CentOS-5.10が出たので、息子のATOMーD525に早速インストールしてみました。
息子のATOMはLinuxの勉強用に本人が部品代を出資して作ったマシンです。
HD500GB・memory2GBです。
今まではモニターにも繋げておらず、もっぱらサーバーで起動してCUIモードでやらせてました。
今回は新しく5.10が出たのでダウンロードしてインストールをさせてみます。
DVDは2枚作らなければならないのですが、2枚目はほとんどインストールが終了したところで、ちょこっと使うだけでした。インストール方法を今回はdesktop(gnome)としました。インストール時間は1時間ほどです。後は再起動して個々の設定をしますが、起動途中で不用なサービスの待ち時間がえらく長かったように感じました。これは多分、ネットワークの設定を後回しにした関係でネットを探していたのかと思います。一度、とりあえず起動させて、不用なサービスを止めて、ネットワークの設定をすれば起動は断然速くなります。
息子のパソコンはXP(Pentium4-3.2G/mem2GB)とこのATOM(ASUSーD525)の2台です。XPが中心で使っていてATOMはLinux勉強用としていたので、端末でXPからSSHで操作をしていました。でも鯖にするつもりは無かったので、扱い方が分かれば、普段使えるdesktopにしておいた方が使い勝手としては良いはずです。
そこで、今回はgnome-desktopとしてCentOS5.10 x86 64をインストールしました。私がCentOS6.4 x86 64をdesktopとして使用しているので、5シリーズ最新のOSということにしました。
接続するモニターはメルコの22インチのワイド画面です。解像度は1680×1050が推奨されています。XPではRadeon-HDなのでこの解像度で表示されていますが、今回はATOMなんで表示出来るかが問題でした。今までの経緯からするとVGAのドライバーが標準搭載のvesaになるので、最高解像度が1280×1024になってしまいます。そこで今回intelの915resolutionを試してみようと思いました。この915resolutionはBIOSからVGAの情報を取得してxorg.confに表示させる解像度を渡す役割となるソフトですが、ATOMはチップセットが810や950とか965とかではないので、まぁやるだけやってみるかという感じです。
一通り初期設定が終わった後に開始しました。
1.レポジトリにDagを設定する (ここからでもdownroadできます)
2.yumを使いダウンロードする # yum install 915resolution
3.インストールできたら、# 915resolution -l を実行して状態をみる
・・・この先はまだあるのですが・・・・・
# 915resolution -l を実行した時点で解像度表示がされるのですが、されませんでした。
ということはATOMのBIOSを拾えていないということになります。
もしかしてBIOSのVerを上げればどうにかなるのかも知れませんが、今回は息子のPCという事もありここで諦めました。結論としてはATOM関係のVGAはいまのところワイド画面には対応できないということです。E350とかIONであればもともとGeForceやRadeonHDなので問題はありませんが、オンボードのintelではアウトです。
仕方なく、画面は1280×1024でXP(1680×1050)と自動的に切り替わるようにしておきました。
息子本人が画面が綺麗だし、充分・充分と納得してくれたのが幸いでした。
最後に動画ソフトVLCやMP3用のcodec(gstreamerなど)を入れて私の仕事は完了しました。
その後、sambaやSSHの設定は本人にするようにさせました。
やはり現時点ではATOMは鯖(CUI)用ですね。
desktopであればE350の方が完全に適していると感じたこの休みでした。
他のintelチップセットご使用中の方はお試しにどうでしょうか?