お預かりしてたsempronマシンのノートパソコンですが、思った程、深刻なダメージはありませんでした。内容的にはHDはエラークラスタも無く、普通にXPをクリーンインストールしたら正常動作に戻りました。最初に起動させた時にどんなエラーかを再現せずに作業をしてしまったので何か手当てをすれば、その時点で元に戻ったかも知れません。
ただ、ちょっと気になった点がありました。
ハードディスクのパーティションがCドライブとDドライブの2つに区切られていたのですが、40GBのディスクで10GBと30GBに仕切られていたのです。小さい10GBにWindowsのシステムが入っていて、マイドキュメントもこのCドライブのまま設定されていました。
どうして、そのような区切り方がされていたのか?
元々そんなに大きくないディスクをパーティションで区切る必要性があるのか。
また、そのエリアにDtoDエリアがあれば別ですが、使用者はこのDドライブをほとんど使用しておらず、小さなCドライブがシステムファイルと自分のデータ、インターネット履歴、tempで目一杯状態で、これが速度の低下を招いていた事も考えられます。
今回、再インストールする時には、パーティションを見直し、1ドライブ設定にしました。
XPとoffice2003をインストールして、必要と思われるFreeソフトを何個か入れました。起動も速くなったし、画面が立ち上がった後のディスクアクセスもそれほど長い時間ではなくなりました。
セプテンバーマシンはこれで生き返りました。
今の大きな容量のディスクでも、パーティションで仕切るという事はあまり必要の無い事かと考えますデュアルブートで違うOSを入れるならまだしも、同じOSで使うなら1ドライブで大きな容量で使った方がノートパソコンは動作的にも良いはずです。データは時々SDカードかUSBメモリにバックアップを取れば安心ではないでしょうか。
という事でございました。
セプテンバーの巻 完