5.10 –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 202014
 

現在、友人から頂きましたx40弐号機ですが、SSDにする前に、もう一度遅い1.8のHDのままCentOS-5を使ってみようと思いインストールをし始めました。インストール自体は超簡単で、USBの外付けDVDを繋げ、インストールディスクをセットして、x40の電源をONにして、BIOS起動時にF12ボタンを押してbootをUSBのDVDに合わせれば自動的にインストールが始まります。

なぜSSDにしないのか?

現在、壱号機のx40にはKingSpecの32GBのSSDを付けてあり、OSはScientific-Linux5です。

こちらは持ち運びを考慮して作ったのでHDよりもSSDの方が安心して使用できます。
この弐号機については、自分のパソコン部屋に据え置きで考えているので、遅いHDでも一度起動さえしてしまえば、windowsと違い、そんなにストレスが溜まるような動作では無い事を、壱号機を作った時に確認をしていました。私のパソコン部屋には、ATOMサーバー(Centos6.4-64bit)があり、E350のCentos6.5(64bit)があり、windowsXPがあり、windows2000+Puppy-Linuxがあります。これはあくまでも自分の作業場の中にあるパソコンで、リビングには、E6600のScientific-Linux6.4(64bit)とノートパソコンのHP6710bがあります。

それぞれのパソコンには特徴もあり、仕事するなら、このパソコン、ブログ書くならこのパソコン、遊ぶならこのパソコンというように仕分けしています。どのパソコンもすべて完全動作しており、中途半端な設定のパソコンは1台もありません。(元々性格上、放っておくのが嫌いなので時間があれば直ぐに設定を仕上げます)

そんな事で、平日の仕事が終わってから、毎日少しずつ作業をしています。
今週は、インストールとSSH、samba、レポジトリの追加、デスクトップの調整(fontの追加)まで平日の内に作業をしてしまい、土日においてWi-Fiの設定を行うつもりです。まぁ、家で使うので有線ネットワークで充分なんですけど、とりあえず装備として付いているので設定まではやろうと思います。この頂いたx40なんですが、Pentium-M1.3Ghzなので、壱号機の1.2Ghzよりも動作的には速い感じがします。キーボードも綺麗ですし、画面の色合いなども大丈夫、最近のミニノートと比較すると質実剛健、機能的で美しさを感じさせます。

SSDを購入して、windows7をインストールしている人も多いかと思いますが、パソコンを使うだけではなく、自分が使い易い環境作るという過程を楽しめる点ではLinuxは面白いはずです。逆に仕事や遊びに使うことが前提で設定などするのが嫌いな人は躊躇わずwindowsをインストールするべきです。プラモデルを作る過程が好きな人には適していると思います。

KingSpecのSSDは気に入って使っている人、気に入らない人がいるかと思いますが、32GBで5000円前後のPATA-SSDに注文を付けても仕方がありませんし、逆にx40やx41でまともに使えるような材料というか機器を安価で作ってくれてありがとうという意識のほうが私は大きいです。一部の人の意見では、アクセスランプが点灯し放っぱなしである、説明書が無い、プチフリがする等等、ありますが、アクセスランプはそんなに大事な要素ではありません。説明書を欲するのはwindowsを使用していて、その大手周辺機器のメーカーを基本に考えているからであって、秋葉原の一部の商品や中古品なのでも説明書が無くて、それを承知で安価で購入している人もいますから、安い機器をいかに使えるように努力するかという事だと思います。心配な人はそれなりのメーカーで安定した商品を購入するべきです。しかし、x40のような古い機種のPATA-SSDなんて大手メーカーがいまさら作りませんし、これしかない物に文句を言っても仕方の無いように思います。kingSpecのSSDを購入するかどうかで悩んでいる人の参考になればと思います。

私のように古いパソコンや部品が好きでLinuxを使っている変わった人もいれば、最新のCPUやビデオカードでないと納得しない人もいるはずです。しかし、使って見るネットや情報は最新も古い機種も変わりません。同じに使えるならコストが安く済む方が貧乏な私には見合っているのかも知れません。

仮面ライダーだってウルトラマンだって古い物の方がいいですよね。

くれぐれも改造などは自己責任・自己解決でお願いしたいものです。
問題について解決するための質問や相談は私の出来る範疇でお答えするつもりです。

何かあればメールやコメントに残して頂ければ有難いです。

1月 062014
 

仕事先の友人というか同僚というか、そういう関係の人から依頼を受けました。
x40のような小型のPCでLinuxが欲しいという事です。

その人自体は、普通にwindowsを使いこなすレベルでLinuxとは今まで無縁の関係でした。先日私が仕事用にとx40を持参して使っていたところ、一番興味をもって話を聞きにきていました。年齢的には私より2.3下になりますが、パソコンはお好きなようでLinuxを使ってみたいという気持ちになったみたいで、x40のスタイルや使い勝手の良さにも惚れたようです。

