4月 092020
 

超久しぶりのパソコン話になります。
皆さん、お元気していましたか?

現在、家のPCもノートばかりでデスクトップPCは押し入れの中です。もちろん、小型サーバーも押し入れに入れてあり、引っ越しして2年を経過しましたが、未だに接続をしていない環境です。

たまたま、仕事でPCが必要になり、中古PCを見ていると・・・・

OS無し
CPUはi5
HDD無し
メモリ4GB
ミニタワー型

というPCがありました。
価格は3,980円という値段です。
消費税入れても5000円以下という値段。

釣られてポチっとしてしまいました。

何か急にPCを作らなければならないという事は無く、本当に気分で買ってしまいました。

と言うのも、もしここで仕事が自宅待機になった場合のおもちゃとしてです。

以前のサーバーはCentOS6で作られていました。
自宅内のファイルサーバー、WWW、メールも動かしていました。

使い易いCentOS6ですが、今はCentOS8の時代です。
時間があれば新しいOSで設定や新しいコマンドも覚えなくてはと考えていました。

でも器が無かった。

新しいOSであれば、それなりのCPUパワーも必要だし、古いATOMでは頼りないと考えていた。そこで今回、i5の4コアであれば十分と考えた。

メモリは余っている4GBを2枚に変更して8GBあれば大丈夫だろう。

たかが3980円のパソコンなのに非常にUki-Ukiしています。
3980円の中古PCに沢山の事を望んでも仕方無いが、シャキシャキ動く環境が欲しかった。

X40からSSHを使い、遠隔操作で設定できればと考えている。

中古PCを使ってLinuxを勉強したい方は、OS無し、もしくはHDD無しの安いPCがお勧めです。
記憶領域は余っているHDDでもいいし、SSDにしてもいい。

5000円以下でも結構良さげな物もある。

ケースが気に入らなければ、ケースだけ買って中身を入れ替えれば新しいPCに見える。
そして気持ちいいですよね。

この緊急事態宣言下で時間が余る方!

Linux勉強用に一ついかがですか。

PC好きな人、興味がある人はやってみて欲しい。

ダメならクロームブックにすればいい。笑

5月 292015
 

最近は本当にSSDが安くなりました。
古いノートパソコンやデスクトップが生き返りますね。

さて、今回は家のサーバーでSSDを使うべきか?HDDを使うべきか?という内容です。

私は現在家のATOMサーバーは500GBのHDDで運用をしています。
メールサーバー、WWWサーバーで使っていますが、一般的に頻度が高い用途ではないので、充分HDDで速度も満足していますし、色々とソフトを追加修正削除を勉強のために繰り返し行うこともあるのでSSDよりもHDDの方が気を使わないで済むからです。

でも、これだけ価格が安くなれば120GB程度のSSDも良いなと感じています。

SSDにするなら、CentOSであれば6以上がTrim設定となります。
Linuxの場合には、ログから色々とシステム的に書き込み更新する事も多いのでTrim設定は必要かと思います。

結論から言いますと、「SSDでもHDD同様に使えば良い」という事です。

寿命という点から考えれば、書き込み読み込みが10万回とか決められていますが、これは個々の個体によっても違うだろうし、最低保証は5年とか使えれば充分ではないかと思います。

HDDだって、いつ壊れるか分かりませんし、SSDもHDDも中のデータのバックアップだけは必ず取っておくという習慣をつけておけば良いのではないかと思います。

120GBのSSDは探せば5、6000円で買えるので、あまり気にする事はない。

気になる人は、システム領域とデータ、SWAP領域をHDDにするとか、SSDとHDDの両方を使ってサーバーを構築するという方法もありますし、ファイルサーバー(Samba)とかのサービスで使用するならSSD+HDDがよろしいと思います。

壊れる時は何でも壊れます。
そのためのバックアップです。

SSDの良いところは起動が速いという事です。
起動した後もソフトの立ち上がりも速い。

どちらかというとサーバー向けよりもデスクトップに向いているのかと思います。
サーバーは年中電源が入っているので起動が速いもクソもありません。
頻繁に使うサービスはメモリに常駐しているのでもちろん速い。

家のサーバーでも、速度を求めるぜ!という人はSSD。
そこそこ勉強用なのでという人はHDD。
ファイルサーバー、データ保存庫として使うなら、SSD+HDD。
WWWサーバーでも重たいソフトを動かすならSSDが良いかも・・・。

先ずはSSDだからと気にしないで使うことをお勧めします。

5月 242015
 

Linux初心者の方であれば色々な事で悩む場合があります。

①どんなOSを使ったらいいのか?
②初心者でも設定できるのか?
③新しいパソコン(PCパーツ)を購入しなくてはいけないのか?
④電気代等の運用で費用はどのくらいかかるのか?
⑤余っているXP時代のパソコンで代用できるか?  などなど・・・。

最初に検討すべきなのは、『自分がサーバーでどんな利用をしたいのか?』という点です。サーバーの利用方法は沢山あり、その利用方法によって、パソコンの性能やLinuxの設定、パソコンのボードやディスクによる消費する電気料金の違い、古いパソコン、中古パソコンでも応用できるか?という事です。

まずは自分のやりたい事を明確にしましょう。

逆に古いパソコンありきで、このスペックならどんな使い方が出来るのかを知りたいという人もいるでしょう。そういう人は、とりあえず何でも出来ると思って下さい。但し、処理速度が速いかどうか?その速度に耐えられるかどうかは扱い次第の面もあるので、自分で作業し設定してみて決める事になります。

今お話した古いパソコンとは、pentium4以上としましょう。
pentiumⅢとか、それ以下のCPUは使えない訳ではありませんが、現役で使用するには無理がある、長期の運用に機器が耐えられるか?という事もあるのでご理解頂きたい。

