暑くなってきました。あなたのパソコンは熱くなっていませんか。
CPU温度の状態が分からない人は、温度の分かるソフトを導入しても良いかも知れません。何しろ、一度熱暴走を起こすとMBやHDD、CPUもダメージが出てしまうので注意するのに越した事ありません。ソフトを導入しなくても、再起動をしてBIOSで確認するという手もありますが、CPUの温度はなるべくリアルタイムで負荷を掛けた状態の数値を知っておく必要があります。無い人は窓の杜でフリーソフトを探してください。Linuxの人はBIOSのセンサーから温度をモニタリングできるlm_sensorsを導入して欲しいと思います。
さて、会社の同僚や上司、事務の女性、友人、家族とパソコンの知識がある人ほど色々な方のパソコンを見たり、設定したりする事が多いと思います。
私なんかは、仕事先で困った事があると、直ぐに呼ばれてしまいます。
それは、非常に簡単な事から面倒な事までありますが、デスクトップの状態を見ただけで、その人がパソコンとどのように向き合っているのかが分かります。
あまり知識が無く、仕事だけでしかPCを使っていない人は、デスクトップがアイコンだらけです。
良く使うソフトや現在加工中のワードやエクセル、デジカメの写真まで置いてあります。
ましてはダウンロードしたLZHやら圧縮ファイルもそのまま置かれています。
そういう人に限って、パソコンが調子悪いという。
毎回、デスクトップを整理するようにと伝えても、その時だけで、少し経てば元に戻ってしまいます。
調子が悪くなる理由を自分で予測をたて、検証もする事もありません。
デスクトップ上はいわゆるメモリを使用している。
メモリが沢山積んであればいいが、会社のパソコンはそんな量は搭載していない。
だから、ソフトの使用できるメモリが限られてスワップが発生してしまう。
極端にスピードが落ちて、エラーが起き易くなる。という論理です。
エクセル・ワードだけならまだしも、デジカメの写真集をホルダー毎置いてあったりします。
ちょっとした画面を見るだけで、その人の性格なども分かってしまうように思えます。
そして、色々な書類を作るにしても、何でもワードや何でもエクセルという人が多いです。
データを扱うならアクセスを使うとか、広告など作るならパブリッシャーを使うとか色々なシチュエーションに見合ったソフトを使う事も手を付ける前に頭の中で考える事が大事です。それは、後から使う時に、このソフトで作っておいて良かったと感じるような選択が出来れば最高のチョイスだと思います。
全ては自分だけではなく他の人が使う事も考慮する。
なぜ、このデータはエクセルなのか?疑問を抱かせるような作り方は良くありません。
会社で使用するファイルであればなおさらです。
これはプログラムを作ったり、ホームページを作ったりする時も同じです。親切丁寧に、コメント行を作って、なぜこのように作ったのか説明をきちんと書く人、その場限りの作り方でなぜそうしたのか?意味が分からない状態でも平気な人もいます。
これも全ては、次の人が分かり易いようにという配慮です。
最近は、「自分だけ良ければ良い」と思う人が多くいますが、私の今までの経緯からすると、こういう人は巡り巡って自分のところにその因果は戻るようになっています。ちょっとした配慮の積み重ねが、その中身をみた人、使っている人から評価や信頼となっていくのです。
また、キーボードやマウスが汚れたままで平気な人、逆にキーボードをモニターに立て掛けて布か何かを被せている人もいますが、仏壇ではありませんし、時間と共に黄ばんだり傷んだりは当たり前ですが、手垢や埃だらけのマウスやキーボードであれば、使う前に掃除してあげて欲しいと思います。こういうのを見てしまうと、その人の部屋、家の中の状態が何となく分かってしまいます。
ちょっとした日常の事で、その人の性格や環境って分かってしまうものですよね。
そういう人程、我々が一番注意している情報流出など考えた事もないでしょう。
スマホもきっと同じようになっているはずです。(見なくても分かりますよね)
たかがパソコン、されどそれだけで人格が読める。
ネットをどのように使っているのか調べたいSNS大手会社や色々な国々の意味も理解できます。