11月 102014
 

11月に入って寒くなってきました。
パソコンにしてみるとCPUとVGAで熱を出しているので、寒い方が安定しているように思えますが、唯一、寒くなって不安定になるのがケース内の電源です。

この電源は、メーカー製品も自作も規格に則った大きさで作られています。
出力が150Wや300W、最近では600W、700Wの物などあります。

そして、その電源からマザーボード(本体)に電気が流れ、パソコンが動いているのですが、これが寒くなると出力が小さくなってしまう場合が多い。暖かい時期には問題が無かったが、寒くなってくると、それはいきなりやってくる。

①電源のスイッチを入れるとビープ音がなり起動しない。
②起動している最中に固まる。
③負荷がかかった時にパソコンが不安定になる。
④固まりやすい。

こんな症状が出ている人は、電源の交換時期です。

人によっては、電源を本体から外して、分解・清掃するという人もいるかも知れませんが、基本的には交換がお奨めです。この電源はファンと同様に消耗品と考えた方が良いと思います。

パソコンを置いてある場所にもよりますが、埃を吸い込んでいて、ファンも凄い状態になっているケースが多く、あまりパソコン内部を掃除機で吸い取ったりしていない人はCPUファン、吸気・排気ファン、ビデオカードのファン、そして電源のファンととんでもない状態になっていると思います。

気になっている方は、パソコンの蓋を開けて一度、見てみる事をしてみてください。
これは自作派以外の人でも簡単な作業なので、2.3ヶ月に一度は清掃して欲しいと思います。

中古のデスクトップPCも同様なのですが、電源の場合には、作業している最中、もしくは起動途中に不安定になるので、記憶装置(HDDやSSD)にも悪い影響を与えます。

もしかして・・・?と思ったら交換してください。

値段的には、500Wで4000円~7000円前後でしょうか。
私の場合には、ショップで安売りしている電源をいつ予備で1個を購入しています。
大体、安売りでも350~500Wで4.000円くらいです。

本来であれば、何年か使用したパソコンは、こういう状態になる前に保険的に交換すべきです。

先ず寒くなってパソコンが不安定になった人は電源を疑ってください。