PC部品関係 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 262024
 

連休中に作業をする予定でいましたが、平日の仕事が終わってから作業がしたくなりやってしまいました。

先ずはボード探しからです。

古いマザーボードやら古いSCSIボード等の保管してある箱の中からサウンドボードを探したところ2枚が見付かりました。

どちらも古いPCIのボードですが、現在のLGA775のマザーボードに付いている音源よりも良い音はすると思っています。

新しいサウンドブラスターでは、PCI Express のインターフェイスを使用していますが、古いボードなので古いPCIのインターフェイスです。

元々、LGA775にはPCIしか付いていないんで丁度良かったのかも知れません。

ボードを掃除して早速取付ます。

取付は2.3分です。

スピーカーからの配線を新しく取り付けたボードへ接続をし直し、スイッチオン!

先ずは、Kona-Linux6から起動させてみます。

起動前にBIOS上でマザーボードのサウンドは使用しないで切っておきました。
起動中は普通通りに起動しました。

ログインされた状態でサウンド設定を確認すると、ちゃんとCREATIVEと認識していました。

LinuxのDebian系の場合、特に何もしなくても起動時にちゃんとドライバーを当ててくれますよね。
ドライバーを探さなくても済むので有難いです。

早速、音を鳴らしてみます。

う~うん、低音の響きが最高です。
今まで聞こえなかった音まで再現しています。
同じ曲が違う曲に聞こえますよ。

ここまで音の再現が違うのか?
それとも今まで聴いていた音がチャチなものだったのか?

ベースの音、ギターのフレットを変える滑り音まで聞こえてきます。

Edferの大き目なスピーカーも出力があって両者で良い音が成立しているのかも知れません。

Youtubeの音も最高です。

Linux-Mint21.3の方も何もしなくても普通に認識していました。
全く問題ありません。

少し古い部品の方が安定したLinux用のドライバーが提供されている可能性が高いです。
枯れた部品のLinux利用の良いところではないでしょうか。

LGA775でこんな音が出ると思ってはみませんでした。

もっと早くサウンドボードを取付ておけば良かったと思っています。

新しいCREATIVのサウンドカードも1万円しないで買える値段なんですね。

音重視のマニアな方は、サウンドカード取り付けてみてはいかがですか?

きっと納得すると思います。

ただ、スピーカーも其れなりの物にしないといけません。

4月 102024
 

やっと普通にデスクトップPCが使える環境が戻ってきて嬉しい限りです。

仕事が終わって自宅に帰っても必ずPCの前に鎮座して動作確認など楽しんでいます。

デスクトップPCを修理する前に家にある部品たちを倉庫(別の部屋)から出して確認をしていました。

まだ、接続していないデスクトップPCは2台あります。
これは古いPCなので常時繋げる必要性は無いと思っています。

それは、windows98seとwindows2000のインストールされたPCです。

自分の好きなゲームがインストールされていたりするので、そのまま未来永劫所有しておくかという感じでしょうか。

そして忘れられているのが周辺機器たちです。

あまり使っていないのに使わなくなった悲しみの周辺機器たちです。

一発目はMOディスクです。

128MBと256MBとかの容量のフロッピーよりも分厚いディスクです。

これが何とSCSI仕様なんですね。

知っていますか?
今は無きSCSI接続。
PCIにボードを差して繋げるタイプです。

HDDもSCSI仕様がありました。
その時には回転速度も1万回転越で転送速度が速く安定していてサーバー用途に多く使われていました。その分価格が高かった。

このSCSIも時の流れには勝てませんでした。
安いIDEに駆逐されて消えていきました。

その接続がまだ主流だった頃のMOディスクです。
メディアもまだ50枚近くありますが、何を入れてあるのか分かりません。

もう繋げる事は無いであろう悲しみの一品です。

そして第2弾は・・・EPSONのスキャナです。
それも分厚くて大きいスキャナです。

写真を取り込んだり、紙ベースの物をファイル化するに重宝していましたが、これも使わなくなった一品です。

パソコン好きな人は必ず1台は所有していたのではないでしょうか。

USB接続なので繋げて使っても良いのですが、大き過ぎて邪魔なんですね。
置き場に困る存在なんです。

多分、持っている人も外して、どこかにしまっているだろうと思います。

その他、ATAPIのHDDやらATAPIのCDROMなど色が褪せて保管だけしている状態です。
メモリも色々なタイプが沢山あります。

分解して金でも取り出しますか?

皆さんの家には古いPC部品、周辺機器どうしてますか?

6月 022023
 

最近、1台のノートPCが修理にやってきました。

壊れた内容は「起動しない」との事です。

windowsが起動しないという事は、HDDが壊れている確率が高い。
もしくは、起動時のMBR(マザーブートレコード)が壊れているかどちらかだろう。

メーカー名はHPです。
私の中では修理数が一番多いメーカーのノートPCです。

HPは比較的、値段的に性能も良いが、廉価版になると作りが安ぼったく、メンテナンス性も非常に悪い。

メモリやHDDにアクセスするにも裏蓋を全部開けなくてはならない。

プラスチックで出来ているので爪を上手く解除しながら裏蓋を開ける事になるのだが、これがまた非常に硬い。

マイナスドライバーでコジリながらようやく蓋が取れた。

HDDを見てみると、これまた壊れやすいNo,1のseagateの500GBのHDDが付いている。

SATAの接続も特殊でHDDのソケットから紐上のケーブルが出ていて、それが小型のフイルム式の接点になっている。

ノートPCでよく見かける、帯の様なケーブルの小型版である。

廉価版のノートだけあって中の部品一つ一つが安い製品で作られているというのが私の感想です。

大体、メンテナンス性を考えていない構造のノートPCは壊れた時点でアウトであると考えた方が無難である。

seagateのHDDを外して、余っていたTOSHIBA製品を取付て起動を試みるが、BIOSが認識していない。

そしてこのBIOSもHP社製の特殊なセキュアブート付きのBIOSである。
DOS/V規格の良くあるBIOSと比較しても分かりにくいBIOSである。

どちらかというと、BIOSも一般使用者にも触って欲しくないという感じを受ける。

ある営業所で使っていたノートだが、購入した人に話を聞くと安かったので3台まとめて購入したとの事。紹介者はRI●●Oさんらしい。

売れ残っていたノートを安く販売したが、もしかするとB級品(修理上がり品)等の可能性もなくは無いだろう。

HDDが認識しない理由は、HDD自体が故障しているか、SATAケーブルが悪いかどちらかであると判断をしたが、いかんせん特殊なSATAケーブルであるために検証が出来ない。

う~ん、困った。

MB(マザーボード)をよく見るとM.2のSSDのソケットが付いている。

余っていたM.2のSSD500GBを取付て起動するとばっちし認識をした。

私が想像するには、熱が異常に高くなるseagateのHDDにフイルム式のケーブルというのはいかがなものなのか?

きっと熱でおかしくなってしなっているのではないのか。そう考えた。

そのままSSDにwindowsをインストールをして返品する。
SSDのお陰で起動も素早くなって使い勝手は良くなったと思います。

皆さんも安物ノートPCを購入する際にはメンテナンス性を考慮してある製品を選ぶようにした方が後々問題が起きないで済むと思います。