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4月 232021
 

自分がパソコンを実際に覚え始めたのはwindows95が出てからです。

だから若い頃からパソコンが好きでやってきた訳ではありません。
の頃は、NECのPC9800シリーズが仕事先で使われていました。

勿論、ソフトはDOSで動作するものです。

その後に、windows95が発売されて、ここからPC自作が始まりました。

私は現在61歳です。
win95は1995年8月に発売されています。

引き算をすると、その時の私の年齢は36歳です。

今はLinuxもほどほど使え、ExcelやWord、Accessも使えますが、その時には何も分からない状態でした。

ただ、任天堂のゲームをしているよりもPCを作ったり、使い方を覚えたりして一人でやっている事が好きでした。

自作にしろ、Linuxにしろ、ソフトの使い方にしろ、私は全て独学です。
独学であればお金はかからないし、自分の好きな時間で勉強が出来るからです。

本を買って読んでは自分でやってみる事が好きで、自作PCも悩みながら覚えました。
今までに何台の自作PCを作ったのか分かりません。

Linuxを覚え始めたのは、このブログを始めた頃です。
今から12.3年前になります。

CentOS6をインストールしたのが最初の事です。

Linuxは自分が49歳ころに始めたOSとなります。

普通であればPCなんて飽きる年齢なのに、そこからまたLinuxで独学を始めて、現在に至っています。

Windowsを使っている頃はネットワークの知識やメールの仕組みなど何となく使っていただけで興味は湧きませんでしたが、Linuxのお陰でネットワークの意味合い、設定方法、メールサーバー、httpdまで知識として覚える事が出来ました。

windowsではOSが勝手に設定してくれる部分が多く、知識として覚えるのは自分がそこに興味を持たない限り難しいと思います。

Linuxの場合には、知識として頭に入れた上で、自分の環境に合わせた設定が必要となるので、必然的に知識として見についたのだと考えています。

この10年間は私のパソコン環境はLinux中心です。

ATOMで小さなサーバーを作って、windows機からSSHを使って遠隔設定をする。
本当に色々な事を毎日試していました。
仕事から帰って夕飯も食べすに夜中まで作業していた事もありました。

そんな知識が60歳を超えた頃に生かされてきている。

本来ならば、定年退職するおやじなのに需要がある。
色々な会社のPC・サーバー環境の設定を依頼される。

おまけに調子の悪いPCの修理までしたり、余っているPCにLinuxをインストールしてファイルサーバーまで作ってあげる。

こちらが遊び半分でやっている事が相手に喜ばれる。

ExcelやWordが使える人がパソコンが使える人というイメージがパソコン初心者に多くいますが、それは間違っています。

今やパソコンは音楽、動画編集等にも使われています。
性能も格段と良くなってきている。

Linuxもパソコンの使い方の一つです。

私は50代から覚え始めたLinux知識が60代で仕事として生かされている事に気が付きました。

そんな事とは全然知らずに覚え始めた頃は夢中になっていた。
人生どこで趣味が生きてくるか分かりません。
私はたまたま、きっかけがLinuxだったとう事かも知れません。

何事も夢中になってやっていれば何かが見えて何かが変わる。

コロナ禍でゴールデンウィークやる事無い人は無いかをトライしてみましょう!

10月 262020
 

ノートパソコンというのは、モニターからキーボードまで一体化しているので古くなったら再利用が利かないという弱点があります。

正常に動作していてもCPUが古い、OSが古いでは使い道が限られてしまい、特にwindowsの場合にはXPやらwindows7やらのupdate期限が切れてしまうと、新しいOSに入れ替えられないスペックのものは廃棄される運命にあります。

私がいくらPCが好きでも全てのPCを救う事は出来ません。

デスクトップであれば出来る限り再利用可能な部品を取ったり、上位のCPUに入れ替えたりをして使えるようにしますが、ノートPCでは手間がかかるだけで再利用という面では難しい機種でもあります。

仕事場で2台のノートPCの廃棄が出てきました。

1台はwindowsXPでメモリも1GBのもの。
もう1台がPentium DualCoreのメモリ4GBのものです。

XPは前から使用をしていなかったのだが、棚の奥にしまっていたため誰の目にも触れず密かに隠れていました。

PCはこのノートPCでも上位のクラスの機種ですが、いかんせんスペックが低すぎる。

Linuxでも入れて勉強用には最適なのかも知れないが、私の仕事場でLinuxを勉強しよう!なんて考える人は誰も居ない。

とりあえず私の机の脇で少しの間保管をしてみる事にする。

もう1台のDual CoreについてはLinuxで使えそうである。
SSDに入れ替えなくてもサーバーにする訳でもないので自分用のPCと考えた。

自分が普段使っているwindows10のデータバックアップ及びサーバーへの接続用としての使い道である。

普段使用しているwindows10はDELL製品で第2世代のCore-i3が入っているが、いかんせん古く、今は調子よく動作しているがいつどうなってもおかしくない品物でもある。

