今年初めての記事になります。
この正月休みにLinuxに挑戦された方もいらっしゃるかと思います。
どうだったでしょうか。
このブログを見に来てくれる人は、古いXP時代のパソコンを再利用する、自作PCが余っているのでLinuxを入れてみる、そんな方々が多いのではないかと思っております。
実際、私の場合にも、windowsはOSを購入しないとインストール出来ない、という不便さとサーバー構築にも興味があったので迷いも無くLinuxを使ってみたというのが事の始まりでした。一度、インストールしてwindowsとの扱い方の違いや設定など自分也に覚えられたのは、毎日のようにCUIで扱い、何べんも同じような設定を繰り返し作業したことによると考えています。
古い機種や古い部品で組み立てたパソコンにLinuxをインストールする時に一番最初に考える事は、「バージョンを何にするか?」ということです。何でも最新が良いと思いがちですが、古い機種の場合にはLinuxでも重たくなるというのが最新のLinuxです。
前にも何度かバージョンの選択について記事を書きましたが、最新のCentOS7やScientific-Linux7など、それなりに新しい機能が追加されて洗練されたデスクトップを有してしますが、XP時代のPCでは選択すべきOSではないと思っています。
最近では省エネタイプのMini-ITXが販売されていて、この小さなボードでLinuxを勉強用にセカンドマシン用に組み立てる人も多いと思いますが、このCPUオンボードのMini-ITXも性能的にはそれ程高くはありません。例えばデスクトップを使わず、全て端末でサーバー用途として使うのであれば問題なくても、GUIを使ってgnomeを使うとなるとやはり負荷は高くなります。ましては最新のLinuxのバージョンであればOSの起動から全てがもっさり動くという感じになるでしょう。
何度かインストールし直すというのもLinuxの勉強には必要な行為だと思います。
Linuxの本来の扱い方である、CUI(端末で操作する)という事も考慮に入れたバージョン選択をして欲しいと思います。家のファイルサーバーにするなどであれば、あえてGUIをインストールしなくても動きます。逆に入れない方がメモリの無駄使いも無くなるし、セキュリティ面でも余計なソフトが起動していない分安全であると言えます。
好きな人なら家に一台、端末操作専用Linuxがあってもよろしいのではないでしょうか。