鯖 –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 302014
 

花粉が飛び始めました。特に関東圏については飛散が1週間昨年よりも早いとの事です。
仕事先でもくしゃみや鼻水全開で集中力が無くなります。
早めに処置をしようと思います。

さて、今回はサーバーの攻撃について書きたいと思います。
というのが、ちょっと前の投稿で攻撃についての記事を書きましたが、この2.3か月にサーバーのhttpdやNTP、そしてdovecotなどのサービスに毎日のようにしつこい攻撃跡がlogに残されています。

その対応として、攻撃先のIPを遮断したり、エラーログから自動的に該当するIPを停止させていますが、それでも攻撃が無くなりません。

毎日のようにメールで止めたIPの報告が自動的に上がってきます。

仕事が忙しい人はサーバーのlogをゆっくり見るという行為が出来ないので心配な面が多々あると思います。攻撃を受けても、サーバーが遮断、httpdであれば404で返すという一連の仕事をサーバーがこなしてくれている分には心配ありませんが、自分の知らないソフトの脆弱性や攻撃を仕掛けてくる連中の「これがダメなら、違うやり方で突破する」という考え方があるので、そのまま放置という訳にもいきません。

事前に怪しいIPはdenyIPにすべきです。

私の場合にはSSHはローカルのみでしか使えないように設定してありますが、外部から操作出来るように設定をされている方は、安易なIDやパスワードは止めて、合鍵を作るかなどの方策を取った方が良いと思います。一度突破されてしまうと裏口を作られてしまい、いつでも侵入を許す事にもなりかねます。

また、不要なサービスを停止させる事も忘れないでください。

結構な量のIPアドレスをdenyにしていますが、それでも攻撃があるという事は、その分の量が乗っ取られているという風にも考えられます。特にIPアドレスが連続しているものは、企業のIPアドレスなど使用しているように思えます。

◎個人サーバー=個人の責任
◎企業サーバー=会社(部署)の責任?

企業と言っても、大きな企業から中小企業まで存在しています。
その中でも社内にシステム部門や情報管理部門が無い企業のサーバーが狙われていると思います。

◎システム(情報部門)が無い=誰かが兼任で時間の空いている時に作業している

こんな構図になると思います。
そうなると、サーバーの日々の内容やlogなど誰が責任をもって管理しているかが曖昧になってしまい、もし問題が起きても最悪気が付かない、気が付いた時点でもう乗っ取られた後という最悪のシナリオが待っています。このような企業のIPがこのような攻撃IPに活用されてしまっているのが多いと考えます。問題点は経営者がPCの知識やセキュリティ面について投資をするつもりもないし、理解度が低いという事もあるかと思います。

「そんな企業のサーバーだから乗っ取られても当然の結果だろ」

と感じる人も多いと思いますが、兼任で管理させられていても、最低限やるべきことはやっておく、それが出来ないなら、一時的にも外部の技術者に依頼をして、攻撃されても遮断されるような機能を追加しておくべきです。後々、IPがブラックになっている事実が分かってからでは遅いですからね。最悪はネットバンクのIDやパスワードを盗んだりするような犯罪に使われる可能性だってある訳です。

我々が趣味として運用しているサーバーもきちんとした管理をしなくてはなりません。
本当にセキュアーな面が不安な人は外部との接続を停止して、その間、自分なりにファイヤーウォールを作ってから接続をするという方式も検討すべきではないかと思います。

8月 112013
 

毎日、暑い日が続いていますが、みなさんのPCの調子はいかがでしょうか。
普通のPCならば、使う時だけ電源を入れて、使い終わったら電源を切りますから調子的には熱暴走しているかしていないか、使っていながら確認できると思います。

しかし、サーバーの場合には人知れず動いているので、熱暴走なんてされたもんならサーバーとしての意味がありませんし、サーバーにアクセスした時の不安定さと重さに耐えられなくなると思います。

家のサーバーですが、稼働させて約1年3ヶ月過ぎました。

ATOMはGIGABYTE D510です。

atom

暑い夏の時期は2回目となります。
サーバーを置いてある部屋は寝室にある私の机の下の棚にあります。
寝室は夜中寝る時にはエアコンを付けますが、昼間はエアコンも付けず、窓を少し開けてある程度のとても暑い部屋です。室温的には40℃近くあるのでは?と思います。
この中でATOMサーバーは毎日、健気に動いてくれています。

少し前まではCPU熱で困っていた経緯(AMD K6・pentium3・pentium4など)があり、サーバーを作った当初はとても心配していました。昨年も同様にエアコンなしで動いてくれてました。

サービスは、mail、FTP、httpd、SSH、SQLを動かしています。

熱さ情報を端末で確認すると・・・・・

# sensors (I’m sensorsというソフトを追加して入れてある)

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +48.0°C (high = +80.0°C, crit = +100.0°C)
Core 1: +45.0°C (high = +80.0°C, crit = +100.0°C)

it8720-isa-0290
Adapter: ISA adapter
in0: +1.09 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in1: +1.86 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in2: +3.38 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in3: +2.96 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in4: +3.07 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in5: +4.08 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V) ALARM
in6: +4.08 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V) ALARM
in7: +2.18 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
Vbat: +3.26 V
fan1: 5443 RPM (min = 0 RPM)
fan2: 675000 RPM (min = 0 RPM)
temp1: -55.0°C (low = +127.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermistor
temp2: +54.0°C (low = +127.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermal diode
temp3: +54.0°C (low = +127.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermal diode
cpu0_vid: +1.750 V

というように、そんなに熱くなっていません。

ちなみにcore2-duoのE6600というと・・・・

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0:      +58.0°C  (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)
Core 1:      +57.0°C  (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)

やっぱり10℃以上ATOMより温度が高いです。
部屋は27℃でエアコンを付けている部屋でこれですからね。

これからサーバーを作ろうと思っている人も心配しないでも大丈夫です。
一人暮らしの締め切った部屋でもATOMなら正常に稼働します。
低電圧のCPUならほぼ平気なのではと思います。
AMDーC60なんかならそんなに熱もたないと思います。

ノートパソコンをサーバーにしている人もいますが、ノートPC自体がそんなに長く稼働させる(連続使用)事を考慮して作られている訳ではないので、この暑さでは難しいと思います。・・・使えないという事では無く、機器が壊れ易くなるという事です。念のため。

サーバーはメモリが多く積んであり、CPUも速いものと思いがちですが、速さではなく、こんな暑い日にもエアコン無しの部屋で安定動作するというのも、ATOMのもうひとつの特技ではないでしょうか。