①どんなOSを使えば良いのか?
Linuxであれば、RedHat系とDebian系、BSDがありますが、ここはOSとして扱っている実績の多いRedHat形であれば、CentOSやScientificLinux、Debian系であれば、ubuntu,Linux-mintあたりでしょうか。沢山のユーザーがいれば、ネットでの情報も多く、設定に困っても解決できる余地があります。

②初心者でも設定できるか?
誰もが自宅でLinuxを使いサーバーにした人は初心者から始めています。ネットで設定が書かれているサイトを見ながらの設定であれば、初心者の人もできない事はありません。ただ、その前にViの使い方やLinuxをインストール、ネットワークを設定するという作業があり、これを超えなくてはなりません。

③新しいパソコン(PCパーツ)を購入しなくてはならないのか?
XP時代のPCならほぼ間違いなくLinuxはインストールできるはずです。Core2duoなどの2コアCPUであれば尚よろしいと思います。購入が必要なのはメモリを最低限1GBにする(推奨は2GB以上)、ディスクが古ければ、ディスクだけ新しい機器と交換しておく。ディスクは容量が大きければファイル保管庫としても使用できる。省エネのサーバーを自作したい場合には、IntelのATOMやAMDのC60やC70などが良い。価格はMini-ITXで1万円以下で購入できる。

④電気代はどのくらかかるのか?
自作省エネCPUならば、月500円未満(常時稼動で)程度、メーカー製品であればCPUやVGAによって違いはあるが100W前後の消費となると思われる。作る以前の電気代と比較する事をお奨めします。

⑤余っているXP時代のパソコンは使用できるか?
③に書いた通り使用可能です。メモリとディスク、パソコン内部の掃除を一度は行なうようにしてください。その時にファンの大きさを調べ、静穏ファンに交換するととても静かなパソコンになります。

とりあえず作ってみてハードに関しては分かる事が沢山あります。
急いで焦らずにゆっくりじっくり構えて作業しましょう。
小さなミス(誤字、スペルの間違いなど)でも動作しません。

困った場合には、質問・意見交換の出来る掲示板を作りましたので、質問や意見などは、こちらからお入り下さい。お気軽に使って欲しいと思います。

9月 012014
 

Linuxを使ってみたいというユーザーは沢山いると思います。
しかし、いざインストールするかどうかとなると躊躇してしまう。

普通にパソコンを仕事や個人の仕事用アイテムとして使用するなら、安定性があり、壊れない、処理速度が速い、というOSが良いと思います。そういう点ではwindowsはインストールから、その後の設定など楽チンで使用する事ができるOSだと思います。

パソコンの操作自体が難しいと思っている方は、windowsを使っていても難しいと思っている筈で、LLinuxなんて考えた事も無いと思います。ましては、このブログを見に来てくれている方は、少なからずLinuxに興味があり、すでに導入している、これから導入したいと思っている方々に違いないと思います。

LInuxはそういう使い方よりも、個人的にはwindowsとは違ったOSを使ってみたい。サーバーを構築する勉強をしたい。OSにお金を掛けたくない。などの要素もあり、個人的に使用する意味としては、趣味、または専門職としてのOSであると考えています。

私の場合には、windowsでは無いOSを使ってみたい。古いパソコンをどうにか使えるようにしてみたい。という気持ちで最初はLinuxを使っていましたが、段々とサーバー構築という事にも興味が沸き、CentOS-6で自宅サーバーを構築し、運用をしています。もちろん、デスクトップとしてもScientific-LinuxやLinux-Mint、Puppy-Linuxなども使っています。Linuxとしては同じでもディストリビューションで色々な特徴があり楽しめます。

何しろ、Linuxは色々なディストリビューションが存在し、バージョンも様々です。
いざ、インストールするにしても、どのLinuxが良いのか?バージョンは何にしたらいいのか?
そういう事から始めなくてはなりません。
ネットで色々調べたり、専門書を購入して情報を得たりするのです。
専門書の問題点は、新しいバージョンにはなかなか追い付いていないという事もあり(中身は大して変わらないところですが)、ネットで先人達の意見や問題点などを調べるのが一番の得策だと思っています。専門書は辞書的な役割で分からない部分をちょっと調べて見る、ヒントがあるかも知れないというイメージで私は使っています。

以前から、サーバーで使用する目的ならCentOS、デスクトップで使用するならubuntu(Linux-mint)という意見には変わりはありませんが、CentOSも最新は7が登場し、今までの使い方と違った部分が出てきており、これから初めてCentOSを使いたいと思っている人は、CentOS-6までのものとCentOS-7の新しいものとどちらかを選択する事になりますが、ネット上で色々な情報が得られるのは、CentOS-6です。しかし、CentOS-7は初めから64bitのOS専用で作られているので、コマンドの違いなど扱いが変わっていても、一から覚え始めるという点ではCentOS-7を選択しておいた方が、先々良いのかも知れません。

CentOS-7は64bitであるため、古いパソコンにはインストールできません。どうせなら、クアッドコアのCPUで動作させたいものです。2コアであれば、CentOS-6、クアッドコアであれば、CentOS-7というハード面からみた選択方法もあります。

どちらにしても、インストールしてから、ubuntu系であれば日本語入力の設定やVGAの設定,CentOSであればgnomeの設定など、好みに合わせたチューニングが必要となりますが、これはwindowsとは違い、作業も端末を使って設定をしたり、yumやapt-getといったupdate,upgradeを使用することになります。

自分に見合った環境を作る。
それが出来上がった時の満足感は作業が大変な分、大きなものです。
無償で楽しめるLinuxを使わない手はないと思います。