6月 042020
 

電気製品の売り上げが思わしくありません。

これはパソコン等にも言える事で、新しいOSや新しい規格、今までと違った使い方等が変わらない限り、新たにパソコンを買い直すという事は少ないと思っています。

私の趣味の一つであるPC自作に関しても同じようなものです。

業界の売り上げが思わしくない。
そうなると店舗数が減っていく。

店舗が減れば製品の販売数も減る。
製品販売数が減れば、単価が高くなる。
値段が高い製品は売れなくなる。

店舗が減っても通信販売があるから大丈夫
と思っている人も多いでしょうが、秋葉原や日本橋等は、それら商品を扱う小さな店舗が数多く集まって独自の世界を作っていました。

PC部品を買わなくても見に行くだけでも楽しいと感じました。
ジャンク製品を扱うお店等すごい楽しいですよ。

残った大きな店舗もどんどん閉店していき、秋葉原電気街というよりも、秋葉原MAID街となっていくのでしょうか。

電気部品やPC部品に代わってMAIDサービスになり、今度は一体何が登場するのか?

不思議と日本の文化の中心に秋葉原があります。
これは世界的に見てもそうだと思います。

音楽でもアニメでもフィギアでも日本の文化の中心地です。

PCに関係する部品や周辺機器が一通り一家に買われ、PC自体がテレビと同様に必ずある電気製品になりました。

お宅がPC自作部品を買う、一部のマニアの人だけが秋葉原を支えるなって事はありません。
お宅以外の一般の人達が来てこそ成り立っていたのです。

通販で安い物が買えれば一般の人は場所がどうの関係ありませんし、ジャンク製品を見て欲しいと思う人は皆無でしょう。

神田の古本屋、お茶の水の楽器店など地域性が消えていく。

通販だけではなく、直にお店を回って楽しむ事を忘れないようにしたい。

4月 102020
 

緊急事態宣言を受けて自宅で仕事をしている人も多くいらっしゃると思います。

満員電車に揺られてウイルスの感染を気にしながら通勤する地獄が無くなり、感染するリスクは非常に低くなると思います。

しかしながら、在宅勤務出来ている人は全体の30%未満であるらしい。

元々、職種としてパソコンやデータを扱う職種であれば問題は無さそうだが、人と話し合う営業的な仕事や現場を管理する人等は在宅では無理という事になります。

自宅で自分のペースで出来るクリエイティブな仕事であれば効果は絶大だが、会社のPCを遠隔操作して使ったり、グループで作業をしている仕事等は、個々の作業時間帯によっては、スムーズな対応ができない事も考えられます。

そして、一番の問題、それは「上司・経営者」の考え方です。

パソコンはニュースを読む程度しかできない人、沢山います。
自分が作らなくてはならないような書類も部下任せという人もいます。

大体、こんな人は人疑ってかかる性格なんですよね。
俗にいう、猜疑心が強い人です。

部下を見れば、さぼってないか確認ばかりする。

こんなタイプの上司がいる部署や企業では在宅勤務の方がストレスが溜まります。

一日何度か仕事しているかどうか確認をさせられる。
とか
わざとお昼の時間にメールをしたりと意地悪のような行為をする。

ブラック的要素満載です。

在宅勤務の良いところは、自分の仕事を自分の好きな時間帯に処理出来る事かと思います。

それが、上司や経営者によって破壊されているとなると出社している以上のストレスになるし、これが災いして効率が下がる結果になってしまいます。

この在宅勤務(テレワーク)が始まってからは、パソコンの周辺機器メーカーの売り上げが伸びているとの事です。カメラとかマイクとかでしょうか。

今まで売れないで不遇の期間が長かった業界ですから良いと思います。

でも、急に周辺機器を揃えて、急いで設定して使うっていうのはどうでしょうか。
使いこなせる環境なのでしょうか。

普段から在宅勤務を認めている企業と比べればその差は歴然でしょう。

我々、Linux派の人達はSSHなどで遠隔操作や色々な機器の設定には慣れている。

会社の人達が設定に困っていたら手助けしてあげましょう。

有料で…笑

6月 142015
 

ここ最近のニュースを読んでいると、「サイバー攻撃を受け、情報流出〇〇件」とか「ホームページが改竄された」など毎日のように記事として掲載されています。

先ずは、読んでいて皆さんはどう思っているでしょうか。

私は、今回の年金機構の問題を含め、ネット環境を使っている人達のセキュリティ意識の低さが問題であると考えていました。この年金機構は人様の年金を預かっている云わば金融機関な訳で、それに携わっている人達がその事について他人事であるかのように思います。

経営者を含め、ネット、セキュリティの知識が不足であると思うし、運用面においても問題があるのではないでしょうか。私が文句を言ったところで何も変わりは無いと思いますが、このような状況と同じ企業も多いと考えています。

普通ならば、知識が無くても、ニュースを読んでいれば、どういう攻撃が多いのか、どのような形で情報が流出してしまうのか?等は何となく分かる部分もあるのではないでしょうか。そういうニュース自体も読まない、気にしない人が沢山いるという事です。

