方法 –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 112013
 

パソコンを毎日使用していると、埃等吸い込んでいますよね。
これが結構パソコンに被害を与えます。

「俺なんか、パソコン買ってから一度も掃除した事ないよ!」なんていう人は、まさか居ないですよね?これは車に例えると、車を買ってから乗り続け、一度も洗車したことの無い状態と同じで、放射能?と目に見えないダニとかが沢山繁殖している状態と同じです。下手したらゴキちゃんが住んでいるかも知れません。蜘蛛さんなんか温度が丁度良いらしく、中でポカポカ暮らしているかも知れません。

私の場合には、使っているPCがデスクトップ機が4台あるので、順番に掃除をしています。

特に小さなファンがあるATOMとかは、このファンに埃が絡み付いてファンの音もうるさくなるので時間があれば、蓋を開けて掃除機で吸い取っています。ケースの蓋を開けると、ケースの底の部分、吸気している前面、排気ファン周辺、各種IPパネル周辺には埃が溜まっています。

その時にはマザーボードのCPU周りにも注意を払って、コンデンサーにぶつけない様、掃除機を当てて吸い取り作業を行います。掃除をするとファンの音も静かになりますし、CPUファンだと温度も多少下がるのではないかと思っています。ファンがうるさいようなら、回転する部分にグリスを吹きかけるようにします。

後は、電源ですね。

電源は吸排気のファンを覗いてみて、溜まっているようであれば、外部から掃除機を当てて吸い込ませてみます。それでもひどいようですと、ネジを外して中を綺麗にするのが一番です。一度、分解すると中の構造が分かるので、次回からの掃除も楽にできます。

ノートパソコンの場合には、いちいち分解していると逆に壊してしまいそうなので掃除はしませんが、CPUファンについてはBIOSで温度を見て、高い状態であれば疑ってみた方が良さそうです。これが壊れると熱暴走します。急にパソコンが落ちたり、固まったりするノートパソコンはこちらの方も疑ってみてください。

どうせばらすなら、CPU交換とかメモリ増設とか、CMOSの電池を交換するとかといった作業も一緒にやると効率も上がりますし、安心してその後も使えると思います。

尚、分解して元に戻らなくなっても当方では一切責任は持てませんのでご注意下さい。
また、掃除機でコンデサーを破壊しても保障できません。

 

女性を扱うように優しく、ソフトに作業しましょう。

11月 042013
 

Windows2000のインストールが終わり、さて、Puppy-linuxをインストールしてみるかという感じで早速始めてしまいました。Puppy-Linuxは、パピーリナックス日本語版でダウンロードも出来、詳しい経緯から説明まで書かれています。他にもPuppy-Linux インストールで検索をすると、親切丁寧に色々なやり方、設定方法まで記されているサイトもあるので皆さんにも見て欲しいと思います。

私がダウンロードをしたのは、Lupu-528JPという日本語版のものです。
これをISO形式でCDに焼いて、先程、Windows2000をインストールしたPCに入れてCD優先で起動をすると、Puppy-Linuxが起動をはじめ、CDからbootするのか?memoryに常駐させて使用するのか等ブートローダーのような画面が表示されます。私は試しにmemoryを選び起動させました。途中で画面の解像度、ネットワークの接続設定などの画面が表示されます。その設定を保存するかどうか聞いてきますが、暫定起動なのでNoにしました。ここでOKとすると、Cドライブ(Windowsのディスクエリア)にPuppy-Linuxの個人設定のファイルが作成され、次回起動の時に、そのファイルを読み込むような流れになっています。

起動したところ、速い、きれい、可愛い、起動する時に「ワン、ワン」と犬の鳴き声がします。
使っていて、これはCDやメモリからのbootではもったいないと考え、またまたハードを再構築する事を始めました。

追加するのはハードディスクです。
何しろ、古いディスクは沢山余っているので、変にWin2000のNTFSを分割するよりも、きれいな形でフルインストールをしようと思いました。倉庫(ダンボール)を漁ると直ぐに出てきました。80GB(Maxtor 7200 ATAPI)、これで充分ということで、直ぐにPC本体の蓋を開けて、CD-ROM側のセカンダリーにmasterとして接続、CDはslaveとしました。こんなのは誰でも直ぐに出来ます。ATAPIのケーブルもソケットが2つある物にしないと2台が繋がりませんので、こちらも変更しました。

インストールは、とりあえずメモリ常駐型で起動をして、X画面が起動したら、左下にある「メニュー」から「システム」を選択し、「GParted パーテションの管理」を起動させます。そこで先程取り付けた80GBのHDを選択して、「基本パーティション(Puppy本体などソフトが入る場所)」と「Linux SWAP領域(搭載メモリと同じくらい)」と「Windowsと共有させるための領域(fat32でフォーマット)」の3種類の領域を作ります。私の場合には80GBもあったので、Puppy本体に7GB、SWAPに600MB、残りをWin共有にしました。このfat32でフォーマットされた領域はWindows2000を起動すると、ちゃんとドライブとして認識し、マイコンピューターにも表示がされます。その後に、「メニュー」から「セットアップ」を選択して、次に「Puppyユニバーサルインストーラ」を起動させます。これはPuppy本体をどこの領域にインストールさせるか決めます。私の場合には基本パーティションの7GBの領域にFULL形式でインストールをしました。CDからHDにPuppyをインストールします。これが完了したら、ブートローダーを設定します。場所は「メニュー」、「システム」、「Grubブートローダ設定」です。これは、ブトローダーのGrubをどこにインストールするのか?また表示させる内容はこれでいいか?という事を聞いてきます。Windows2000はちゃんとWindowsで表示されています。場所をWindows2000の領域にブートローダーを設定するを選び、自動的に設定してくれます。終わると再起動でとりあえず完了です。

