grub –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 092019
 

久しぶりにLinuxをインストールしました。

対象機器は仕事先で壊れていたノートパソコンで、富士通のLifebookです。
一見すると白いパール塗装のようなきれいな形状をしています。
綺麗に見える機種ほど棘があるんだよね。(女と同じ)

PC自体の外見はまぁまぁです。

スペックはCPUがintel PentiumB980(2core.2.4GHz)メモリ4GB、HDD750GBという内容です。

外見同様、Celeronよりまし、Corei3よりも下という分かりにくい仕様ですね。
しかし、私の家で使っているCore2duo2.0GHzやpentium-Mよりも優秀であることには間違いない。メモリが4GB付いているのも、このスペックで珍しいのかな。

そんな事で、kona-Linux4.0をインストールしようと決めました。

Konaでも軽いGUIから重いGUIもあるので、軽い部類に入るBlack-Jackに決定。

いつもはDVDにISOで焼くのですが、面倒なのでUSBにソフトを使い起動させる事にしました。

インストールは順調で、大体30分程度で完了です。

そして再起動・・・・・・

「あれ、起動しない?」
「もしかして、インストール時にGRUBの設定先間違えた?」

もう一度、インストールをし直す。(T_T)

そして2回目の再起動・・・・・・

「あれ、あれ、また起動しない」
「パソコンのboot設定が違うのか?」

BIOSを確認するもHDDが順位1位になっている。

「もしかしてHDD壊れているのか?」不安がよぎります。

しかしHDDが壊れているならば、インストール自体出来ないはず、インストール途中でエラー表示がされるはず、と思い考え直す。

起動エラー自体が素早くエラー表示するのがなぜか気になりました。

「もしかしてGRUBまで辿りついていないのか?」

と言う事はこのLifebookのBIOSの設定に何か問題があるはず・・・・。

BIOSを起動させ直し、目を皿のように各種設定を見ていくと・・・・・・・

怪しいと思われる項目を「我、発見せり!」

敵艦の名前は「セキュアブート」ニイタカヤマノボレ!!

LinuxOSの大部分は、このセキュアブートに対応していません。
対応していないBIOS設定のパソコンにインストールしても起動する訳がありません。

「これはセキュアブート設定を解除しなくては先に進まない」

この富士通のLifebookはセキュアブートを解除するためにはBIOSにパスワードを設定しないと、このセキュアブートの項目に触れないようになっています。

「だからメーカーっていやらしいよね」

パスワードを設定して、セキュアブートをOFFにする。

そして、FastbootもOFFにする。
CSM(旧BIOS互換)があれば、このCSMもOFFに設定します。

そしてドキドキワクワクの再起動・・・・・

「おぉ~!!GRUBが起動したぜ!」
「Kona-Linux4.0も美しい」

こんな面倒なブート問題で1時間以上も無駄にしてしまった。
しかし、忘れかけていたセキュアブートの事も思い出させてもらった。

富士通のLifebookでLinux起動しない人は「セキュアブートの確認をお願いします。

1月 132015
 

今日も仕事を終えて、かっ飛んで帰ってきました。
それは、Scienfic-Limnux7をいじるためです。やれやれです。

sl7

今日、電源を入れて設定をした後、電源を落す(shutdown -h now)にしたところ、電源が一度切れてから、1.2秒後に勝手に電源が再度入ってしまうという現象が出ました。再起動と違う点は、一度電源が全て落ちてから電源がまた入るという現象です。

こういう現象って困るのは、OSの設定なのかハードの問題なのか?という事です。

以前にも、CentOS6.3やCentOS7でも、起動している状態から電源をオフにしても、OSは落ちても電源が入ったままの状態(OSは再起動しない)という現象がありました。(ちゃんと電源が切れる時もある)

OSの設定であれば、acpiやapmの設定が起動用のgrubに記されていない事が原因とか、MBのBIOS設定(wake up LANをオフにしていない)とか、メモリにエラーがあるのか?という事が原因ではないかと考えました。

1.GIGABYE GA-G41MのBIOSをバージョンF4からF9にアップデートする→×
2.grubにacpi=on apm=offを追加する→×
3.memoryを1GB2枚に変えてみる→×

考えられる事はやってみましたが、この現象は治らずです。
起動している最中は本当に調子も良く安定していますが、この勝手に再起動してしまうという事については、何かしらの要因があるのではないかと思っています。MBのBIOS設定でもそれらしい設定ヶ所は見当たらず、BIOSのバージョンを上げても治らない。残された問題は電源本体でしょうか。

こういう時に試験用の予備電源がない。
やはり電源の予備は必要ですな。

これで治らなければ、Scientific-Linux7の電源管理の問題かと。勝手に考える。

E350のCentOS7では電源が落ちないという現象は無いので、それ程深刻に考えなかったのですが、シャットダウンしても勝手に再起動では困ってしまう。現在は落ちた瞬間に電源にあるON、OFFのスイッチをOFFにするという面倒な作業になっています。(最悪はこのまま使うのか、、、泣)

HDDの予備に他のOSを入れて検証してみようか。

CentOS7やScientific-Linux7でこういう現象のある方いますか?