社内で何が危なくて、何に注意したら良いのか?
この簡単で難しい事象を現場で判断する、啓蒙する人がいないのが問題ではないでしょうか。

メールに添付されているファイルをむやみやたらに開封しない。
危ないサイトを見に行かない。

こんな簡単な事も真っ当に出来ない、理解していない人が多い。

自宅にLinuxを使ったサーバーを運用している人は、日々サーバーがどういう形で攻撃を受けているのかlogを見れば分かります。その攻撃を回避させるためどうするか?iptablesでフィルターを強化するのか?危険なIPを遮断するのか?個人で考え、攻撃を回避させる工夫をするのです。

その事によって、色々な技術が身に付くし、理解ができる。サーバーのセキュリティサービスまでとはいかなくても、日々の攻撃の傾向や情報は色々なところで入手する事が出来る。ネットを使って仕事をしている企業は無駄なSNSをやる時間よりも、この情報を仕入れ、現場に伝えていく方が大事なのではないのか。

知識の無い経営者や管理職は、自分に無い知識をもっている人が必要である。
「そんな知識は不要」そう思っている経営者や管理職がいる会社は先が無いだろう。

年金機構のような事故が起きれば普通の会社であれば倒産するレベルである。攻撃を受けた部署に、こういう人材が居れば防げた可能性もあるし、結果としてウイルスに犯されてしまった後でも情報流出を最小限に止める事は出来ただろう。

そう考えると、知識をもった人間を数人雇う事は安いものだ。
色々な技術をもった人間が会社に入れば社内の環境も変わる。
使いにくいソフト、ネットワークの改善もできるだろう。
駄目な奴には上司も部下も関係なく、教育的指導をする必要がある。

色々な分野でパソコンの技術を持っている人は今後大事な存在になるだろう。

Linuxを趣味として使うだけではなく、仕事としても役立つ技術として身に付けたい。

5月 242015
 

Linux初心者の方であれば色々な事で悩む場合があります。

①どんなOSを使ったらいいのか?
②初心者でも設定できるのか?
③新しいパソコン(PCパーツ)を購入しなくてはいけないのか?
④電気代等の運用で費用はどのくらいかかるのか?
⑤余っているXP時代のパソコンで代用できるか?  などなど・・・。

最初に検討すべきなのは、『自分がサーバーでどんな利用をしたいのか?』という点です。サーバーの利用方法は沢山あり、その利用方法によって、パソコンの性能やLinuxの設定、パソコンのボードやディスクによる消費する電気料金の違い、古いパソコン、中古パソコンでも応用できるか?という事です。

まずは自分のやりたい事を明確にしましょう。

逆に古いパソコンありきで、このスペックならどんな使い方が出来るのかを知りたいという人もいるでしょう。そういう人は、とりあえず何でも出来ると思って下さい。但し、処理速度が速いかどうか?その速度に耐えられるかどうかは扱い次第の面もあるので、自分で作業し設定してみて決める事になります。

今お話した古いパソコンとは、pentium4以上としましょう。
pentiumⅢとか、それ以下のCPUは使えない訳ではありませんが、現役で使用するには無理がある、長期の運用に機器が耐えられるか?という事もあるのでご理解頂きたい。

①どんなOSを使えば良いのか?
Linuxであれば、RedHat系とDebian系、BSDがありますが、ここはOSとして扱っている実績の多いRedHat形であれば、CentOSやScientificLinux、Debian系であれば、ubuntu,Linux-mintあたりでしょうか。沢山のユーザーがいれば、ネットでの情報も多く、設定に困っても解決できる余地があります。

②初心者でも設定できるか?
誰もが自宅でLinuxを使いサーバーにした人は初心者から始めています。ネットで設定が書かれているサイトを見ながらの設定であれば、初心者の人もできない事はありません。ただ、その前にViの使い方やLinuxをインストール、ネットワークを設定するという作業があり、これを超えなくてはなりません。

③新しいパソコン(PCパーツ)を購入しなくてはならないのか?
XP時代のPCならほぼ間違いなくLinuxはインストールできるはずです。Core2duoなどの2コアCPUであれば尚よろしいと思います。購入が必要なのはメモリを最低限1GBにする(推奨は2GB以上)、ディスクが古ければ、ディスクだけ新しい機器と交換しておく。ディスクは容量が大きければファイル保管庫としても使用できる。省エネのサーバーを自作したい場合には、IntelのATOMやAMDのC60やC70などが良い。価格はMini-ITXで1万円以下で購入できる。

④電気代はどのくらかかるのか?
自作省エネCPUならば、月500円未満(常時稼動で)程度、メーカー製品であればCPUやVGAによって違いはあるが100W前後の消費となると思われる。作る以前の電気代と比較する事をお奨めします。

⑤余っているXP時代のパソコンは使用できるか?
③に書いた通り使用可能です。メモリとディスク、パソコン内部の掃除を一度は行なうようにしてください。その時にファンの大きさを調べ、静穏ファンに交換するととても静かなパソコンになります。

とりあえず作ってみてハードに関しては分かる事が沢山あります。
急いで焦らずにゆっくりじっくり構えて作業しましょう。
小さなミス(誤字、スペルの間違いなど)でも動作しません。

困った場合には、質問・意見交換の出来る掲示板を作りましたので、質問や意見などは、こちらからお入り下さい。お気軽に使って欲しいと思います。