日本のPCシェアとしてはwindowsが半数以上を占めています。
その内、Linuxはほんの数パーセントというシェアです。
個人的に使われているLinuxは本当に少ないと思われます。
これは、新品のパソコンを購入する時にwindowsは最初からインストールされているPCはあるが、Linuxが最初からインストールされているPCはショップ限定であったりする程度でメーカー製品ではありません。
そういう環境であるために、Linuxは自らインストールをしないと使えない。また、インストール等の作業が入る事によって敷居が高いOSとなっている。ましては、インストールをしようとしてもwindowsと違う面もあり、そこまで辿りついても途中で止めてしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、そこを通り越した人だけがLinuxを楽しめる存在となる。
その数字がシェアに現れているのではないでしょうか。
100人PCを扱う人がいれば、Linuxを使っている人は2.3人であろう。
車で例えると・・・・
windowsはAT車、Linuxはミッション車でしょうか。
ATは運転も簡単、ミッション車はクラッチの使い方、坂道発進などそれなりの技術が必要となるが、運転する楽しさという点ではミッション車の方が上であろう。
ユーザーの中でも、仕事だけPCを使う人、趣味で家でも使う人がいる。
趣味としてPCを使う人の中でもwindows専門の人、MAC専門の人、Linuxを使う人、複合的に何でも使う人、このグループの中で趣味の人は複合的に何でも使う人が多いと思う。
Linuxだけを使っているは少なく、windowsも使っていたり、MACを使っていたりするケースが多い。
難しいと敬遠されがちなLinuxを他のOSと使う事によって勉強しながら少しずつ覚えていく、Linuxに欠けている部分はwindowsやMACを使って処理すれば良いと考える。
何でも1台のPCで色々な作業をさせるよりも、そのPC、そのOSに見合った作業を選び、そのパソコンを使うのが一番作業効率も良い。作業効率だけではなく、古いパソコンの再利用という面も考えるとLinuxを選択して、無駄にお金を掛けずに使える手段を講じる事もできるだろう。
複数のPCを所有している人は、その中の1台にLinuxをインストールしてみる価値はあると思う。
やる気になれば、OSをダウンロードして、直ぐに始める事もできる。
沢山の人にLinuxの面白さを味わって欲しいと思う。