攻撃 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 222014
 

このスペルでわかる方いらっしゃいますか?
T_Tの泣いている顔ではありません。

これは、Internet of Things=IoT と言って、冷蔵庫や電子レンジを含めた家電製品がインターネットと繋がって、スマホなどから状況確認や操作ができるような仕組みの略称です。

新しい分野のスマート家電とも言われていますが、普通の家電製品から車や医療機器、防犯カメラ、建物の空調機器があります。2017年には2,400万世帯に拡大する見込みだそうです。

一般家電製品にそんなに求める事ってありますか?

冷蔵庫に何が入っていて、いつ購入した食品なのか?賞味期限はいつなのか?
はてさて、テレビやレコーダーの予約状況、エアコンやお風呂を何時に設定するとか。
これから呆け老人が増えるのに大丈夫なんでしょうか?
自分で設定しておいて忘れてしまう、「俺はそんな設定していない」など言い出しかねません。

家電自体が言葉で喋って動いてくれれば楽ですが、スマホや本体でデータを入力する必要もあるし、家の奥さんにそんなデジタルな行為を求めても無理のように思います。逆に全部やらされそうで嫌な感じしませんか?

家電は家電でも中にはOSが入っていて制御されています。
ということは、セキュリティ面も考慮すべき事項になります。

ニュース記事にこんなものが出ておりました。

itmediaニュース1月22日付より引用です。

冷蔵庫が迷惑メールを発信?「モノのインターネット・IoT」のセキュリティ不安が現実に

テレビや冷蔵庫といったスマート家電から防犯カメラやビルの空調、医療機器に至るまで、あらゆる機器がネットにつながる「モノのインターネット」(Internet of Things=IoT)が普及する中で、IoTに対するセキュリティ不安も高まっている。米セキュリティ機関のSANS Internet Storm Centerはこの問題にスポットを当てたWebキャストなどを開催。企業向けのデータ保護サービスを手掛けるProofpointは、冷蔵庫などのIoT機器から迷惑メールが大量送信されているのを初めて確認したと発表した。

 Proofpointによると、2013年12月23日~2014年1月6日にかけて、10万台位以上のコンシューマー機器から75万通以上の迷惑メールが発信された。ホームルータやマルチメディセンター、テレビといった機器、それに少なくとも冷蔵庫1台が不正侵入され、攻撃の踏み台として使われていたという。

 攻撃者はボットネット型マルウェアを使って他人のコンピュータを操るのと同じ手口で、ホームルータや家電などを「thingbots」(モノのボット)化して操り、不正行為に使っていたとされる。

 こうしたデバイスはセキュリティが手薄で、PCよりも簡単に不正侵入されてしまう可能性があるとProofpointは指摘する。多くは設定ミスがあったりデフォルトのパスワードを使っていたりして、完全に無防備な状態で公のネットワーク上にさらされているという。

 スマート家電などネット接続型デバイスの台数は今後数年のうちに、ネットに接続されたコンピュータの台数4倍に達するとの予想もある。IoTを使った攻撃の発生は、セキュリティ上重大な意味があるとProofpointは警鐘を鳴らしている。

 危険にさらされているのはコンシューマー機器にとどまらない。プリンタや防犯カメラ、空調、ビルの警報装置、医療機器、車など、あらゆるモノがスマート化されてチップが組み込まれ、ネットに接続されるようになっているとSANSは解説する。

みなさん、どう思われますか?

一般家電製品であれば高齢者も使用します。
もちろん、家の奥さんのようにパソコンに疎い人も使います。
そんな方々が狙い撃ちされそうですよね。

冷蔵庫が迷惑メール配信くらいなら笑えますが、扱い方(変に操作された場合)人の命に関わるような設定をされる懸念もありませんか?防犯カメラなんて、事件後に操作されて、押収される前に消されたりする事だって可能性が無い訳ではありません.

家電にも注意しなくてはいけない世の中っていうのもどうですか。

12月 092013
 

このところ企業関係のニュースでXPをvistaや7に移行するのかどうかの記事多いですよね。
実際のところ、移行しない(移行出来ない)企業も多くありそうです。

普通の事務としての使い方では無く、基幹系システムを動かしていたりすると、そのままvistaや7に移行できない(ソフトが動かない)という現象があるようです。・・・前からXPは2014年には更新しないって言っていたのに何で対処していないんだ!とか意見もあるかと思いますが、こういう用途で使われていると、実際不安定な形での移行は出来ませんし、逆に障害を起こす可能性の方が高くなります。

今、言われているのは・・・・・・

1. XPの更新が終了すると沢山の攻撃が予想される。
2. ウイルス等沢山出回る。
3. 使っていると周囲の人達に迷惑がかかる。 などなど・・・。

そこで想像なんですが・・・・・

これから消えゆくOS用のウイルス等作るメリットってあるんですかね?
ウイルスや脆弱性のある箇所を狙った攻撃も不特定多数の一番多いOSに向かいませんか?
それが一番作った側にもメリットがある。
いわゆる汎用型として使いまわせる訳ですよね。

vistaや7をさておき消えゆくXP攻撃って少ない得しか無さそうに思いますが、皆さん、どう思います?

そうなると、XPを使っていると攻撃され易い!なんて作り出した人は、MSの関係者とかPCメーカーの関係者が販売目的による利益追求のための偽装工作だってあり得る訳です。

PCの知識の無い人は、XPを捨てて、直ぐに買い替えなければいけないと思うし、下手したら、高齢者がネットにも繋がっていないパソコンを買い換える事だってあるけです。販売店に相談したって、「買い換えないと危ないですよ」なんて言われて、「そうか、じゃぁ買うか」みたいな感じになるのです。他人の事だからどうでもいいよ!と思う人もいるかも知れませんが、言い方変えれば、使える物を使えないと嘘をついて売りつける悪徳商法と変わらないと思いませんか?

XPに対して、攻撃が増えるかどうかは現時点では分かりません。
これから使い続ける気持ちの方は、それなりの注意を払い、何かあった場合の対処方法も考え、使って欲しいと思います。

私なんて、家にはWindows2000がありますので、XPは最新OSですよ。

これから年賀状作ったり、アクセスで住所録作ったりも全てXPか2000を使います。もちろん、ネットには接続していません。ネットに繋がっていないPCだから、こういう作業には向いていますし、何しろデータ保全には最適この上なし。全てのPCがWAN(外部インターネット網)に繋がっていなくてはいけないという事ではありません。

それよりも、1台のパソコンであれこれするよりも、パソコンに合わせた作業分担で複数のPCを使うのも悪くはないのではと考えます。

捨てずに上手く使おうXP。