5月 022015
 

この夏に新しいwindowsが発売されるようです。
名称はwindows-10です。
なぜかwindows-9がありません。
windows-8が8.1になり、この8.1がwindows-9という事なのでしょうか。

とりあえず、私は反windows派ではありませんが、このwindowsに関しては家に複数あるパソコンの内に1台あれば充分なのではないでしょうか。

何しろ、OS代が高い。
サーバー用途で使う事も無い。
デスクトップでofficeやメール、ネットを使う程度である。
無い訳にはいかないが、windows-7でもう少し頑張って使う予定でいます。

皆さんの中には、「俺はwindowsが好きではない」、「誰もがwindowsばかりでつまらない」そういう風に感じてLinuxを使ってみようと考えている人、実際に使っている人がいる。パソコンを使う初めての入り口としてはwindowsでも良いと思う。

やはり使い方に慣れてきた時にはwindowsだけではない世界もある事を知ってほしい。

一般の人は、「Linuxは普通の人では安易に使えない」、「難しいから覚えられないから止めた方が良い」そういう事を言う人もいますが、結局、判断し決めるのは自分自身だし、知らない世界が簡単に覚えられるような事はこの世の中にはありません。

仕事だって、一生懸命努力をして会得できるもの。
適当にやりながら覚えるなんてありません。
入社したての頃は、訳も分からないが指示された仕事をこなす。
そのうちに、言われた事がどういう事だったのか後から意味が分かってくる。
そこで初めて全貌が理解できる。

大事な事ほど時間が経過しないと分からない事が多い。

このブログを見に来てくれる人は、少なくてもパソコンが好きな人達だと思う。
好きではないと出来ない事がある。
Linuxはそういう人向け、コツコツと努力した人が覚えられるOSでなないか。
だから万人向けではないが、一度使うと止められないOSでもある。

私のPCライフはwindows-10が出ても何も変わらない。
主体がLinuxだから。

55歳を過ぎたおやじではあるが、毎日使い、サーバーを管理している。

今、思うと、20代、遅くても30代に覚えるべきだったと反省をしている。
その年代に覚えたならば、仕事環境も知識も今とは全然違う事になっていたかも知れない。

そう思うと、若いPC好きな人にLinuxを奨めたいと思う。

4月 302015
 

何でも最新のOSは興味があるもの。

しかし、パソコンを扱うという点では使い易さも重要な要素です。
MS社のOfiiceにしても使いにくくなってしまったり、全てが新しいOS、ソフトが旧ヴァージョンよりも良いとは限りませんし、個人が使う上で大事な事は自分に見合っているのか、長く付き合えるOSなのか、という点も考慮すべきかと思います。

私は、CentOSの6と7、ScientificLinux6、Linux-Mintをデスクトップとノートパソコンで使っています。
いわゆる、RedHat系とDebian系のLinuxです。

サーバーとして使用しているのが、ATOMーD510でCentOS6、デスクトップのE350+SSDでCentOS7とE8400のScientificLinux6とE6600のLinux-Mint、Thinkpad x40がLinux-MintとScientificLinux5(こちらはKingspecの32GBのSSD)です。

私が最初にインストールをしたのが、CentOS6でした。
このOSでサーバーの設定を毎日のように仕事から帰ってきてから夜までテレビも見ないで集中して作業をしていたのを思い出します。それ程、面白かったのではないでしょうか。

サーバーを作ってから、今度はデスクトップが欲しくなり、兄弟OSのScientificLinuxをインストールしてサーバーへの遠隔操作用、ブログの更新PCとして使用してきました。それから会社でも使いたい、持ち運びできるパソコンが欲しくなり、中古のx40を5000円で購入して最初は遅いHDDにCentOS5を入れて使っていましたが、PATAのSSDであるKingspecのSSDを4500程度で買い、ScientificLinux5に入れ替えました。

なんだかんだで何度もインストールをした結果が今の状態です。
Linux-Mintは動画再生、音楽を聞くマルチメディア用として使っています。
ほぼ全台が家庭内LANで繋がっていて、どこのPCからもファイル共有やSSHで遠隔操作が出きるようになっています。
x40は無線LANでの接続ができるようになっています。

windows7はCore2Quad-9450が1台とwinodws2000(Celeron1.1Ghz)があります。
windows7はSSD+HDDー1TBの仕様で速度も申し分ありません。

CentOS7やubuntuの最新Linuxはそれなりのスペックがないとキビキビ動作しません。
そういう点ではQuadコア以外の2コアCPUはCentOS6あたりが選択肢として良いと思います。
Linuxは古いPCでも動くというのは昔の話で、winodws同様な動きを求めるのであれば、それなりの仕様を作ってあげる必要性があります。

SSDに対応しているのが、CentOS6と7です。
CentOS6はpentium-M等の古いCPUではインストールできません。
CentOS5までです。

私としては、CentOS6やScientificLinux6をお勧めしたい。
特にcore2duo等のCPUで検討されている人はこちらの方がキビキビ動く。
SSDでtrimにも対応している。

