SSH – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 162015
 

このところ「私もLinuxをデュアルブートで使っています」という人や「仮想で使っています」という人が多くいらしゃいます。

私も最初(PCが1台しか無かった頃)はLinuxとデュアルブートして使用した経験があります。初めてLinuxでx-windowが起動した時の感動は今でも覚えています。

その頃はPC本体やPC部品も値段が高く、今のように安いMini-ITXやATOMなどのCPUも無く、普通のpentiumやK6-2などのソケット7のMBを使用していて、メモリも大した容量ではなく、その上、高価でした。

しかし、今は違う。

CPUもオンボードで4コアのMini-ITXもある。
メモリも安い。中古デスクトップだって安い。
中古ノートパソコンだってCore2レベルなら1万円前後で買える。

それで覚えたLinuxの知識はその値段以上の価値があるのではないのか。
自分への投資としても高くはないはずだ。

この環境でデュアルブートや仮想を使う必要性があるか。

デュアルブートのOSは承知の如く、片方のOSは起動しない(休眠中)、windowsを起動してら、Linuxへのアクセスは出来ない。もちろんSSHなんか使えない。

極端な話、ラズベリーパイだってOKではないのか。

Linuxを覚えるためには、Linux専用のマシンが絶対に必要だ。
クライアントであるwindowsから端末(SSH)を使って操作、設定をする。
そうやってLinuxを覚えていくものだと思う。

PCが面白い、Linuxも覚えたいと思うなら専用Linuxマシンを作って欲しい。
windows派の人も、Linuxデスクトップでネット専用マシンにすれば大事なデータが入っているwindowsPCにウイルスが入り込むという事も軽減できるだろう。

安くなったPCやPC部品と無償のOSであるLinuxのコンビはお財布にも省エネで楽しめる存在ではないでしょうか。その上、長時間遊べるPCとなるはずです。

努力して覚えた知識は後々の人生において生かせるかも知れない。

そう考えると・・・・
デュアルブートや仮想はダメ・ダメ。

漢だったら清くLinuxマシンを作るべし!!

2月 142014
 

私の職場の同僚もPCが大好きで、暇が出来ると私とPC談義をします。
彼の場合には、自作派ではないので、DELLのPCをカスタマイズして発注したパソコンを所有しています。私と彼は、ここ1年半程の付き合いになりますが、私がX40を持ち込んで仕事をしたりするところを見てLinuxに興味が湧いたようでした。

しかし実際は私が専門書(初心者向けのLinux本)を貸しても結局はwindowsに逆戻りしてしまいました。

彼曰く、「難しくて全然分からない」という事でした。
私の場合には、その本を見てLinuxをはじめてインストール出来たし、サーバー設定も入口まではその本が導いてくれました。詳細は書かれていませんが、どこのファイルのどこを追加・変更すれば良いのかが分かります。そこまで簡単な本でも人によっては難しく思えてしまうのかも知れません。

でも大事な事は「分からなくてもチャレンジすること」だと思います。

そこを避けているといつまで経っても前には進みません。
分からないながらもインストールしてみる、いじってみるという行為が必要です。
人間はどうしても安心できる物の方へ向いてしまいがちですが、どんな事も最初はチャレンジする気持ちがなければ会得する事も出来ません。

Linuxを最初からwindowsと同様に使いこなそうと思うこと自体が甘いので、インストールして、それから自分で触り徐々に使える範囲が広がってゆくのです。その過程無くして使い切るのは難しいと思います。それもこれもwindowsという使い方が基本として馴染んでしまっているので、違う方法での処理に戸惑ってしまうだけの話です。ですから決して難しいという訳ではありません。

デスクトップとして使う場合とサーバーとして使う場合では扱い方が変わってきます。
サーバーで使用するならX-windowをインストールしないでテキスト表示で操作をした方が無駄にGUIで使用してしまうメモリを使わないで済みます。設定する時にはGUIを使用して、設定が終了したら起動モードを変更してCUIモードにする方法もあります。

