BIOS –          おやじdemo_CentOSを使う
7月 202021
 

Windowsの新しいOSである11が出るようです。

私はどちらかと言うとLinuxを普段デスクトップとして使用している。

仕事先にはwin10のPCがメインであるが、古くなったノートPCにLXLEをインストールして、サーバーへの遠隔操作等で使用している。

この新しいwindows11については、求められるスペックが高くなりそうな気配があります。

ご存じの通り、CPUしかりメモリしかり、BIOSしかりと今までのチープな機器ではインストールも出来ない状態となってしまいそうです。

う~ん、難しいところでしょうか。

windowsの場合には、メモリからCPU等が高速かつ容量が充分でないと気持ち良い使い方、動きが出来ないですよね。

ゲームするならビデオカードも高速でメモリも沢山積んであるカードが必要ですよね。

あえて、現在新しいOSに求められているスペックは書きませんが、今後MS社が折れて下方修正される可能性もあると思います。

しかし、それはある程度のラインまでの話。

いい加減古い、CPUは高速でも使えないと思っていた方が良いでしょう。

Windows10では古いCPUでもメモリが8GB以上でSSDを積んでいればそこそこ速く使えていた。それが、Windows11はインストール自体が出来ないスペックになってしまうのだ。

AMDのRyzenも初期型の物はwindows11に対応しないようである。
そうなると、Core-iシリーズも最近の世代までしか使えなくなるであろう。

PentiumやCeleron等は無いも同然です。
あれ!そんなCPUあったっけ?みたいな・・・。

そして使えなくなったPCは廃棄するかMS社の提供するwindows365を使うかどうかになる。

このWindows365は無料ではありません。

HTML5に対応したブラウザから利用できるようです。

★記事はこちら

Microsoft、月額制クラウドPC「Windows 365」を8月提供開始。Windows 11にも対応

新しいOSが出れば廃棄されるPCが増える。

これが使えない品物なら仕方ないが、windows10で問題無く使えていたPCが捨てられるのは何となく淋しい気持ちになります。

これも進歩、特にセキュリティ面の強化の為には致し方無い事なのかも知れません。

完全にクライアントとして機能を充実させるような仕組みになってきています。

逆にサーバー関係については、Linux側の方に近くなりつつあるようです。

この件については、次回に続きます。

5月 092019
 

久しぶりにLinuxをインストールしました。

対象機器は仕事先で壊れていたノートパソコンで、富士通のLifebookです。
一見すると白いパール塗装のようなきれいな形状をしています。
綺麗に見える機種ほど棘があるんだよね。(女と同じ)

PC自体の外見はまぁまぁです。

スペックはCPUがintel PentiumB980(2core.2.4GHz)メモリ4GB、HDD750GBという内容です。

外見同様、Celeronよりまし、Corei3よりも下という分かりにくい仕様ですね。
しかし、私の家で使っているCore2duo2.0GHzやpentium-Mよりも優秀であることには間違いない。メモリが4GB付いているのも、このスペックで珍しいのかな。

そんな事で、kona-Linux4.0をインストールしようと決めました。

Konaでも軽いGUIから重いGUIもあるので、軽い部類に入るBlack-Jackに決定。

いつもはDVDにISOで焼くのですが、面倒なのでUSBにソフトを使い起動させる事にしました。

インストールは順調で、大体30分程度で完了です。

そして再起動・・・・・・

「あれ、起動しない?」
「もしかして、インストール時にGRUBの設定先間違えた?」

もう一度、インストールをし直す。(T_T)

そして2回目の再起動・・・・・・

「あれ、あれ、また起動しない」
「パソコンのboot設定が違うのか?」

BIOSを確認するもHDDが順位1位になっている。

「もしかしてHDD壊れているのか?」不安がよぎります。

しかしHDDが壊れているならば、インストール自体出来ないはず、インストール途中でエラー表示がされるはず、と思い考え直す。

起動エラー自体が素早くエラー表示するのがなぜか気になりました。

「もしかしてGRUBまで辿りついていないのか?」

と言う事はこのLifebookのBIOSの設定に何か問題があるはず・・・・。

BIOSを起動させ直し、目を皿のように各種設定を見ていくと・・・・・・・

怪しいと思われる項目を「我、発見せり!」

敵艦の名前は「セキュアブート」ニイタカヤマノボレ!!