依頼と言っても、それで利益を取るような商売ではありませんし、会社の人なので昼飯一回分程度で作ってあげようと思っています。・・かといって私も私もと何台も依頼されては困るのですが・・・・。Linux布教のための一歩ですね。

問題はx40が手に入るか?という事です。

探せばあるかと思いますが、ボロイ、汚い、改造してあるようなパソコンは気持ち的には選びません。
予算としては、20,000円と伝えました。2012120919130000
◎本体が5000円前後
◎SSDが64GB(runcore)で12,000円前後
◎SDカード2GBで500円
◎マウス(USB)1,000円
◎合計で18500円+消費税です。

SSDについてはKingSpecでも文句は無いと思いますが、Runcoreの物があれば、とりあえずそちらの方が安心ですし、古いHDをUSBに繋げるケースも付属しているのでこちらの方が良いのではという判断です。無ければKingSpecにしますが、その場合には予算が安くあがるので文句は出ないでしょう。

本体はx40,x41あたりにして、CPUは出来たらpentiumM-1.2~1.6Ghzの物が選択できれば良いなと考えています。

OSはCentOS5.10-32bitですね。
私はScientific-Linuxですが、こちらはCentOSにしようと思います。
まるで同じだと真似みたいに思われるかなと。

1.2万で勉強用のLinuxが作れるなら良いと思いませんか?
この正月に一杯飲みに行ったと思えば安いものです。

後は、本人が頑張って使いこなしてくれれば有難いと思います。

11月 172013
 

CentOS-5.10が出たので、息子のATOMーD525に早速インストールしてみました。
息子のATOMはLinuxの勉強用に本人が部品代を出資して作ったマシンです。
HD500GB・memory2GBです。

今まではモニターにも繋げておらず、もっぱらサーバーで起動してCUIモードでやらせてました。
今回は新しく5.10が出たのでダウンロードしてインストールをさせてみます。

DVDは2枚作らなければならないのですが、2枚目はほとんどインストールが終了したところで、ちょこっと使うだけでした。インストール方法を今回はdesktop(gnome)としました。インストール時間は1時間ほどです。後は再起動して個々の設定をしますが、起動途中で不用なサービスの待ち時間がえらく長かったように感じました。これは多分、ネットワークの設定を後回しにした関係でネットを探していたのかと思います。一度、とりあえず起動させて、不用なサービスを止めて、ネットワークの設定をすれば起動は断然速くなります。

息子のパソコンはXP(Pentium4-3.2G/mem2GB)とこのATOM(ASUSーD525)の2台です。XPが中心で使っていてATOMはLinux勉強用としていたので、端末でXPからSSHで操作をしていました。でも鯖にするつもりは無かったので、扱い方が分かれば、普段使えるdesktopにしておいた方が使い勝手としては良いはずです。

そこで、今回はgnome-desktopとしてCentOS5.10 x86 64をインストールしました。私がCentOS6.4 x86 64をdesktopとして使用しているので、5シリーズ最新のOSということにしました。

接続するモニターはメルコの22インチのワイド画面です。解像度は1680×1050が推奨されています。XPではRadeon-HDなのでこの解像度で表示されていますが、今回はATOMなんで表示出来るかが問題でした。今までの経緯からするとVGAのドライバーが標準搭載のvesaになるので、最高解像度が1280×1024になってしまいます。そこで今回intelの915resolutionを試してみようと思いました。この915resolutionはBIOSからVGAの情報を取得してxorg.confに表示させる解像度を渡す役割となるソフトですが、ATOMはチップセットが810や950とか965とかではないので、まぁやるだけやってみるかという感じです。

一通り初期設定が終わった後に開始しました。

1.レポジトリにDagを設定する (ここからでもdownroadできます)
2.yumを使いダウンロードする # yum install 915resolution
3.インストールできたら、# 915resolution -l を実行して状態をみる
・・・この先はまだあるのですが・・・・・

# 915resolution -l を実行した時点で解像度表示がされるのですが、されませんでした。
ということはATOMのBIOSを拾えていないということになります。
もしかしてBIOSのVerを上げればどうにかなるのかも知れませんが、今回は息子のPCという事もありここで諦めました。結論としてはATOM関係のVGAはいまのところワイド画面には対応できないということです。E350とかIONであればもともとGeForceやRadeonHDなので問題はありませんが、オンボードのintelではアウトです。

仕方なく、画面は1280×1024でXP(1680×1050)と自動的に切り替わるようにしておきました。
息子本人が画面が綺麗だし、充分・充分と納得してくれたのが幸いでした。
最後に動画ソフトVLCやMP3用のcodec(gstreamerなど)を入れて私の仕事は完了しました。
その後、sambaやSSHの設定は本人にするようにさせました。

やはり現時点ではATOMは鯖(CUI)用ですね。
desktopであればE350の方が完全に適していると感じたこの休みでした。
他のintelチップセットご使用中の方はお試しにどうでしょうか?