XPは本当に息の長いOSでした。
理由はWindows2000からの継承で扱い易さにあると思います。
これがVistaになって扱い方、操作方法が変わり、パソコンのスペックによる動作でも不評をかいました。
そこでWindows7が登場してWindowsのメインOSとなっています。
XPはOSとして息が長かった分、搭載されているパソコンはとても多いと思います。
息が長かったという事は、ハードの仕様も2.3世代またがったOSです。
CPUだと、Pentium4、Pentium-M、Core2duo、Core2QuadなどのLGA775のマザーボードかと思います。そのまま、XPからOSを入れ替える事が可能なCPUとしては、core2duoあたりからだと思います。
core2duoでも何種類かの種類がありますが、型式から言うと、E6600(2.4ghZ L3 4M 1066)よりも周波数の高いシリーズでないと、満足な動作は見込めないと思います。core2duoならE8000シリーズ以上となるでしょう。それ以外のceleronや古いcore2duo、Pentium-dual.coreなどはWindowsで入れ替えるよりもLinuxマシンとして復活させる方が良いと考えます。
一番の問題はメモリの搭載量です。
このLGA775のマザーボードだとDDRかDDR2のメモリが使用されています。
この時代のメーカー製品などでは、メモが1GBや搭載していても2GBあたりまでかと思います。
7を動かすのであれば最低2GB、32bitの7でも2GB×2枚=4GBは欲しいところです。
(32bitだとメモリは3GBほどしか認識しません。)メモリを付けるスロットの数にも依りますが、基本は2スロットで自作などのフルマザーボードであれば4スロットというのもあります。
ほとんどが、Dualチャンネルといい、同じ容量のメモリを2枚ワンセットとして使用することにより、メモリの速度をあげています。ですから、1枚目に1GB、2枚目に2GBというような使い方は処理速度が遅くなります。
7のOSを購入するのであれば迷わず64bitを選んで欲しいと思います。
そんな事で、メモリ搭載量が1GB未満でCPUもE6600以下の方は、Linuxで再起を図りましょう。
Linuxを導入するにしても、最新のLinuxは重たいのでお勧めしません。
CentOSであれば5シリースがお勧めです。
もっと古いパソコン(pentium3とかPentium4の2.0周辺)を生かしたい方は、Puppy-Linuxがお勧めです。
★ Puppy-Linux 日本語版 サイト
★ CentOS-5 32bit ダウンロード サイト
◎CentOS-5.9-i386-bin-DVD-1of2.iso 12-Jan-2013 06:23 3.8G (1枚目)
◎CentOS-5.9-i386-bin-DVD-2of2.iso 12-Jan-2013 06:23 641M(2枚目)
上記2点を選択して、各1枚ずつDVDをISO形式で焼いてください。
後は、DVDーROMに入れて、起動させればインストールが開始されます。
DVDよりもハードディスクから起動してしまう場合には、BIOS画面を立ち上げ(Fキーなど使い)bootする優先順位を変更して、DVDーROMを最優先にして再起動してください。BIOSの起動方法が分からない場合にはメーカーのサイト、もしくはパソコンの説明書で確認してください。
おっと、インストール前に大事なファイルはバックアップを取ってください。