ケース –          おやじdemo_CentOSを使う
7月 122015
 

この1週間、悩み続けて作業をしていました。

その要因は、Celeron1.1Ghzで作ったAopen、Micoro-ATXのMBの不安定問題です。
OSはwindows98seで最初の内は機嫌が良かった。

元々、win95時代のゲームをやりたくて作ったPCなので、古いレガシー的な部品ばかりを使用している関係もあり、一度、問題が起こると一つ一つの部品自体まで怪しく感じてしまいます。

一番怪しいのは、AopenのMB、そして次は電源、次はメモリ、一つずつ問題を解決して行くことにしました。

このMBはメモリが512MBまでしか搭載することが出来ない仕様です。
PC133のSDーRAMが2枚差せるスロットがあります。
現在は256MBを2枚でフルの512MBになっています。

windows98なので256MBでも積んでいれば充分なんですが、メモリがあったのでとりあえず付けておきましたが、今回は一度、外してCL2の128MBを2枚の256MBにして起動させてみます。・・・BIOS起動は速いが不安定は変わらず。

電源については、予備の500W(新品)を釣り付けてみたが、これも変わらず。

そうなるとAopenしかないのか。
配線を全て外し、一度ケースから外します。
コンデンサーに膨らみや液漏れが無いか確認するも状態は良し。

あぁ~どこが悪いのんだ?

外した電源とHDDとCDーROMをMBに繋げてケースに入れないで通電試験をしてみます。
ピッ!という音と共に調子の良いHDDの読み込むサウンドがするではありませんか・・・。
それに全然、調子が良い。色々負荷をかけてみるが落ちる事も無い。
電源はいかれていなかったという事。MBやメモリもいかれていない証拠です。

aopen1aopen2

残るはケースしかない。
こいつに入れると調子が悪くなる。

しかし、ケースに問題となるような機械的な物は無いと思うが・・・。
見落としていた箇所が一つだけあった。

それは、パワースイッチやリセットスイッチ等MBに接続する小さな部品。
ケースのフロントパネルを剥がし、配線を辿り、スイッチの元をみてみます。

先ずはパワースイッチ、電源を一度、カチッ!と押すとボタンの裏にある小さな突起のスイッチが押され電源が入る仕組みになっていますが、このスイッチの押された後の戻りが悪い。ゆっくり戻るような感じです。もしかして、これが原因か?

パワースイッチが長押しされた状態=シャットダウンになる。
押されたままの状態でwindowsが動いていて、何かの要因で電源が入ったり、切れたりをこの戻りの悪いスイッチがやらかしていたのかも知れません。

戻りの悪いスイッチにはシリコングリスのスプレーを吹いて、動きを良くします。

外した部品を元に戻して再度配線をし直して完成です。
元気に起動するようになりました。

文章で書くと割と簡単な問題解決に感じられますが、やっている本人は結構、大変(部品を付けたり外したり、裏のマウスやキーボードの配線を付けたり外したりの作業)です。この嵌っている状態はパチンコで負けている状態と同じようなマイナス思考になっているので、冷静に物事考えなくてはいけないと思います。

このケースは前から使うと調子が悪くなる、所謂、呪われたPCケースでした。
その原因がようやく分かりました。

古いケースは電源のスイッチ類などの小物品も交換やメンテが必要だという事。
埃などでやられている場合もあるので、たまにはフロントパネルを開けて掃除機で吸い取って、シリコングリスでも吹いてあげておくようなメンテナンスも大事であるという事です。

お陰で元気になったwindows98でルナティックドーンやります。
問題は、再インストールしたのでデータが全て消えてしまいました。

やはりデータの保存はしておく必要あります。

機嫌の良いパソコンを使うのは気持ちがいい!

4月 122014
 

SONYのVAIOですが、最後の最後にまた、問題発生です。
発熱による発火の恐れという事なんですが・・・・。

VAIO Fit-11Aという機種のようです。
先ずはお持ちの方は必ずカスタマーセンターへ連絡をして欲しいと思います。

さて、今回のVAIOですが、バッテリーパックが過熱して高温となり発火するという内容ですが、携帯やスマホなども含めバッテリーによる問題は以外に多く、充電中に爆発するケースだってあります。

ノートパソコンはバッテリーパックが本体裏側や後部に付いていますが、使用している最中に発熱が多い、電源を付けながら使用すると発熱量が高くなる等あるかと思います。裏面や後部なのであえて触ったりしない限りはどの程度熱くなっているかわかりません。古くなってくると充電できる部分が少なくなり実際に稼動できる時間も比例して少なくなります。古くなったバッテリーが発熱して発火するというのはあまり聞いた事が無いのですが、これは新しいバッテリーが電気を発生させる時に熱が出る、いわゆる化学反応の結果です。熱が出ている分、バッテリーは生きて動作している事になります。

私の使用しているx40なんて古いからあまり発熱しないです。
それはバッテリーの死んでいる部分が多い=発熱しない=電気が溜まっていない。という事で発熱しているのはCPUくらいなもんです。

今回のVAIOの問題は、このバッテリー単体の問題なのか、それとも充電する仕組みに問題があって過充電などを引き起こす問題があったのかは不明ですが、一般的に考えると、バッテリー本体の問題ではないでしょうか。それなら、バッテリー本体の交換だけで済みますが、充電する仕組みに問題があった場合には、色々と面倒です。ただ単にコンセントから電気を繋いで充電されているという単純な事ではなく、パソコン本体の充電機能のプログラムのエラーや電圧設定、充電時間設定、状況表示設定などエラーがあるかも知れません。

