自作 – ページ 3 –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 162014
 

私に読んで頂いている方からメールがあり、「自宅サーバーを安く作りたいのですが、今出ている商品なら何を選びますか?CPUにはこだわりはありません」という内容です。以前にAMDのC60で自宅サーバーでGoGoという記事を書きましたが、選んだ部品も今販売されている商品で案を作ってみました。一つの選択肢になってもらえればと思います。

Linuxでサーバーを作るのも、やはり自作された方が一から作り上げたという気持ちになりますし、初めて自作される方はパソコン本体の中身の構造も理解出きるので、メーカー製品を購入してサーバーにするよりも、パーツ単位で購入し、組み立てた方が後になって部品を交換して性能をアップさせたりする事も可能になります。

選択した部品は、その後にデスクトップとしても活用が可能な物を選びました。

◆選んだ商品はこちら◆

◆部品代合計金額 26,832円

◆私のコメント(選択した理由)◆

CPUはLGA1155で一番安いCPUですが、ATOMやE350よりも処理能力は高いし、後々、交換も可能です。CentOSやUbuntu,Scientific-LinuxをCUIで使用するなら充分な性能だと思います。MBについてはH61のチップセットであれば安価に購入出来ると思うので、選択したASRockで無くても良いと思います。メモリは2GBでも大丈夫ですが、Xを使う事も考慮しての4GBにしました。最近は1600のメモリも出ていますが、MBによっては1333までしか認識しない物もあるので購入する際には注意してください。ハードディスクについては、サーバー用途で500GBは充分な容量ですが、デスクトップも使ってみたいという人は1TBとか選んでも良いかも知れません。ケースは私がATOMサーバーで使用している物と同じで、150Wの電源が付いています。2年連続稼働させていますが故障は無いし、組み立ても作業し易いと思います。音も静かです。DVDスーパーマルチドライブですが、サーバー用途であればインストールの時だけ取り付けて、終わったら外しておいた方が壊れないかも知れません。ケース内の空間も広がるので空気の流れも良くなり温度も下がると思います。

この仕様で新品部品を使って27000円弱ですので、コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。足を使って身近なPCショップの投げ売り商品を探したりすれば2万円前後でも作れる可能性があります。この金額よりも安価にしたい場合にはメモリを4GBから2GBにする、HDを500GBから320GBにする、CPUを下げる(celeronの下位)方法もあります。

どうせサーバーを作るなら、自分で作って出来上がった物は格別だと思います。
仏像に例えると、自分で木から彫って魂も入れるという事になります。
愛着の度合いが違います。

自作サーバーを検討をされている人の参考になればうれしい限りです。

2月 132014
 

ここで私もそうですが、XPを止めてwindows7やwindows8にする人は多いはずです。
自作派の方であれば、もう処理が済んでいるか、もうやる事は決めていると思います。

一般の方であれば、古いPCは買い換えるというスタイルです。
使い慣れたOSやofficeXPなどとお別れになります。ドナドナですね。(T_T)

一般の人でも最低限データの移行は必要になりますが、そのやり方が分からない人が多いのではないでしょうか。データと言っても、自分で作った書類からダウンロードした音楽、お気に入りのサイトです。今はUSBメモリも大きな容量で安いので、ひとつ用意して、そちらにコピーして移すのが一番簡単な方法です。自分で作ったワープロ、エクセルのファイルはマイドキに入れてあるとか、デスクトップに出し放しとか、それをUSBメモリに移動させて、新しいPCが来たら、自分のホルダーに移せば良いわけです。SDカードとかお持ちであれば、最悪そちらに移してもOKです。(ただし、新しいPCにSDカードを読み込むスロットがあるか確認してください)

今回、私もXPからwindows7にするに当たって、CPUを交換したり、SSDを購入したりと多少のバージョンアップをしました。そのまま使っても良かったのですが、これからまた数年間安定した状態で使いたい、というよりも使わなくてはならないので、ここは部品代にケチって後々、出費するよりも気持ち良く新しいOSが使えるようにしました。