ここでXPのパソコンを自宅のファイルサーバーにしようと考えている人も多いと思いますが、最初にインストールをして、SSHの設定を行ってからは、windowsにTeraTermをインストールして、windows側から端末で遠隔操作をすれば楽しいと思います。サーバーで使用するなら、キーボードやマウス、モニターなどの配線を外して本体だけで起動で大丈夫です。置き場所も考慮して、邪魔にならない涼しいところが良いのではないでしょうか。

今までXPで使っていたパソコンなら、一度、本体の蓋を開けて、掃除機で埃を吸い取ったり、排気ファンを静音の物に交換するとかの対処をしておく方が長持ちします。メモリも不足しているなら、中古でも構わないので型番(DDR?DDR2?)を調べて足して欲しいと思います。プリンターも最新の物でなければ、このサーバーに繋げてwindowsから印刷させる事も出来ます。1本のネットワークが繋がっているだけで色々な事が出来るようになるので楽しいと思います。必要なサービスはsambaです。sambaで検索すれば設定方法を詳しく説明しているサイトが沢山あるので、まずは見て設定の流れを簡単に頭に入れておきましょう。

XPの後はCentOSで。

1月 032014
 

この年末年始が9連休の方は多かったと思います。
残りはあと2日しかありません。
休みが始まる前はuki-ukiだけど終わる頃はブルーですよね。

正月休みに皆さんは何をしましたか?

このブログを読んでくれている方々は家でPCライフを満喫していたのではないでしょうか。Linuxに挑戦された方は上手く出来上がっていますでしょうか。それとも設定が出来ずに困っている事などありますか?最初は誰でも扱い方がwindowsと違うので悩むところはありますが、これは左ハンドルの車と同様、使っている脳みその位置が違うのではないでしょうか。使っていない部分ですから鍛えなくてはなりません。とりあえず諦めずにじっくり考えてやってみる事です。

後、2日ありますからね。

CentOSにしろubuntuにしろセッティングがバッチリ合えば本当に扱い易いOSになります。
そして、徐々にwindowsからLinuxへシフトして行けば、あなたも脱windows派です。家からwindowsが無くなるという事は無いにしろ、パソコンが今までと違った使い方が出来ると思います。sambaを設定して自宅内のファイルサーバーでもOKですし、家の中だけのLocal設定でもサーバーの勉強にはなるはずです。一つ一つの設定を焦らずゆっくりと自分が理解するように覚えながら進めてください。

そして大事な事はノートに記すようにすることです。

とりあえず出来上がったら、毎日触るだけです。

触っている内に段々と扱い方が分かってきます。

難しい設定やサーバー設定などは慣れてきてからでも大丈夫です。desktopであれば、インターネットに繋がる、見れる、DVDがちゃんと見れる、youtubeも見れる、音も聞こえる、文字も滲み無くきれいに表示される。というところまでくれば完璧です。windowsのマシンがあればwindowsからTeraTermを使いSSHで遠隔操作が出来るようにしましょう。SSHの設定自体はそんなに難しくないので、ここまではやってみましょう。TeraTermは窓の杜とかでダウンロードしてください。

ここまで出来るとwindowsから操作が可能になるので面白くなります。最初はパーミッション(属性)や実行権、所有権などでファイルの扱いが難しいかも知れませんが、私にも出来ましたから皆さんも挑戦してファイル操作が端末から出来るようにして欲しいと思います。

サーバー設定されている方は、セキュリティ面、iptableの設定なども考慮してください。

今はサーバーを立ち上げると直ぐに攻撃してきます。「まだ立ち上げた事なんて分からないだろう」と思っている人、それは大間違いです。どこからともなく察知して奴等はやってきます。中途半端の設定ではWANに接続をしないようにしてください。知らない間にスパムメールが配信されるか、サーバーが乗っ取られているかも知れません。初心者の方はSSHはローカルだけしか認めない設定にするようにしてください。IDやパスワードもよくある名称、番号、サイトから察知されそうな記号などは止めるようにしてください。もし、そういうIDであれば、違うIDに変更してください。

この2日間で満足のいけるマシンに仕上げてください。