CPU温度 –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 202022
 

自分が現在、Win10で使用しているTOSHIBAのSatelite P750ですが、このところ排気口がえらく熱い。

前々から随分熱いな!と思ってはいたのですが、ノートパソコンなのでこんなものか!程度にしか感じてはいなかったのですが、使っていないアイドリング状態でも熱風が凄い。

これは怪しい、何か問題があるな!と思い緊急分解しました。

裏のネジやバッテリー、メモリ、SSDも全て撤去してマイナスドライバーを蓋の隙間に入れてパカっと開けます。

ノートパソコンの分解方法については、機種によって変わるので自分のパソコンの分解方法は時間がある時にネットで調べておいた方が良いでしょう。

私のノートパソコンはTOSHIBAのSateliteという機種で海外向けの仕様になっています。
キーボードも英字だけで日本語表示は無く、配列も多少違います。

これはヤフオクで購入したので、持ち主が外人だったのかも知れません。
ちなみにオーストラリア仕様のようです。

そんな機種なので分解方法の詳細はネットで見付からず自分勝手に分解する事にしました。

先ず、分解前の温度状態です。

★CPU(Core-i7 2630QM)4コア8スレッド

コア0 72℃
コア1 72℃
コア2 75℃
コア3 73℃

なぜかコア2の温度だけ非常に高い。
次にコア3です。

しかし、この温度はやはり異常ですよね。
CPU自体は80℃くらいまでは動くはずですが、内部の機器にこの温度は良くありません。

SSDやメモリ、マザーボードのコンデンサ等です。

CPUの温度については、窓の杜でCPU-Tempというソフトをインストールすれば状況が分かります。

排気口が常時熱い場合にはもうCPU温度は60℃を超えているはずです。

アイドリング(何もしていない状態時)は40~45℃前後が普通だと思います。
負荷をCPUに掛けた状態時に一時的に60~70℃になるのは問題ありません。

ダメな時にはアイドリング時にもう70℃前後になっています。

分解して分かった事はCPU冷却ファンから排気口の金属(メッシュのようになっている)が埃で詰まってしまっていて、排気が出来ない状態でした。

この詰まった埃が頑丈で掃除機で吸い取っても取れませんでした。

そこで持ち出して来たのは歯ブラシです。
歯ブラシは使い終わった捨てる歯ブラシです。

これを排気口のメッシュ部分の埃部分に当ててゴシゴシしながら掃除機で吸い取ります。

歯医者が水でシューシューしながら歯を削るのと同じ要領です。

ついでにCPUファンも外して埃など取り除き元に戻します。
マザーボードも剥き出し状態なので全体的に気になる箇所は掃除します。

分解する際の注意点は・・・・

①無理に裏蓋を剥がそうとしない。(マイナスドライバー等でこじる)
②キーボード等が薄いケーブルで繋がっているので注意
③モニターを傷付けにように作業する
④事前にネットで自分のPCの分解情報を仕入れておく

作業後は本体が静かになりました。
CPUファンが頑張って回っていたのでしょうね。

CPU温度もアイドリング時に42℃前後、作業時に50~60℃ほど。
排気口も熱くなりません。

これならもっと早く作業してあげれば良かったと思っています。

ノートパソコンが非常に熱い人は絶対早く内部清掃分解すべきだと思います。

11月 102012
 

今日は土曜日で仕事も休み。
のんびりテレビでも見ていようか?と思っていましたが、「たまにはパソコンの掃除でもしてやるか!」と考え、奮起して始めました。

ノートパソコンは別としても私自身が管理しているパソコンは正式に稼働している物が3台あります。

初号機・・・WindowsXP 32bit Pentium4(3.2) memDDR-2GB
弐号機・・・CentOS6.3 32bit GNOME Pentium4(3.0)mem DDR-1GB
仮設鯖・・・CentOS6.2 32bit ATOM510 mem DDR2-4GB

主に遊びで使用が初号機で鯖へのアクセス、設定などは弐号機、そして、再設定を控えている仮設鯖となります。

まぁ、どれもこれも、くたびれたというか、枯れた仕様です。

初号機はつい最近、電源を交換した時に、内部を全て綺麗にしました。
時にCPUファンなどは念入りに掃除機で綺麗にして通気を良くしました。
おかげでだいぶ静かになってCPUの温度も安定しました。

さて、一番問題というか厄介なのは弐号機です。
普段良く使っている割に面倒な位置に設置してあるので電源ボタンを押す程度です。

線類を全て外して・・・うゎ!ケースの蓋を開けたら底には埃が・・・・
CPUファン(クーラーマスタ)のファンの上から見える冷却装置(ヒダヒダ)の隙間にビッシリ苔のように埃が詰まってました。

電源ファン・排気用ファンも同様です。

ケースの裏側にある排気口の小さな穴たちも埃が詰まっていました。
1年ほど前にケースの蓋を開けて掃除をしたので、約1年でこんなに・・・(泣)
場所的には家内が毎日掃除している場所なので、埃が沢山という訳では無いと思いますが、ファンで空気中の埃を吸い取るのでしょうね。

全部を終えて、起動します。やっぱ気持ちいいね~。

早速、鯖では無いけど、CPUの温度が分かるようにI’m sensorsをインストールします。
この、I’m sensorというソフトはマザーBのBIOS上からセンサーの情報を引いてきて表示(端末上で)してくれるものです。負荷状態時のCPU温度など見るときに便利です。

■ Linux(CentOS)での設定方法について

root権限になります。# su
I’m sensorをインストールします。 # yum -y install I’m sensors
初期設定をします。 # sensors
後は色々聞いてきますが、全てEnterでOKです。(多分ですが・・・)

表示の仕方を変更したり、する場合には、# vi /etc/semsors.confを変更するようですが、とりあえず、ざっくり見れればOKなんで、このままにします。

# sensors と打つと・・・・
Adapter: ISA adapter
Vcore: +1.25 V (min = +0.00 V, max = +1.74 V)
in1: +1.81 V (min = +2.03 V, max = +1.57 V) ALARM
AVCC: +3.25 V (min = +2.98 V, max = +3.63 V)
VCC: +3.25 V (min = +2.98 V, max = +3.63 V)
in4: +1.64 V (min = +0.26 V, max = +0.60 V) ALARM
in5: +1.60 V (min = +1.90 V, max = +1.74 V) ALARM
in6: +0.14 V (min = +0.31 V, max = +0.25 V) ALARM
3VSB: +3.25 V (min = +2.98 V, max = +3.63 V)
Vbat: +3.23 V (min = +2.70 V, max = +3.30 V)
in9: +0.14 V (min = +0.83 V, max = +1.27 V) ALARM
fan1: 1394 RPM (min = 672 RPM, div = 8)
fan2: 2235 RPM (min = 3792 RPM, div = 4) ALARM
fan3: 0 RPM (min = 105 RPM, div = 128) ALARM
fan5: 0 RPM (min = 10546 RPM, div = 128) ALARM
temp1: +31.0°C (high = +47.0°C, hyst = +121.0°C) sensor = thermistor
temp2: +43.5°C (high = +80.0°C, hyst = +75.0°C) sensor = diode
temp3: +50.0°C (high = +80.0°C, hyst = +75.0°C) sensor = thermistor

こんな具合で表示をします。(もちろん、コンソールからです)

やっとこれで、正月が迎えられる・・・少し早いか。