普段はCentOSやScientific-Linuxばかりで、ことPCパーツに関しては中古でも何でも構わないという気持ちが強かったのですが、このOSにすると物欲というか、どうせならこうしたい!というスピードを求めるような気持ちになってくる気がします。それは、windowsというOS自体が最新パーツや最新機器ではないと、その新しい仕組みや機能などの恩恵が受けられないからです。本当は、そこまでしなくても使える設定ができると思いますが、PCメーカーや販売店、関係している部品メーカーなどが恩恵を受けるような仕組みになっているので一般人はそれを受け入れざる負えません。

そうする事によって、パソコン・周辺機器会社も潤い、新しい機器も増える事に繋がってくると思いますが、まだまだ使えるパーツを自ら駄目出しをしているような感じです。今回は息子のPCを同時に作る作業もあったので、自分の余ったパーツはうまくそちらで使えるような形にしましたが、もし私のPCだけだったらまだまだ使えるパーツを捨てるようになってしまいます。

Linux自体は、最新の機器に対応するのは難しいので、1.2世代前のパーツを使って組む方がさほど難しくなくインストールが済みますし、ドライバーも修正されていて安定しているはずです。

◎windowsは最新機器や最新パーツを要求するOS
◎Linuxは2.3世代前の機器やパーツを要求するOS であるという事。

ですから、XPマシンは捨てずに、Linuxを入れると比較的安定して使えるマシンになると思います。
そして新しいwindowsマシンとネットワークで接続して、sambaでファイル共有して楽しめるマシンとして生かして欲しいと思っています。

2月 122014
 

最後に生き残っていた息子のXP、pentium4マシンですが、XPがサポート終了と言う事で余っていた私の部品と足りない部品は購入して、この休みにwindows-7マシンを作りました。

仕様ですが・・・・

1. M  B・・・GIGABYTE G41-Combo ver2.0
2. CPU・・・Core2duo E8400
3.Mem・・・DDR2 2GB×2=4GB
4. VGA・・・Zotac GeFoce GTX650
5. SSD・・・CFDー128GB
6. H D・・・WD green 2TB
7. DVD・・・pionner blueRay再生+DVDマルチドライブ(バルク)
8. OS・・・・windows-7 pro 64bit

amazonに注文しておいたwindows7のdell DSP版が届いたので早速インストール開始。
SSDだけあって速いこと。
私のHDでインストールした時のwait時間と全然違います。
CPUは私が使っていた物のお下がりCPUですが、使ってみて遅いようであればquadコアに差し替えようと思っていますが、このインストールの素早さを見ているとそんな必要性は無さそうです。まぁ本人が速いCPUが欲しいという事であれば、自分で稼いで買えばいいんです。Q9550あたりでも1万円前後で買えますからね。MBが単品(付属品、マニュアル無、ドライバーCD無、ケーブル無、箱無)で1780円で買いましたが、すこぶる調子がいいです。何で中古で売ったのか分かりません。本体はとても綺麗です。

VGAとSSDは唯一、新品で購入しました。
まぁオンボードのVGAでは、ちょっと可哀想だったので奮発してあげました。
HDのWDはXPの時にデータ保存用に取り付けていたものです。
データは全てこのディスクに入っているので、移行の必要が無くなります。
古いXPマシンは分解せず、少しの間はそのまま保存をしておき、何かあったら起動できるようにしてあります。・・・一度新しいOSで、それもSSDを使ったら遅いHDのXPは使いたくはならないですよね。

インストールも完了して、プリンター等周辺機器のドライバーをセットして完成したのが、夕方です。
途中でアップデートをやらなければ、もっと早く完成していました。

新しいビデオカードなので画像も美しいし、3Dのデモを見ても綺麗に動きます。
うぅ~自分も欲しい。
また、物欲がぁ~
と言いながら、実は同じSSDを家の奥さんに内緒で買ってきました。
早速、ばれないように自分のQ9450マシンにSSDを取り付けます。
ふっ、ふっ、ふっ、奥さんの知らぬ内にパワーアップしている私のPC。

段々と歯止めが効かない状態になりつつあります。
SATA3のPCIカードも買ってしまおうかな。
玄人指向のサングラスおじさんの顔が目に浮かびます。

いかん、いかん、このブログはCentOSのブログだったのを忘れていました。