BIOSで修正が出来たりすれば問題は無いと思います。

問題なのは、バッテリーにしろ、CPUにしろ、発熱量が高いと周辺部品にダメージを与えるという事です。これは自作パソコンで組み立てて、故障が起きた場合、マザーボードやビデオカードの殆どが発熱によるダメージによる事だと言っても過言ではありません。熱を発するCPUやチップの近くにあるコンデンサー等が逝かれてしまうのです。不安定なノートパソコンの原因とかは、こういう事が影響している可能性が高いと思います。

最近のノートパソコンは薄く、軽く、長時間駆動という優れものですが、ATOMなどの熱をあまり発生しないCPUならともかく、あの薄い体積の中にある部品の耐久性ともかく、使い方によっては製品寿命が短くなるのではないでしょうか。ノートパソコンをサーバーにしてはいけないというのは、こういう理論からです。

XPのサポート終了で中古のデスクトップを購入した人、多いと思います。
本体のケースがブック型など小型のケースについては、吸排気のファンを取り付ける事や、埃、CPUのファンを定期的に掃除する等配慮してあげる事により、長持ちさせる事も出来ます。

簡単な事なので、やってみてはいかがでしょうか。

3月 282014
 

やっと週末になりました。
この週末にXPパソコンをアップグレードする人も多いと思います。
そして、余ったXPパソコンをどう使うか、悩んでいる人もいるかと思います。

私の場合には、XPがサポート切れてもLinuxを使えばいいや!と思っていたので、深く考えてはいませんでしたが、息子のXPを7にアップグレードをする機会に一気に自分のwindowsマシンも7にして、CPUをQ9450にしたり、SSDにしたりと自作PCの物欲が一気に爆発してしまい、処理をしてしまったので、4月の時期に余裕で間に合ってしまいました。サラリーマンの方やバイトで働いている人は、なかなかパソコンを自由に弄れる時間が無かったりする事もあるので、やる時は一気にやってしまった方が賢明です。

XPの後をLinuxを入れてサーバーにした人、XPのままサーバーにする人、ネットに繋げないでXPを使う人様々ですが、サーバーで使う人は注意して欲しい事があります。

それは、そのパソコンの入れ物、ケースです。小さなケースからキューブ型、ブック型、ミニタワー型、ミドル・フルタワー型などありますが、メーカー製品であれば、ブック型やミニタワー型が多いのはないでしょうか。

サーバーにすると常時電源を入れた状態になります。(電源切る人もいますが)
そうなると、今まで普通に使用していた時と違い、熱がパソコン内部に溜まり易くなります。
そこで、パソコンの排気用ファンや電源の排気用ファンを掃除したりして内部に空気が上手く循環するようにするのですが、問題なのは、メーカー製品によっては、排気用ファンが付いていないケースが多々あります。あるのは電源のファンのみです。

自作パソコンの方であれば、ケースだけ入れ替える等出来ますがメーカー製のパソコンだと、これが厄介な場合があって、独自の仕様があったりと面倒な作業となる事があります。一番多いのがブック型のパソコンです。細身で縦型でスタイルは悪くありませんが、細い分、内部の体積が少ないので熱がこもりがちになり、CPUの温度も高くなる傾向があります。ATOMやE350、C60などの省エネCPUなら熱は溜まりませんが、Core2やAthronなどの2コア、4コアCPUであれば徐々に温度が上がっていきます。

先ずはサーバーにしたパソコンのCPUを確認して下さい。

「俺のはcore2duo E6600だ!」「俺はQ6600だ!」という人は、ケースを入れ替えるのも手かと思います。「家にはそんな置き場所が無いよ!」という人は、せめて、蓋を開けて、CPU、電源のファンの掃除をしてください。一番効果があるのは、DVD-ROMを外してしまい、スペースを空ける事です。そうすると、そこから新しい空気が入り、後ろから排気するという流れが作れます。サーバーは一度設定してしまえばDVDを読み込んだりする事はほとんどありませんから、付けていなくても大丈夫だし。逆に付けているとDVDが壊れ易くなると思います。(これは使わないから埃が溜まったりするので)

だいぶくたびれたファンであれば、大きさを確認して静穏ファンに交換しましょう。
少したってから「カタカタ」と音がするのもよろしくありませんしね。

そしてノートパソコンをサーバーにしようと思っている人はいますか。
出来るのであれば、ノートパソコンはサーバーにしない方が賢明です。
ノートパソコン自体がサーバー用途で使うように作られていないので、熱で壊れると思います。それにデスクトップ機と違い、メモリ搭載量も限られるので、ノートは普通のクライアントとして使用する方が良いと思います。折角、サーバー設定して稼動したら直ぐに壊れてしまっても時間とお金の無駄になります。

ミニタワー型のケースであれば、排気ファンが付いていると思いますが、付いて無かったら大きさを測り、取り付けて下さい。そして、フロント側の吸気用のファンは、多分付いていないので、取り付ければ強制吸気となりますから空気の流れが良くなります。フロントのファンが取り付けていないケースがほとんどなので、付けると効果は非常に高くなります。自分のケースを開けて確認してください。

メンテナンスとしては、3~6ヶ月に一度は蓋を開けて、掃除機で埃など吸い取るようにしましょう。
結構、CPUファンやケースの底の部分は埃が溜まっています。
こういうメンテって定期的にやって欲しいと思います。

これから気温も上がってくるので、やっておいて損はありません。