ブログ管理人

5月 292015
 

最近は本当にSSDが安くなりました。
古いノートパソコンやデスクトップが生き返りますね。

さて、今回は家のサーバーでSSDを使うべきか?HDDを使うべきか?という内容です。

私は現在家のATOMサーバーは500GBのHDDで運用をしています。
メールサーバー、WWWサーバーで使っていますが、一般的に頻度が高い用途ではないので、充分HDDで速度も満足していますし、色々とソフトを追加修正削除を勉強のために繰り返し行うこともあるのでSSDよりもHDDの方が気を使わないで済むからです。

でも、これだけ価格が安くなれば120GB程度のSSDも良いなと感じています。

SSDにするなら、CentOSであれば6以上がTrim設定となります。
Linuxの場合には、ログから色々とシステム的に書き込み更新する事も多いのでTrim設定は必要かと思います。

結論から言いますと、「SSDでもHDD同様に使えば良い」という事です。

寿命という点から考えれば、書き込み読み込みが10万回とか決められていますが、これは個々の個体によっても違うだろうし、最低保証は5年とか使えれば充分ではないかと思います。

HDDだって、いつ壊れるか分かりませんし、SSDもHDDも中のデータのバックアップだけは必ず取っておくという習慣をつけておけば良いのではないかと思います。

120GBのSSDは探せば5、6000円で買えるので、あまり気にする事はない。

気になる人は、システム領域とデータ、SWAP領域をHDDにするとか、SSDとHDDの両方を使ってサーバーを構築するという方法もありますし、ファイルサーバー(Samba)とかのサービスで使用するならSSD+HDDがよろしいと思います。

壊れる時は何でも壊れます。
そのためのバックアップです。

SSDの良いところは起動が速いという事です。
起動した後もソフトの立ち上がりも速い。

どちらかというとサーバー向けよりもデスクトップに向いているのかと思います。
サーバーは年中電源が入っているので起動が速いもクソもありません。
頻繁に使うサービスはメモリに常駐しているのでもちろん速い。

家のサーバーでも、速度を求めるぜ!という人はSSD。
そこそこ勉強用なのでという人はHDD。
ファイルサーバー、データ保存庫として使うなら、SSD+HDD。
WWWサーバーでも重たいソフトを動かすならSSDが良いかも・・・。

先ずはSSDだからと気にしないで使うことをお勧めします。

5月 252015
 

もう沢山のMVNOのシムが売り出されていて値段も安いですね。

こうなってくるとキャリアのシムを使っているのがバカくさい。お金持ちなら別ですが、我々庶民はなるべく使い方を変えずに安く済ませられるなら、こちらの方がお得かと思います。今までは通信量が1GBで1000円ほどだったのが、3GBで1500円未満になってきています。普通にメールとネット見る程度ならば、月に3GBも使いません。

通信費が月1500円くらいのMVNOで充分なんですよ。

今時、docomoじゃなきゃ駄目だとか、そういうブランド意識のある人っているのでしょうか?
逆にdocomoを愛用している人は騙されているのではないか?と思うほどです。
長年使ってきても、一向に安くならない使用料金、そして適当なショップ店員。
どこかの社長がガラケは売るがメインでは売らないような発言がありました。
0円がどうのこうの言ってましたが、自分たちが勝手にやってきた事ではないか。

この業界の人達って軽いよねぇ。

ガラケは仕事では使い易い。
スマホは買うのが高価である。

現在、販売されているキャリアの機種はどこも5万円以上はするでしょう。
iphoneなんか買うならパソコンが買えますよ。
スマホではパソコンの一時的な代替のような存在。
そんな物に高い金を出すのもどうかと思います。

ましては、中高校生に高いスマホを買い与えるのもどうかと思う。
若い頃に、こんな機械を与えたら本当にロクな事に使わないだろう。
そういう子供とバカな親が多い。

ガラケは現在も沢山の社会人や高齢者の方が使っています。
特に高齢者にはスマホの操作を難しいし、ネットを見るなんて事はしない。
ガラケでワンセグを見れる程度で充分である。

何でも新しい機能を付けなくては新機種が出せない事もないだろう。
使わない機能を削ぎ落とし、ガラケを安く売るのも手ではないか。

ガラケからスマホを検討している人はブランドに拘らず、MVNOの安い通信費と安い機種で充分である。2年間で使い倒せば良い。

大事にケースに入れているiphoneよりもいいと思う。

5月 242015
 

Linux初心者の方であれば色々な事で悩む場合があります。

①どんなOSを使ったらいいのか?
②初心者でも設定できるのか?
③新しいパソコン(PCパーツ)を購入しなくてはいけないのか?
④電気代等の運用で費用はどのくらいかかるのか?
⑤余っているXP時代のパソコンで代用できるか?  などなど・・・。

最初に検討すべきなのは、『自分がサーバーでどんな利用をしたいのか?』という点です。サーバーの利用方法は沢山あり、その利用方法によって、パソコンの性能やLinuxの設定、パソコンのボードやディスクによる消費する電気料金の違い、古いパソコン、中古パソコンでも応用できるか?という事です。

