ノートパソコン –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 312022
 

ニュースで取り上げられていたので私も思う事があり書く事にしました。

パソコンや家電等機械物が中古市場で多く出回っています。
質の良い物もあれば使い物になるのかという物もあります。

某オークションでもパソコンの部品から本体まで沢山個人やらショップの中古品が見られます。

問題なのは、その中古品が安全かどうか?です。

これは別段パソコンや家電のみならず車やバイク等も含めいい加減な表現、詐欺的な商品も多く存在していて取引するには運試的なところも存在しますよね。

その中でパソコン特にノートパソコンが燃える事象が多いように思います。

それはバッテリーが付いているからです。

中古で使い切った充電も出来ないバッテリーです。

このノートパソコンにACアダプターを付けてそのままにするというのが非常に危険です。
バッテリーが正常であれば、充電が終われば通電しなくなるがいかれたバッテリーはそのまま駄目なバッテリーに充電をしようと通電する、そしてバッテリー本体が熱を持ち発火するという事になります。

中古で売る前までは正常でも運送時に本体に振動や衝撃を与えられたりしてバッテリーがダメージを受けてしまう場合もあります。

バッテリーが中華製であれば尚更危険です。

ノートパソコン以外にもスマホ充電用のバッテリーや小さな機器(ラジオやMP3プレイヤー等)に付いている小型バッテリーも非常に危険です。

★この電池膨張しているの分かりますか?
この小さな機器のバッテリーは小型であり、外し易いので時々バッテリーを取り出して膨張や熱が無いか確認する必要性があります。

ちょっとした事ですが簡単に対応方法をまとめてみました。

★中古パソコンの対応方法について

1.ノートパソコンは起動させてバッテリーが熱くならないか確認する
2.一日中、電源を入れ放しにしない。
3.死んでいるバッテリーの場合には外しておく
4.使い終わったら、ACアダプターのコンセントは抜いておく
5.早めに新しいバッテリーと交換する(買う気がないなら外し放しにする)
6.バッテリーに衝撃を与えない

私も中古のノートパソコンばかり使っていますので、コンセントは全てスイッチ式のコンセントにして使う時だけオンにして通電するようにしています。

使い終わったらスイッチをオフにして通電しないようにします。

スマホ用の充電池は持ち運ぶ事で振動や衝撃を与える事があると思います。

少しでもバッテリーに衝撃を和らげる工夫が必要です。
カバンに入れる時に布の袋やペットボトルのおまけに付いている袋等に入れて持ち運ぶ。

燃えたり、爆発しても袋に入っていればまだ二次災害は防げると思います。

皆さんも、他人事と思わずに自分のバッテリーの状態について一度確認願いたい。

10月 202022
 

自分が現在、Win10で使用しているTOSHIBAのSatelite P750ですが、このところ排気口がえらく熱い。

前々から随分熱いな!と思ってはいたのですが、ノートパソコンなのでこんなものか!程度にしか感じてはいなかったのですが、使っていないアイドリング状態でも熱風が凄い。

これは怪しい、何か問題があるな!と思い緊急分解しました。

裏のネジやバッテリー、メモリ、SSDも全て撤去してマイナスドライバーを蓋の隙間に入れてパカっと開けます。

ノートパソコンの分解方法については、機種によって変わるので自分のパソコンの分解方法は時間がある時にネットで調べておいた方が良いでしょう。

私のノートパソコンはTOSHIBAのSateliteという機種で海外向けの仕様になっています。
キーボードも英字だけで日本語表示は無く、配列も多少違います。

これはヤフオクで購入したので、持ち主が外人だったのかも知れません。
ちなみにオーストラリア仕様のようです。

そんな機種なので分解方法の詳細はネットで見付からず自分勝手に分解する事にしました。

先ず、分解前の温度状態です。

★CPU(Core-i7 2630QM)4コア8スレッド

コア0 72℃
コア1 72℃
コア2 75℃
コア3 73℃

なぜかコア2の温度だけ非常に高い。
次にコア3です。

しかし、この温度はやはり異常ですよね。
CPU自体は80℃くらいまでは動くはずですが、内部の機器にこの温度は良くありません。

SSDやメモリ、マザーボードのコンデンサ等です。

CPUの温度については、窓の杜でCPU-Tempというソフトをインストールすれば状況が分かります。

排気口が常時熱い場合にはもうCPU温度は60℃を超えているはずです。

アイドリング(何もしていない状態時)は40~45℃前後が普通だと思います。
負荷をCPUに掛けた状態時に一時的に60~70℃になるのは問題ありません。

ダメな時にはアイドリング時にもう70℃前後になっています。

分解して分かった事はCPU冷却ファンから排気口の金属(メッシュのようになっている)が埃で詰まってしまっていて、排気が出来ない状態でした。

この詰まった埃が頑丈で掃除機で吸い取っても取れませんでした。

そこで持ち出して来たのは歯ブラシです。
歯ブラシは使い終わった捨てる歯ブラシです。

これを排気口のメッシュ部分の埃部分に当ててゴシゴシしながら掃除機で吸い取ります。

歯医者が水でシューシューしながら歯を削るのと同じ要領です。

ついでにCPUファンも外して埃など取り除き元に戻します。
マザーボードも剥き出し状態なので全体的に気になる箇所は掃除します。

分解する際の注意点は・・・・

①無理に裏蓋を剥がそうとしない。(マイナスドライバー等でこじる)
②キーボード等が薄いケーブルで繋がっているので注意
③モニターを傷付けにように作業する
④事前にネットで自分のPCの分解情報を仕入れておく