LinuxOSの大部分は、このセキュアブートに対応していません。
対応していないBIOS設定のパソコンにインストールしても起動する訳がありません。

「これはセキュアブート設定を解除しなくては先に進まない」

この富士通のLifebookはセキュアブートを解除するためにはBIOSにパスワードを設定しないと、このセキュアブートの項目に触れないようになっています。

「だからメーカーっていやらしいよね」

パスワードを設定して、セキュアブートをOFFにする。

そして、FastbootもOFFにする。
CSM(旧BIOS互換)があれば、このCSMもOFFに設定します。

そしてドキドキワクワクの再起動・・・・・

「おぉ~!!GRUBが起動したぜ!」
「Kona-Linux4.0も美しい」

こんな面倒なブート問題で1時間以上も無駄にしてしまった。
しかし、忘れかけていたセキュアブートの事も思い出させてもらった。

富士通のLifebookでLinux起動しない人は「セキュアブートの確認をお願いします。

11月 172013
 

CentOS-5.10が出たので、息子のATOMーD525に早速インストールしてみました。
息子のATOMはLinuxの勉強用に本人が部品代を出資して作ったマシンです。
HD500GB・memory2GBです。

今まではモニターにも繋げておらず、もっぱらサーバーで起動してCUIモードでやらせてました。
今回は新しく5.10が出たのでダウンロードしてインストールをさせてみます。

DVDは2枚作らなければならないのですが、2枚目はほとんどインストールが終了したところで、ちょこっと使うだけでした。インストール方法を今回はdesktop(gnome)としました。インストール時間は1時間ほどです。後は再起動して個々の設定をしますが、起動途中で不用なサービスの待ち時間がえらく長かったように感じました。これは多分、ネットワークの設定を後回しにした関係でネットを探していたのかと思います。一度、とりあえず起動させて、不用なサービスを止めて、ネットワークの設定をすれば起動は断然速くなります。

息子のパソコンはXP(Pentium4-3.2G/mem2GB)とこのATOM(ASUSーD525)の2台です。XPが中心で使っていてATOMはLinux勉強用としていたので、端末でXPからSSHで操作をしていました。でも鯖にするつもりは無かったので、扱い方が分かれば、普段使えるdesktopにしておいた方が使い勝手としては良いはずです。

そこで、今回はgnome-desktopとしてCentOS5.10 x86 64をインストールしました。私がCentOS6.4 x86 64をdesktopとして使用しているので、5シリーズ最新のOSということにしました。

接続するモニターはメルコの22インチのワイド画面です。解像度は1680×1050が推奨されています。XPではRadeon-HDなのでこの解像度で表示されていますが、今回はATOMなんで表示出来るかが問題でした。今までの経緯からするとVGAのドライバーが標準搭載のvesaになるので、最高解像度が1280×1024になってしまいます。そこで今回intelの915resolutionを試してみようと思いました。この915resolutionはBIOSからVGAの情報を取得してxorg.confに表示させる解像度を渡す役割となるソフトですが、ATOMはチップセットが810や950とか965とかではないので、まぁやるだけやってみるかという感じです。

一通り初期設定が終わった後に開始しました。

1.レポジトリにDagを設定する (ここからでもdownroadできます)
2.yumを使いダウンロードする # yum install 915resolution
3.インストールできたら、# 915resolution -l を実行して状態をみる
・・・この先はまだあるのですが・・・・・

# 915resolution -l を実行した時点で解像度表示がされるのですが、されませんでした。
ということはATOMのBIOSを拾えていないということになります。
もしかしてBIOSのVerを上げればどうにかなるのかも知れませんが、今回は息子のPCという事もありここで諦めました。結論としてはATOM関係のVGAはいまのところワイド画面には対応できないということです。E350とかIONであればもともとGeForceやRadeonHDなので問題はありませんが、オンボードのintelではアウトです。

仕方なく、画面は1280×1024でXP(1680×1050)と自動的に切り替わるようにしておきました。
息子本人が画面が綺麗だし、充分・充分と納得してくれたのが幸いでした。
最後に動画ソフトVLCやMP3用のcodec(gstreamerなど)を入れて私の仕事は完了しました。
その後、sambaやSSHの設定は本人にするようにさせました。

やはり現時点ではATOMは鯖(CUI)用ですね。
desktopであればE350の方が完全に適していると感じたこの休みでした。
他のintelチップセットご使用中の方はお試しにどうでしょうか?