PC書籍 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 122017
 

このところバイクにばかり夢中になっていたのでLinuxサーバー管理は確認程度で何もいじっていない状態となっています。

基本的には何か問題が無ければいじる事も無いのですが、手動でアップデート等は確認しておいたりする必要はあります。仕事先のLinuxサーバー(mint)は毎日のように操作をしているので、安心なのですが自宅のLinuxサーバーやCentOS6のクライアント、Mintのクライアント等々については起動するさせていない状況です。

家で最初にクライアントマシンのアップデートをしたところ、あるわあるわで約450Mものアップデートが待機しておりました。アップデート完了まで20分以上かかってしまいました。

家ではCentOS6とMintを使っていますが、RedHat系とDebian系なので多少扱いが違う。
アップデートのコマンドもyumだったりapt-getだったりする訳です。

Mintは仕事先で使用しているので、直ぐに使えますが、CentOSコマンドについては、「あれサービスの停止、起動何だっけ?」とかSambaのファイル名はsamba.confだっけ?とか忘れていた事に気が付きました。こういう部分でLinuxがコマンド統一されていない(全部ではないが)ところが扱いにくいと感じる部分なのかも知れません。

元々はUnixの派生であり、BSDからDebian、RedHatから色々なデストリビューションが独自の管理をしているので、その系列に沿ったコマンドやスイッチを覚えておかなくてはならないのですが、いっぺんに複数のpathやらコマンド、スイッチを覚えられない。

似ているが微妙に違ったりする。
コマンド上では、統一して欲しいと願う訳です。

CentOSを使っているとDebian系であるubuntuやmintなど「何だっけかな?」になる。
CentOSも6から7に変更になった時に、サービスの起動方法など大幅に変更がありました。

技術者はその都度、そのように変更されたコマンドやサービス関係、フィルター関係について勉強しておかなくてはならない。個人であれば「それは面倒だから、私は古い6のままでいいや」と言う私のような人も居るはずです。私はOS自体のアップデートが終了するまでは使うつもりでいます。

そんな事で久々の登場である「Linuxコマンド集」の専門書です。
単体ではあまり見ない専門書ですが、端末を使う時には傍に置いてある本です。

この本は某中古書店で108円で購入したもの。
発行日が2000年頃と古いですが、基本的なコマンドは同じです。
違うコマンド集もあり、家には2冊のコマンド集があります。

この1冊をトイレの中に置いておく。
毎日、トイレの中に入る時に必ず、1つのコマンドを覚えるようにする。
すると365日で365個のコマンドが覚えられる訳です。

毎日しつこく同じところを読んでいれば難しいコマンドも何となく分かってくるものです。
特に、コマンド時に使うスイッチ関係です。
HELPで見れば端末で表示されるが、やっぱり覚えておいた方が処理が早い。
何かしらひとつ覚えると、それを応用して使ってみれば何となく使えるのが分かる。

古くは「試験に出る英単語」とかありましたが、それと同じようなものです。
これは暗記しておくしかありません。
コマンドが分かれば、Linuxの試験だって大丈夫でしょう。

某中古書店に108円で売っている。
自分で使う1冊、トイレに置く1冊、電車等で見る為の1冊と合計3冊あれば完璧でしょう。

amazonでも中古で探せば、LinuxのOSの専門書だって1000円以下で買えます。
多少、古い物だって構わない。

自分への安い投資ですが、見返りは大きいですよ。

3月 312015
 

週刊アスキーが5月26日号で紙での刊行は終わるそうです。

このところ月刊、週刊と雑誌のPC関係の本は購入していませんでしたが、一つ、また一つと情報源が無くなるのは寂しい限りです。

ただ、PC雑誌と言うよりも、スマホの雑誌という形態になっていたのも事実で、本来の自作PC中心の内容からはかけ離れていたのも事実ではなかったでしょうか。

自作PCが全盛期の頃には、DOS/Vマガジンやパワーレポート等、広告を見ているだけでも楽しい雑誌でしたが、この頃の内容と比較すると中身が薄くなっていたし、なにしろ薄い雑誌になってしまっていました。

本や雑誌が売れない理由は、CDショップと同じと前に記事で書きました。
携帯電話やスマホの代金を払うのに精一杯になり、そちらの方まで手が回らない。
個人的に削るのが、本や雑誌(週刊誌のマンガなども)代ではないでしょうか。

ただ、街に本屋やCDショップが無くなったというのも影響としてあると思う。
身近にあれば、何となく手に取り欲しいと思えば買う。
そういう行為が無くなり、無くても全然影響が無いと思ってしまう。

全てがネット情報で成り立ってしまうのも事実で、内容の薄い雑誌よりも、内容の濃い記事を書いてくれているブログもある。ただ、無駄なような情報も紙媒体では目を通すし、それが後々、大事な情報であったりする事もある。

私は、PC関係の専門書は好きで何となく買って読んでいるが、知っている情報でも、書き方や説明の仕方によって非常に分かり易い説明もあれば、事務的に書かれているだけの本もある。ソフトの説明の本もそうだが、何冊も同じような本を買って、初めて会得できるような技術もある。

時代の流れなのかも知れないが、紙媒体として必要な情報もあるのではないか。

スマホばかりの雑誌では無く、面白い情報のあるPC専門誌が出てほしい。

2月 182015
 

最近CentOSを始めました。というメールをもらいました。
脱windows仲間が増えていく感じでとてもうれしく思っています。

メールの中には「なかなかLinuxのコマンドが覚えられなくて困っている」という事が書かれています。dosしかり、端末で操作する以上はコマンド名やコマンドの文法、スイッチなど覚えなくてはならない事が多いと思います。

私もコマンドは少しLinuxを触らないでいると忘れてしまう事だってあります。
サーバーの設定でApacheやPostfix、Dovecotなど色々なサービスを設定したり、インストールしたり、動作を確認したりする最低限のコマンドは覚える事が必要です。

そのためには・・・
ブックオフの100円の専門書コーナーにいき、Linuxコマンド集を買って下さい。
必ず1.2冊はあると思います。
違う種類のコマンド集は2.3冊あっても大丈夫です。
そして、その1冊をトイレに置いておく。

ブックオフはPCの専門書が沢山置かれている店と漫画ばかりの店があるので、PCの専門書が多く置かれている店を探すようにすると便利です。

うんこしている時に何となく読める。
これが結構、頭に残り覚えているものです。
ただし、和式のトイレではしびが切れてしまうので不可です。
洋式のトイレであれば、何冊かLinuxの本を置いておくと読むものです。

小難しい本を寝る前に読んでいると直ぐに眠たくなってしまう。
それでは覚える事ができない。
朝の5分間のトイレでも読むと覚えている。
そして、帰宅してまた読む。
何度も同じ本を繰り返し読むことによって覚えられるのです。

1日1コマンドを暗記すると、1年間で365個も覚えられます。
トイレはほぼ毎日入るので1コマンドを覚える事にすれば良いのです。

これはLinuxのコマンドに限らず、英単語や日本史の年号なども良いのではないでしょうか。私はおやじなので、もう日本史の年号を覚えたりする必要性はありませんが、学生さんであれば、ひとつの手法として活用して欲しいと思います。

Linuxのコマンドは、設定していて、何度も何度も繰り返し同じコマンドを打つことによって覚えられるという要素があるので、張りコペせずに、自分の指でコマンドを打つようにしてください。