4月 052014
 

Linuxを扱う上でViを使うことは必須です。
最初は全然、上手く扱えなくて困ること結構多いと思います。

Linux-Serverで運用するのは、普通GUI(x-window)を使わずにCUIで設定をします。これは、無駄なリソースを使わない、メモリの消費を抑える、サービスをなるべく少なくして脆弱部分を動かさないという観点からです。

WindowsからLinuxを初めて使う時には、どうしてもGUIで設定しようと安易に思ってしまいますが、ここは我慢をしてCUIで使う事に慣れて欲しいと思います。毎日少しでも触って、端末からコマンドで扱えるようになると運用するのも楽しくなります。

Linux自体が初めからCUIで設定をすること前提に作られているので、Windowsとは違った意味で端末からの操作が何でも出来るようになっています。私はそこが一番面白いし、興味があったところです。外部からサーバーにアクセスをするのも容易ですし、表示も速い。セキュリティ面でもIDとパスワードをしっかり設定すれば安心です。

SSH自体は、なるべくLocal-netのみの使用が初心者には一番安全という話は以前書きました。
外部からアクセスするとなると、ルーターのポートを開放する事になり、Dos攻撃の対象にもなります。
これが一番厄介です。
不特定多数のIDとパスワードを連続して入力してくるので(ソフトを使用しています)、サーバーにもとてつもない負荷がかかってくるし、他のサービスが真っ当に動作しなくなるという現象さえ起きます。

だから、IDとパスワードは安易な物を使用してはいけないという事です。
例えば、adminやroot,webmaster,postmasterなどソフトの名称なども危ないと思います。
どうしても外部(会社から自宅に接続したいなど)からアクセスをしなくてはならない場合には、このIDとパスワードは難しいパスワードにしておく必要性があります。また、SSHの接続許可を会社のIPアドレスとLocal-netだけに指定すると言う方法もあります。

「家のサーバーなんて誰も攻撃なんかしてこないよ!」と思っていても、必ずやってきます。
最近は攻撃もしつこく何回もIPを変え、攻撃するサービスを変えやってくるので、logは欠かさず見るようにしてください。

Viの扱いは、本当に慣れです。
何回もサービスの設定をViでやっていればおのずと扱えるようになります。

GUIで使用するのを我慢して端末から操作する事が大事です。

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