10月 222013
 

サーバーといってもレンタルで借りるタイプと自宅に設置するサーバーがあります。

具体的に書きますと、お金を出して、年額や月割でサーバーの一部のエリアを借りるものと、レンタルで1台のサーバーをそのまま借りて、自分でセッティングして使うというものもあります。
大体、個人でレンタルされているのは前者のタイプで年額5000円程(もっと安いタイプもある)で使うことができます。

私も自宅サーバーを運用していますが、レンタルサーバーも契約して使っています。
それは、自宅サーバーと違い、データやURL(ドメイン)が保全されているからです。

自宅サーバーだと、光回線で運用していても、割り当てているIPアドレスは動的で、何週間か経過するとIPアドレスが変わったりします。サーバーであれば本来、住所となるIPアドレスが変更されると、そのIPアドレスに辿り着けず、せっかくのホームページも見れなくなってしまいます。それを解消するために、ダイナミックDND(ネームサーバー)を利用しています。DDND(ダイナミックDNSの略)は無料でサブドメインを割り当ててくれるサービスですが、あくまでも無料なので、そのサービスを提供してくれる会社の都合で、急にサービスが停止になる、または廃止されるというケースも見受けられます。そうなった場合には、どうなるでしょうか?

先ず困るのが、せっかく見にきてくれている人達が見に来れなくなること。
次に、サブドメインでせっかくGoogleやYahooなどの検索にヒットするようになっても、それが一切、リンクの切れた状態になり、元に戻せなくなるということになります。

試験的なホームページならともかく、自分で作ったコンテンツが台無しです。

そのような事にならないようにするやり方は、光回線を固定IPにして、ドメイン、ネームサーバーを自分で設定するか、レンタルサーバーを借りて、自宅サーバーとは差別化したコンテンツを配置するかになります。

固定IPの回線は動的IPと比較すると値段が高くなります。
レンタルサーバーを借りてもお金はかかるのですが、違う用途にも使えます。例えば、用途別にメールアドレスを作ったり、自分の大事なデータの保存先にも利用できます。クラウド的な使い方ができます。

大事なホームページを作る予定であれば、そのような不可抗力で起きる問題も考慮しなくてはなりません。

最初は、ローカルで練習用とか、試験公開用のサーバーにしておくっていう方法も良いかもしれません。