ちょっとはしょって書いていますので分からない方は「Puppy-Linux インストール」で検索をして、分かり易いサイトを見つけて欲しいと思います。私の場合には、色々先に読ませていただき、後は直感で進めていきましたが、結構まっとうに出来たので、大丈夫かと思います。初心者の方は、パーティション作成に悩むかも知れませんので、サイトを検索したり、本家パピーリナックス日本語版をよく読んでから進めて欲しいと思います。

pup6◆ブートローダー画面pup1◆起動中画面

まだXの画面で、どこがどうなのかさっぱり分かりませんが、WindowsとKDEを足して2で割ったような構成です。でも大した容量ではないのに、沢山のソフトが入っています。家計簿とか、テキストエディター、音楽ソフトももちろん入っていますし、SSHだって使う事ができます。後からFireFoxやOpenOfficeなど追加も可能です。
何といっても非常に軽いです。E350のCentOSより軽く感じる動作です。しかもメモリは512MBしかない、VGAで12MB使用しているので実質500MBでこの動作ですから、Pentium3やその頃のCeleronをお持ちの方は是非お勧めします。

pup2◆Xの画面pup5◆SSH(端末)
pup4◆画面上右クリックでどこでもメニューpup3◆左下にあるメニューボタン

というような感じです。イメージが沸いてくれると良いのですが・・・・
この後に、Windows2000から起動をしてみて、fat32の領域がWindowsでも見れるか確認しました。

pup7
ちゃんとドライブが認識されて、WindowsとPuppy-Linuxで共有するドライブとなりました。
古い部品で組み立てたつもりなんですが、何か楽しい1台になってしまいました。
今後は少しずつPuppyに触れて使い易く出来たらと思っています。
あなたの家族に子犬一匹いかがですか?

 

10月 192013
 

先日、2ndマシンのAMDーE350(CentOS6.4 64bit gnome)ですが、急にX-Windowが起動しなくなり、画面がサービス起動後に真っ暗状態のまま停止してしまいました。一度、直したのですが、#yum updateでxorgが更新された際にも同様になりましたので、戻し方を別サイトに書き込みをしてありましたが、ここにも記載しておきます。

今まで元気だったサブマシンのAMD-E350のCentOS6.4_64bitですが、今日の朝、起動したらXが立ち上がりません。あれれ、昨日は別にシステム的な事触っていないし・・・・?

ともかく、gnomeが起動しない、黒い画面のままの状態となってしまいました。
ただ、外部からSSH(端末)でアクセスは出来ます。(とりあえずほっとする)

考えられる事は、昨日#yum updateでX-windowに関係するファイルが更新されてしまった可能性があります。kernelが変更されると、ドライバーを再度、インストールし直さなくてはならないのですが、私の場合には、kernelがyumで自動的に更新されないようにしています。

# vi /etc/yum.conf
exclude=kernel*  を付け足すと勝手にyum updateしてもkernelが更新されません。

どちらにしても起動しないのは事実なので直さなければなりません。
しかし、どうせなら、kernelを更新させてから、やるかということにして、上記のexclude=kernel*を一時コメント扱いにして(先頭に#を付けておく)、# yum update をしました。もちろんkernelも最新になりました。

そして、起動方法を変更させます。

# vi /etc/inittab
id:5:initdefault: ここの部分の5を3にするとGUIでは起動しなくなります。普通のテキストモードのlogin状態で停止します。

そして、他のPCからAMDにサイトに行き、お持ちのRadeonドライバーをダウンロードしてきてください。
64bitと32bitを間違わないようにしてください。

ダウンロード先はこちら ⇔ AMDのサイト

私の場合にはXPからダウンロードして、zip形式のファイルだったので、解凍してから、SAMBAで繋がっているCentOSデスクトップマシンにファイルを転送しました。(そのまま送ってcent側で解凍でも大丈夫です)

先ずは、古いRadeonドライバーを削除しなくてはなりませんが、Centデスクトップを再起動してlogin画面で停止しているはずです。普通はユーザー名でログインすると思います、その後にsuでスーパーユーザーになるのですが、このドライバーをインストールする時には最初からrootでログインした方がよろしいみたいです。何度か失敗して、全ての原因がこれではないと思いますが、安全策として、そうした方が良いと思います。

古いドライバーは# /usr/share/atiにあります。(違った場合にはatiのフォルダーを検索してください)
その中にある、fglrx-uninstall.sh というファイルを使います。

先ずはディレクトリに移動、#cd /usr/share/atiとします。
そして、削除を実行します。#./fglrx-uninstall.sh (このコマンドで古いドライバーが削除されます)

そして新しいドライバーをインストールする事になるのですが、途中で何回もインストールエラーを起こして、ちゃんとドライバーが入りません。install aborted と表示されます。 はてさて?どうしたらいいものか?

このinstall失敗後の内容を読むと、古いファイルの中身を削除しないと新しいファイルが出来ないよ!みたいな表現です。とりあえず、先ほどの# /usr/share/ati の中身を全て削除しました。フォルダー毎削除でも大丈夫かと思います。

そして、ダウンロードしたドライバーファイルのあるディレクトリ(またはファイルをアップロードしたディレクトリ)に移動します。私の場合には/home/shareというホルダーですので、#cd /home/shareとしてから、ダウンロードしたファイルを実行します。

# ./amd-catalyst-13.11-beta1-linux-x86.x86_64.run (今日現在10.15,これが最新beta版)

うぉー!! ちゃんとインストール完了しました。

最後に#aticonfig –initial -f とコマンドを打って、xorg.confに反映させます。(自動的にやってくれます)

最後に最初に変更した起動方法を5に戻し再起動させます。

やっと復活。