が私は面倒臭いと思いますよ。それと部署で資料を出せとと言っても出さないとかの催促のとか・・・。

このWPを本格的に使いたいと考えるとPHPを勉強する必要があります。
でも、標準形で使ってもそこそこのHPは作れると思います。

興味のある人は挑戦してください。
後々、知識として生かせると思います。

10月 062014
 

久しぶりに質問が来ました。
超短文で、「私にLinuxは覚えられますか?」という質問です。

差出人さんの情報は何もありません。
年齢や使用しているパソコン、Linuxを入れて何に使用したいのか?という最低限の情報があれば、それなりに答えを出し易いのですが・・・。それは無いという事で仕方ありません。

私の推測は、多分、18~30歳前後、男性、windowsをメーカー製品のパソコンで使用している。
こんな感じの人と想像して書く事にします。・・間違っていたらごめんね。

一番の課題は、本人のやる気次第でしょうか。

やる気があれば、知らない事も自分で調べ、マスターしようと努力をする。逆にそんなにやる気が無ければ、途中で投げ出すという事なんです。私も30歳台に一度RedHatを入れて、勉強していましたが、難しい設定で躓き、放置プレイをしてしまい、投げ出してしまった経緯があります。その時に逃げ出さずに、努力していれば、Linuxに対しての技術は今の知識とは段違いになっていただろうと思います。若い頃に覚えるということは、先々その知識を有意義に使えるという事が可能なのです。

仕事だって、サーバーやLinuxに関係する職種だって選択できたかも知れません。そういう意味で、若い人にはwindowsだけでは無く、Linuxをもっと使って欲しいという事を何度も記事に書いてきました。日本はwindows一色で、どの会社も行政もwindowsだらけであり、一企業のOSが世界標準のようになっている事に、いやらしさを感じています。

実際に私がCentOSを含め、本腰で勉強を始めたのが50歳前後です。
そして自宅サーバーが出来たり、メール、httpd、wordpressなど扱えるようになりました。
投げ出した時との違いは、分からない事は、専門書でもネットでも何でも調べてみる、という事です。
ピンポイントでの答えが無くてもヒント的な事は必ず見つかります。何度も繰り返し作業をする事で、コマンドやファイルの場所を覚え、何となくここがおかしいのではないか?という予測が付くようになります。そうなると作業はとても捗ってきます。

さて、「私にLinuxを覚えられますか?」の質問に戻りますね。

メーカー製のパソコンを使っている人は、Linuxを勉強する前に、用語やパソコンの仕組みを多少勉強する必要があるかも知れません。例えば、自作派の人は、部品を組立て、完成してからOSをインストールする、という一連の作業をしています。このOSをインストールする作業がとても重要で、メーカー製パソコンには無い行為です。メーカー製品は最初からインストールされているので、細かな作業をしなくても使えてしまうからです。

OSをインストールする時には、インストール先の指定(HDD or SSD)、そしてネットワーク(gateway、Localnetwork、DNS)など自分の環境を指定をして使えるようにしますが、そういう大事な作業がメーカー製品ではショートカットされているので、先ずはwindowsくらいは自分で再インストールするとかしてみるべきかと思います。これは安い中古のデスクトップやノートパソコンで試してみるのが良いでしょう。今使っているパソコンでやってしまったら、失敗すると元に戻れませんから、やらないようにしてください。

試験用パソコンは一台あると本当に便利です。
余っているパソコンがあれば、それを使ってみてください。

Linuxを覚えるためには、とりあえずインストールしてみる。
そして毎日使ってみる。という事が大事です。

答えになっているか分かりませんが、私も同様に同じ事を思っていた時期があったので、私自身が答えなのかも知れません。そのためには短時間でマスターするなんて考えずに、windowsの代わりに使ってみるか?レベルで良いのではないですか。使っていれば必然的に覚えてしまう事も結構あります。

7月 212014
 

最近は仕事先のメーカー製品のパソコンを触っている事が多く、自宅で自分のパソコンを触ると、落ち着きますね。仕事先のパソコンは自分の好きなソフトが入っている訳でもなく、CPUやメモリも最初から与えられている条件のままです。

自分のパソコンは機種が古くても、それなりに使えるようにメモリを増設したり、CPUを交換出きるのであれば上位の物と交換したりして、使い易くしますが、仕事で使うパソコンは、そういう工夫無しに、遅くてもそのまま、壊れたら交換というパターンが多く、良いスペックのパソコンでも付いているメモリが少なかったりと残念な事が多いのです。

仕事先のパソコンだから、自分でメモリ増やす訳にもいかず、もったいない感がたまりません。こう思う人結構いるのではないでしょうか?

前から自作をしている人は、自分が組み立てる事に関して、そんな技術的な事など考えたりする事は無いと思いますが、メーカー製品を購入している人からすると、パソコンを作る?というのがとても高度な技術を持っているように思えるようです。

特殊な技術?=お宅な知識?

殆どの人は趣味で自分が使うパソコンを作りますが、人によっては、友人や関係者のパソコンの要望を聞いてあげて、それなりの部品を用意して作ってあげる、いわゆる商売的な趣味としている人もいるかと思います。

私も、過去にある会社に収めた自作パソコンが50台以上あって、同じ部品を用意するのがとても大変だった記憶があります。

そんな多くの部品を取り扱うと、中には初期不良で真っ当に動かないMBやHDDも中にはありますが、こういう場合は大口顧客のクレームでHDD数台、MB何枚か予備を提供してくれるようになります。最近はQC(クオリティ・コントロール)されていて、あまり初期不良という言葉は出てきませんが、以前のMB(pentium時代)ではビデオカード含め、多かったように思います。

今は、本当に安い資金で、そこそこのパソコンが作れます。
パチンコしていたら、30分程で無くなるような金額で作る事ができるのです。
そして、Linuxを入れたら、細かな調整で1週間以上悩んだりして、投資した金額以上に頭を使うような事になったりと楽しませてくれます。

そう考えると、自作&Linuxの趣味は高等ですよね。

飲んだり、パチンコしたりしたお金では何も残りませんが、自作パソコンは物も知識も自分に全てが残り、経験値として蓄積されることになります。windowsの知識とは、難しい面をあまり使わせないような技術で出来上がっているように思いますが、ことLinuxに関しては、ネットワークの知識、DNSの知識、色々な専門用語など、それなりに覚えないと出来ない事が多くあります。

そういう面では、トラブルが発生した時には、windows使いの人程、困る事が多くなります。それは難しい面はOS任せになっているので、自分で設定をしていない、自動処理されているので、対応しようが無いという事でしょう。自分でネットワークを構築して、host名を指定して、ゲートウエイ、DNSの設定をする、単純ですが、全て自動化するのはどうなの?と思う時があります。

一つ一つの問題を自分なりに検証して、答えを導き出す。
頭をフルに使い、色々やってみる、一度悩んだ事は忘れない。

こんな大事な要素が自作パソコンとLinuxには沢山詰っています。