作業後は本体が静かになりました。
CPUファンが頑張って回っていたのでしょうね。

CPU温度もアイドリング時に42℃前後、作業時に50~60℃ほど。
排気口も熱くなりません。

これならもっと早く作業してあげれば良かったと思っています。

ノートパソコンが非常に熱い人は絶対早く内部清掃分解すべきだと思います。

6月 072022
 

皆さんはLinuxのデスクトップを使っていますか?

私は4台PCを使用して中で、3台がLinuxのPCです。

現在は全てのPCがノートPCでデスクトップPCは休眠中です。
動かせば動く状態ですが、引っ越しをしてから配線を引くのが面倒で全てWiFiの接続形式になっています。

一時はATOMのサーバーを常時稼働させていましたが、現在は引っ越しを2回してから、外してそのままの状態になってしまっています。

一時はサーバーが無いとつまらないなと感じていましたが、家の嫁さんの「夜中もうるさい!」という不評があって稼働を止めていました。

いくらATOMとは言え、常時何もしないで電源だけON状態ならば文句を言われても仕方ないという事で稼働を止めたという事です。

現在はノートPCにして自分が必要な時に電源を入れ、仮のサーバーにして色々と試してみるようなスタイルになっています。

作業が終われば電源も落としてしまいます。

今までLinuxは沢山のパソコンにインストールしてきました。

古いPCでもwindowsと比較して、そこそこキビキビ動くというのがLinuxの良いところですが、新しいLinuxになってくると古いPCではきびしい事もあります。

自分のPCのスペックを見ながらLinuxの種類を選ぶ必要性が出てきます。

デスクトップで使うか?
サーバーのようにコマンドで遠隔操作するか?

使い方によってスペックも変わってきます。

SSHを使ってwindowsPCから操作するのであれば、私自身の考えではATOMでも充分でした。

但し、htttpd等のサービスを沢山動かすようなサーバーであれば、ATOMでは少しかったるい気がしないでもない。

ただ、スペックを高くすれば、その分燃費が悪くなる(電気代が高くなる)

家で個人で勉強用であればGUIを使わないという条件が付きますがATOMや古いCore2Duoでも充分かと思っています。

サーバー型で使わない、普通にwindowsのようにデスクトップPCで使いたいという人はある程度スペックを考慮しなくてはなりません。

使用するPCは中古で買った物や前に使っていた古いパソコンかと思います。

比較対象となるのは、windows10のデスクトップになります。

起動時間やブラウザーの立ち上がり、動画の再生などです。

Core2Duoの時代ではメモリはDDR2になります。
メモリ1枚で1Gか2GBが主流です。

メモリスロットが2基あれば、1Gを2枚=2GB、2Gを2枚=4GBというメモリ環境です。

現在私が使ているLinuxのノートPCはCore2Duoが2台、pentium-Mが1台です。
Ciore2のメモリは2台とも4GB、pentium-Mは1GB程度です。

決して高いスペックではありません。

HDDについては、Core2の2台はSSDに変更してあります。

LinuxはLXLE18とMint20、古いpentium-MはLinux-BEANをインストールしてあります。

どちらかというと小型軽量のLinuxを選んで使っている事になります。
Core2DuoのCPUはどちらも2Ghz以上の物です。

動画を見ても、ブラウザーでネットを見ても充分に耐えうる動きかと思っています。
BEANのPCは動画は見れる状態ではありません。

私的な結論ですが・・・・

Linuxのデスクトップを使える最低条件のスペックとは・・・

・Core2Duoの2GHz以上のCPUを搭載していること
・メモリは出来るだけ多く積む(小型軽量OSであれば2GBでも動く)
・SSDにすればwindows10と変わらない
・それ以下のCPUの場合にはCUIで使用する

SSDも容量が大きくなければだいぶ価格も安くなっているいるので、古いHDDを使うよりも安心できるし速いと思います。

この程度のスペックであれば1万円以下でも充分見つける事が可能でしょう。

Linuxをインストールして楽しんでみる、ITの勉強用としても最適です。

安い投資で技術が身に付きます。

windowsばかり使わないでLinuxも動かしてみてはいかがですか。