連休でCentOS6使ってみませんか。
熱中できると思います。

4月 292015
 

最近はクラウドでファイルを保存している人多いと思います。

仕事で作成中のファイルも自宅で作業できる。
一見、とても良さそうに見えますが、問題もあります。

それは・・・・・

1.仕事で使うファイルをクラウドに置いていて大丈夫なのか?
2.そもそも仕事を家でもする事自体がどうなのか? という事です。

個人の考え方、忙しいので仕方が無い、等の意見はありますが、やはり、仕事はなるべく就業時間内にこなす事が大事なのではないでしょうか。
そして、クラウドにファイルを保存するにしても、その会社で決められた方針(どこのサーバーしか置いてはいけない)を守って利用しないと後々問題になった時に個人の責任が問われる事にもつながります。

一番、危険なのは無料の物を使う事です。
無料ほど怖い物はありません。

無料で使って良い物は、個人のどうでも良いファイルの保存やあまり使わない過去の資産ではないでしょうか。
何でもイージーに保管出来てしまうので、利用する前に自分なりのデータをどう保管するか考えておく必要性があります。

自分のデータは使っているパソコンやUSBメモリ、SDカード、DVDメディアに保存されていると思います。
その保管してあるデータの重要度によって保管方法も変えるべきだと思います。

家であれば、各個人の大事なデータ、家族のデータ、音楽ファイル、動画ファイル、住所録、などなど。
PCの設定用データ(回線のIDやパスワード、プロパイダの設定等)もあるかと思います。

HDD(ハードディスク)もSSDもUSBメモリも全てが絶対ではありません。
いつか壊れ、読み取りが出来なくなる時期が訪れる。
災害と同じで、忘れた頃にやってくる。

その場合に備えて、安全でありアクセスもし易い方法を検討すべきです。
DVDメディアに焼くという手もありますが、大事な時にメディアが見つからないという事ありませんか?
その上、メディアは扱い(保存)が悪いと使えなくなる事もある。
USBメモリはSSDと同様、記録できる回数問題もある。

家で個々バラバラにデータを保存するのは経済的にも問題がある。

一番の良い方法は、外付けのハードディスクを購入して大事なデータはそちらに移す。
1TBや2TBのUSB接続のタイプでも1万円前後で購入出来る。
普通の家ならば2TBあれば充分事は足りると思う。

この外付けハードディスクは常時パソコンに繋げないで、バックアップする時、ファイルを呼び出す時だけ接続すれば、ディスクの消耗は防ぐ事ができるだろう。何気ないファイルを保存して後々、これが生きたファイルとして使えた経緯が私には結構ありました。

容量の大きな外付けハードディスクを保存するファイルの種類によってディレクトリ、ホルダーを作り、後から見ても分かり易く保管するという事も必要になってきます。何でも入れておけば良いという考えでは無く、ディスク内も整理整頓しておけば困った時に慌てなくても済む。

Linuxのサーバーを運用していると、自分の設定したファイルの内容やID、パスワードなどもメモで保管しておくのも便利です。紙媒体の物はスキャンしてPDFファイルとして保存する。
家族で使うなら、使い方、保管方法、ディレクトリ構造についても説明をして理解してもらおう。

安全、安心が1万円程度で得られるなら安いと思う。

4月 282015
 

5月の連休に入ります。
年末年始と5月の連休は皆さんも楽しみにしているのではないでしょうか。

この5月の連休に、自作PCを作る!、中古PCでLinuxをインストールしてみる!
そういった行動を考えている人も少なくないのではないでしょうか。

このご時勢なので、投資は少なく、見返りは大きくと考えると、自作PCといっても大金を掛けてまで作るのもどうかと思いますし、メインマシンがあり、そこそこ動作するPCであれば、やはりMini-ITXのセカンドマシンや中古まPCを買って、自分なりにチューニングをするというのもよろしいのではないでしょうか。

Mini-ITXのマザボであれば、CPU(APU)は付いているので、ハードディスク(SSD)とメモリとケース(電源)があれば組立てることができますが、予算的には25,000円~30,000円と言うところでしょうか。

中古PCであれば、15000円前後のデスクトップ型を購入して、メモリ増設とディスク交換(SSD)というやり方もあります。この金額ならば、Core2duoE8400やE8500、Core2Quadも狙える金額です。

Mini-ITXは4コアになったとは言え、デスクトップでGUIを動かすのには多少もたつく場面もあるが、中古PCのE8500前後であれば全然問題はないと思う。省電力のセカンドマシンにするか多少、電気は食ってもそこそこ動くPCにしたいのか?そこが分かれ目かと思います。

Linuxを導入してサーバー(CUI)にする。
Linuxのデスクトップ(gnomeやKDE)で使う。
普通にwindowsで使いたい。

それぞれの使い方によっても変わってきます。
サーバーでCUIで使うのであれば、Mini-ITXのATOMでも充分動きます。
デスクトップで使用するならE350以上は欲しい。
中古PCのE8500ならグリグリ動く。

そこは見極めてもらい、検討して欲しいと思います。

初めてLinuxに挑戦するなら、デスクトップでwindowsのような使い方よりもCUIで端末を使い、windowsから操作するようなスタイルで覚えてもらった方が知識は増えると思います。

そうなると、中古のMini-ITXのATOMを安く買うのも悪くはありません。
最新のCentOS-7やubuntuを動かしてみたい人は、スペックもそれなりの物が必要です。
最初は勉強用として、後々自宅サーバーにもできる省電力ATOMで良いのではないでしょうか。

中古のATOMならば3,000円程度から購入出来ます。
ATOMはATOMでもデュアルコアのATOMを選ぶようにしてください。