普通にネット接続をしているとルーターがあってハブがあればどこからでもPCはネット接続が出来ます。これは有線でも無線でもしかりです。今回プロキシ設定をしてみようかと考えたのは、ネットの接続速度が上がる(というよりもキャッシュでサイトのデータを保存しているので表示速度が速くなる)と言うことと、外部とプロキシサーバーを経由することによりセキュリティ面も安全になるという観点からです。
どうしても串方式(プロキシ)だと、悪い面ばかり考える人が多いですが、あえて自己情報を隠蔽するために行うためでは無い事を先にお伝えしておくことにします。設定は内部のPCからであればATOM鯖のポートとIPをクライアントのブラウザーで設定すればすぐに串経由となります。
家のパソコンに子犬壱号機も出来て、やはり古いCPUなので、ネット接続する際に少しでも速く表示出来るのではないかと考えました。結果的には立ち上がりが一瞬で表示されますし、重いサイトでも以前の半分程の時間で全てが表示されるようになりました。
欠点と言えば、全てのサイトが串経由ではオープンしない事です。
特にGoogleやFB、など個人の情報を収集して表示するようなサイトでは表示が出来ません。Windowsのupdateなどもそうかと思います。でもそのような場合には、最初から串経由をしなければ良い訳ですし、個人情報を表示出来ないからサイトに繋がらせないというのもどうかと思います。サービス的にはお気楽なシステムですが、接続すると個人の情報となるIPやブラウザ等抜かれているんだなと意識ができるようにもなります。
CentOS6.4 64bitではsquidというソフトをyumでインストールをして設定します。
注意して欲しいのは、ver2とver3ではsquid.confの大きさが異なります。
ver3の方はとても小さなconfigとなっています。
squid.confの変更箇所については、個人個人設定が違うと思いますので、あえてここには記しませんが、[centos プロキシ squid 設定]で検索すると設定方法が親切に書かれているHPが見付かると思います。ここで注意して欲しいのは記述方法が先ほどのver2とver3では多少違うので、色々なHPを参考にした上で行って欲しいと思います。
参考にされるサイトでは設定後の串の状態が外部からどう見えているか?検証してくれるHPもあります。AとかBとか、一部プロキシと思われる記述があります等表示されます。設定後確認のために使ってみてはいかがでしょうか?
このsquidにウイルスソフトのclamavを連携させる事もできます。この設定にするとプロキシサーバーとして経由させる意味合いというのが出てきます。こちらは、CentOSサーバーの設定方法のサイトで設定方法が書かれています。
休みの空いている時間でお試しあれ。