このPCには私が作ったデータベースやらサーバーのID、パスワードから資料が沢山詰まっており、Linuxで作ったサーバーにもデータは退避させているが、サーバー自体も同じ時期のDELL製品で作ったものであり、怪しいと言えば怪しいのである。

ノートパソコンであれば、データをバックアップする時だけ起動し、保存している間は電源を入れなくて済むので安心と言えば安心である。サーバーのように常時電源ONの状態であれば、急な停電やマザーボードの故障などいつ起きてもやむ負えないが、電源OFFであれば機器の寿命も伸ばす事が可能だ。

資料が必要になった時もノート毎移動させる事も出来るし、大きなUSBメモリと考えても良いのではないだろうか。

インストールは使い慣れているCentOS-6の最終Verとした。
仕様はデスクトップとしてセットアップをした。

Sambaを設定し、ネットワークでホルダーが見れるようになれば完了である。

少しずつ大事なデータを移動させていく予定である。
一度に大量のデータを移動させるとエラーを起こしやすくなるので一度に沢山のデータは数回に分けて移動させるようにした。

やはりサーバー以外に自分用のLinuxマシンがあるのは何かと便利である。

ちょっとしたLinux設定の勉強や忘れがちなコマンドを思い出したりする事が可能だ。

雀百まで踊り忘れずですね。

皆さんも古いノートパソコン捨てずに再利用してください。

Linux入れれば何かしら得る物があると思います。

1月 072020
 

いつ雨や雪が降ってもおかしくない天気です。

お正月は良い天気が続きましたが、仕事が始まってからは天気がいまいちです。
これは皆さんの気持ちを現してしいるのでしょう。

さて、今日は会社のサーバーについてです。

サーバーは私が設置したLinuxのSambaサーバーです。

動かしているサービスはSambaだけではなく、Apacheも動かしており、内部連絡用のCGI掲示板も動かしております。

最初は使い方が分からなかった社員さんも慣れて今は普通に使えるようになっています。

仕事別に2台のLinuxサーバーを設置してあり、1台がCentOS、もう1台がLinux-mintのOSを使っています。どちらもCUIで使用しています。

最初は余っていたPCをWindowsからLinuxに入替て、ハードディスクもそのまま古い物を使っていましたが、今は新しく増設した2TBのディスクがおのおの付いています。

古いシステム用のディスクが最近は心配で、いつ交換するか悩んでいます。
(システム用のディスクが死んだとしても良いように別のディスクを追加してある)

ディスク自体にはエラーも無く、頻繁に掃除もしているので温度管理も出来ているつもりです。

ハードディスクの場合には、新しいから安全という事は無く、調子の良くない新しいディスクも存在する訳で、データを入れているディスクが新しいから大丈夫とは思わないようにしています。

そこでこの2台のサーバーに保管してあるデータをどうやってバックアップを取っておくのが良い方法なのか考えていました。

上司に話をすれば、「DVDで焼いておけば!」と簡単に言うでしょう。
それは、自分自身が作業しないから言える言葉ですよ。

長期保管前提であればそれでも良いのですが、容量が2台分合わせて4TBの内300GB程を使用しているので、これをDVDに焼いていたら時間とメディアの無駄のように思いませんか?ブルーレイならまだしも普通のDVDであれば大変な作業ですよ。

そこで考えたのは2つの方法です。

その1・・・外付けHDDを買ってバックアップする。
その2・・・余っているノートPCにLinuxを入れてバックアップを取る。

外付けHDDは買っても1.2万円で充分な容量が買えます。
しかし、余っているノートPCならお金を掛けずにバックアップが取れる。

無駄に機器を買う必要性が無いですよ。
ノートPCをバックアップ取る時だけ電源を入れれば良いんです。
常時稼働では無いのでHDDも傷みは少ないだろう。

災害用の備蓄品と同じ、何かあった時のためのバックアップです。

形はともかく、何かあった場合のためにお金を掛けずに工夫して保存しましょう。

ちなみに今回バックアップ用にしたノートPCのスペックは以下のとおりです。

1.CPU  Pentium dualcore 2.4GHz
2.Mem  4GB
3.HDD  750GB
4.OS  CentOS6.10 x86_64

インストールから始めてネットワーク接続、Samba設定、データ移動まで行い、所要時間は5.5時間程でした。

まぁ、ちょっと安心しました。