まずは自分のやりたい事を明確にしましょう。

逆に古いパソコンありきで、このスペックならどんな使い方が出来るのかを知りたいという人もいるでしょう。そういう人は、とりあえず何でも出来ると思って下さい。但し、処理速度が速いかどうか?その速度に耐えられるかどうかは扱い次第の面もあるので、自分で作業し設定してみて決める事になります。

今お話した古いパソコンとは、pentium4以上としましょう。
pentiumⅢとか、それ以下のCPUは使えない訳ではありませんが、現役で使用するには無理がある、長期の運用に機器が耐えられるか?という事もあるのでご理解頂きたい。

①どんなOSを使えば良いのか?
Linuxであれば、RedHat系とDebian系、BSDがありますが、ここはOSとして扱っている実績の多いRedHat形であれば、CentOSやScientificLinux、Debian系であれば、ubuntu,Linux-mintあたりでしょうか。沢山のユーザーがいれば、ネットでの情報も多く、設定に困っても解決できる余地があります。

②初心者でも設定できるか?
誰もが自宅でLinuxを使いサーバーにした人は初心者から始めています。ネットで設定が書かれているサイトを見ながらの設定であれば、初心者の人もできない事はありません。ただ、その前にViの使い方やLinuxをインストール、ネットワークを設定するという作業があり、これを超えなくてはなりません。

③新しいパソコン(PCパーツ)を購入しなくてはならないのか?
XP時代のPCならほぼ間違いなくLinuxはインストールできるはずです。Core2duoなどの2コアCPUであれば尚よろしいと思います。購入が必要なのはメモリを最低限1GBにする(推奨は2GB以上)、ディスクが古ければ、ディスクだけ新しい機器と交換しておく。ディスクは容量が大きければファイル保管庫としても使用できる。省エネのサーバーを自作したい場合には、IntelのATOMやAMDのC60やC70などが良い。価格はMini-ITXで1万円以下で購入できる。

④電気代はどのくらかかるのか?
自作省エネCPUならば、月500円未満(常時稼動で)程度、メーカー製品であればCPUやVGAによって違いはあるが100W前後の消費となると思われる。作る以前の電気代と比較する事をお奨めします。

⑤余っているXP時代のパソコンは使用できるか?
③に書いた通り使用可能です。メモリとディスク、パソコン内部の掃除を一度は行なうようにしてください。その時にファンの大きさを調べ、静穏ファンに交換するととても静かなパソコンになります。

とりあえず作ってみてハードに関しては分かる事が沢山あります。
急いで焦らずにゆっくりじっくり構えて作業しましょう。
小さなミス(誤字、スペルの間違いなど)でも動作しません。

困った場合には、質問・意見交換の出来る掲示板を作りましたので、質問や意見などは、こちらからお入り下さい。お気軽に使って欲しいと思います。

5月 172015
 

日本のPCシェアとしてはwindowsが半数以上を占めています。
その内、Linuxはほんの数パーセントというシェアです。
個人的に使われているLinuxは本当に少ないと思われます。

これは、新品のパソコンを購入する時にwindowsは最初からインストールされているPCはあるが、Linuxが最初からインストールされているPCはショップ限定であったりする程度でメーカー製品ではありません。

そういう環境であるために、Linuxは自らインストールをしないと使えない。また、インストール等の作業が入る事によって敷居が高いOSとなっている。ましては、インストールをしようとしてもwindowsと違う面もあり、そこまで辿りついても途中で止めてしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、そこを通り越した人だけがLinuxを楽しめる存在となる。
その数字がシェアに現れているのではないでしょうか。
100人PCを扱う人がいれば、Linuxを使っている人は2.3人であろう。

車で例えると・・・・
windowsはAT車、Linuxはミッション車でしょうか。
ATは運転も簡単、ミッション車はクラッチの使い方、坂道発進などそれなりの技術が必要となるが、運転する楽しさという点ではミッション車の方が上であろう。

ユーザーの中でも、仕事だけPCを使う人、趣味で家でも使う人がいる。
趣味としてPCを使う人の中でもwindows専門の人、MAC専門の人、Linuxを使う人、複合的に何でも使う人、このグループの中で趣味の人は複合的に何でも使う人が多いと思う。

Linuxだけを使っているは少なく、windowsも使っていたり、MACを使っていたりするケースが多い。
難しいと敬遠されがちなLinuxを他のOSと使う事によって勉強しながら少しずつ覚えていく、Linuxに欠けている部分はwindowsやMACを使って処理すれば良いと考える。

何でも1台のPCで色々な作業をさせるよりも、そのPC、そのOSに見合った作業を選び、そのパソコンを使うのが一番作業効率も良い。作業効率だけではなく、古いパソコンの再利用という面も考えるとLinuxを選択して、無駄にお金を掛けずに使える手段を講じる事もできるだろう。

複数のPCを所有している人は、その中の1台にLinuxをインストールしてみる価値はあると思う。
やる気になれば、OSをダウンロードして、直ぐに始める事もできる。

沢山の人にLinuxの面白さを味わって欲しいと思う。