久しぶりに悩んデルタール人になっています。

11月 042013
 

Windows2000のインストールが終わり、さて、Puppy-linuxをインストールしてみるかという感じで早速始めてしまいました。Puppy-Linuxは、パピーリナックス日本語版でダウンロードも出来、詳しい経緯から説明まで書かれています。他にもPuppy-Linux インストールで検索をすると、親切丁寧に色々なやり方、設定方法まで記されているサイトもあるので皆さんにも見て欲しいと思います。

私がダウンロードをしたのは、Lupu-528JPという日本語版のものです。
これをISO形式でCDに焼いて、先程、Windows2000をインストールしたPCに入れてCD優先で起動をすると、Puppy-Linuxが起動をはじめ、CDからbootするのか?memoryに常駐させて使用するのか等ブートローダーのような画面が表示されます。私は試しにmemoryを選び起動させました。途中で画面の解像度、ネットワークの接続設定などの画面が表示されます。その設定を保存するかどうか聞いてきますが、暫定起動なのでNoにしました。ここでOKとすると、Cドライブ(Windowsのディスクエリア)にPuppy-Linuxの個人設定のファイルが作成され、次回起動の時に、そのファイルを読み込むような流れになっています。

起動したところ、速い、きれい、可愛い、起動する時に「ワン、ワン」と犬の鳴き声がします。
使っていて、これはCDやメモリからのbootではもったいないと考え、またまたハードを再構築する事を始めました。

追加するのはハードディスクです。
何しろ、古いディスクは沢山余っているので、変にWin2000のNTFSを分割するよりも、きれいな形でフルインストールをしようと思いました。倉庫(ダンボール)を漁ると直ぐに出てきました。80GB(Maxtor 7200 ATAPI)、これで充分ということで、直ぐにPC本体の蓋を開けて、CD-ROM側のセカンダリーにmasterとして接続、CDはslaveとしました。こんなのは誰でも直ぐに出来ます。ATAPIのケーブルもソケットが2つある物にしないと2台が繋がりませんので、こちらも変更しました。

インストールは、とりあえずメモリ常駐型で起動をして、X画面が起動したら、左下にある「メニュー」から「システム」を選択し、「GParted パーテションの管理」を起動させます。そこで先程取り付けた80GBのHDを選択して、「基本パーティション(Puppy本体などソフトが入る場所)」と「Linux SWAP領域(搭載メモリと同じくらい)」と「Windowsと共有させるための領域(fat32でフォーマット)」の3種類の領域を作ります。私の場合には80GBもあったので、Puppy本体に7GB、SWAPに600MB、残りをWin共有にしました。このfat32でフォーマットされた領域はWindows2000を起動すると、ちゃんとドライブとして認識し、マイコンピューターにも表示がされます。その後に、「メニュー」から「セットアップ」を選択して、次に「Puppyユニバーサルインストーラ」を起動させます。これはPuppy本体をどこの領域にインストールさせるか決めます。私の場合には基本パーティションの7GBの領域にFULL形式でインストールをしました。CDからHDにPuppyをインストールします。これが完了したら、ブートローダーを設定します。場所は「メニュー」、「システム」、「Grubブートローダ設定」です。これは、ブトローダーのGrubをどこにインストールするのか?また表示させる内容はこれでいいか?という事を聞いてきます。Windows2000はちゃんとWindowsで表示されています。場所をWindows2000の領域にブートローダーを設定するを選び、自動的に設定してくれます。終わると再起動でとりあえず完了です。

ちょっとはしょって書いていますので分からない方は「Puppy-Linux インストール」で検索をして、分かり易いサイトを見つけて欲しいと思います。私の場合には、色々先に読ませていただき、後は直感で進めていきましたが、結構まっとうに出来たので、大丈夫かと思います。初心者の方は、パーティション作成に悩むかも知れませんので、サイトを検索したり、本家パピーリナックス日本語版をよく読んでから進めて欲しいと思います。

pup6◆ブートローダー画面pup1◆起動中画面

まだXの画面で、どこがどうなのかさっぱり分かりませんが、WindowsとKDEを足して2で割ったような構成です。でも大した容量ではないのに、沢山のソフトが入っています。家計簿とか、テキストエディター、音楽ソフトももちろん入っていますし、SSHだって使う事ができます。後からFireFoxやOpenOfficeなど追加も可能です。
何といっても非常に軽いです。E350のCentOSより軽く感じる動作です。しかもメモリは512MBしかない、VGAで12MB使用しているので実質500MBでこの動作ですから、Pentium3やその頃のCeleronをお持ちの方は是非お勧めします。

pup2◆Xの画面pup5◆SSH(端末)
pup4◆画面上右クリックでどこでもメニューpup3◆左下にあるメニューボタン

というような感じです。イメージが沸いてくれると良いのですが・・・・
この後に、Windows2000から起動をしてみて、fat32の領域がWindowsでも見れるか確認しました。

pup7
ちゃんとドライブが認識されて、WindowsとPuppy-Linuxで共有するドライブとなりました。
古い部品で組み立てたつもりなんですが、何か楽しい1台になってしまいました。
今後は少しずつPuppyに触れて使い易く出来たらと思っています。
あなたの家族に子犬一匹いかがですか?