先日、2ndマシンのAMDーE350(CentOS6.4 64bit gnome)ですが、急にX-Windowが起動しなくなり、画面がサービス起動後に真っ暗状態のまま停止してしまいました。一度、直したのですが、#yum updateでxorgが更新された際にも同様になりましたので、戻し方を別サイトに書き込みをしてありましたが、ここにも記載しておきます。
今まで元気だったサブマシンのAMD-E350のCentOS6.4_64bitですが、今日の朝、起動したらXが立ち上がりません。あれれ、昨日は別にシステム的な事触っていないし・・・・?
ともかく、gnomeが起動しない、黒い画面のままの状態となってしまいました。
ただ、外部からSSH(端末)でアクセスは出来ます。(とりあえずほっとする)考えられる事は、昨日#yum updateでX-windowに関係するファイルが更新されてしまった可能性があります。kernelが変更されると、ドライバーを再度、インストールし直さなくてはならないのですが、私の場合には、kernelがyumで自動的に更新されないようにしています。
# vi /etc/yum.conf
exclude=kernel* を付け足すと勝手にyum updateしてもkernelが更新されません。どちらにしても起動しないのは事実なので直さなければなりません。
しかし、どうせなら、kernelを更新させてから、やるかということにして、上記のexclude=kernel*を一時コメント扱いにして(先頭に#を付けておく)、# yum update をしました。もちろんkernelも最新になりました。そして、起動方法を変更させます。
# vi /etc/inittab
id:5:initdefault: ここの部分の5を3にするとGUIでは起動しなくなります。普通のテキストモードのlogin状態で停止します。そして、他のPCからAMDにサイトに行き、お持ちのRadeonドライバーをダウンロードしてきてください。
64bitと32bitを間違わないようにしてください。ダウンロード先はこちら ⇔ AMDのサイト
私の場合にはXPからダウンロードして、zip形式のファイルだったので、解凍してから、SAMBAで繋がっているCentOSデスクトップマシンにファイルを転送しました。(そのまま送ってcent側で解凍でも大丈夫です)
先ずは、古いRadeonドライバーを削除しなくてはなりませんが、Centデスクトップを再起動してlogin画面で停止しているはずです。普通はユーザー名でログインすると思います、その後にsuでスーパーユーザーになるのですが、このドライバーをインストールする時には最初からrootでログインした方がよろしいみたいです。何度か失敗して、全ての原因がこれではないと思いますが、安全策として、そうした方が良いと思います。
古いドライバーは# /usr/share/atiにあります。(違った場合にはatiのフォルダーを検索してください)
その中にある、fglrx-uninstall.sh というファイルを使います。先ずはディレクトリに移動、#cd /usr/share/atiとします。
そして、削除を実行します。#./fglrx-uninstall.sh (このコマンドで古いドライバーが削除されます)そして新しいドライバーをインストールする事になるのですが、途中で何回もインストールエラーを起こして、ちゃんとドライバーが入りません。install aborted と表示されます。 はてさて?どうしたらいいものか?
このinstall失敗後の内容を読むと、古いファイルの中身を削除しないと新しいファイルが出来ないよ!みたいな表現です。とりあえず、先ほどの# /usr/share/ati の中身を全て削除しました。フォルダー毎削除でも大丈夫かと思います。
そして、ダウンロードしたドライバーファイルのあるディレクトリ(またはファイルをアップロードしたディレクトリ)に移動します。私の場合には/home/shareというホルダーですので、#cd /home/shareとしてから、ダウンロードしたファイルを実行します。
# ./amd-catalyst-13.11-beta1-linux-x86.x86_64.run (今日現在10.15,これが最新beta版)
うぉー!! ちゃんとインストール完了しました。
最後に#aticonfig –initial -f とコマンドを打って、xorg.confに反映させます。(自動的にやってくれます)
最後に最初に変更した起動方法を5に戻し再起動させます。
やっと復活。