発熱量の多いパソコンは内部部品のダメージが大きい

投稿者: | 2014年4月12日

SONYのVAIOですが、最後の最後にまた、問題発生です。
発熱による発火の恐れという事なんですが・・・・。

VAIO Fit-11Aという機種のようです。
先ずはお持ちの方は必ずカスタマーセンターへ連絡をして欲しいと思います。

さて、今回のVAIOですが、バッテリーパックが過熱して高温となり発火するという内容ですが、携帯やスマホなども含めバッテリーによる問題は以外に多く、充電中に爆発するケースだってあります。

ノートパソコンはバッテリーパックが本体裏側や後部に付いていますが、使用している最中に発熱が多い、電源を付けながら使用すると発熱量が高くなる等あるかと思います。裏面や後部なのであえて触ったりしない限りはどの程度熱くなっているかわかりません。古くなってくると充電できる部分が少なくなり実際に稼動できる時間も比例して少なくなります。古くなったバッテリーが発熱して発火するというのはあまり聞いた事が無いのですが、これは新しいバッテリーが電気を発生させる時に熱が出る、いわゆる化学反応の結果です。熱が出ている分、バッテリーは生きて動作している事になります。

私の使用しているx40なんて古いからあまり発熱しないです。
それはバッテリーの死んでいる部分が多い=発熱しない=電気が溜まっていない。という事で発熱しているのはCPUくらいなもんです。

今回のVAIOの問題は、このバッテリー単体の問題なのか、それとも充電する仕組みに問題があって過充電などを引き起こす問題があったのかは不明ですが、一般的に考えると、バッテリー本体の問題ではないでしょうか。それなら、バッテリー本体の交換だけで済みますが、充電する仕組みに問題があった場合には、色々と面倒です。ただ単にコンセントから電気を繋いで充電されているという単純な事ではなく、パソコン本体の充電機能のプログラムのエラーや電圧設定、充電時間設定、状況表示設定などエラーがあるかも知れません。

BIOSで修正が出来たりすれば問題は無いと思います。

問題なのは、バッテリーにしろ、CPUにしろ、発熱量が高いと周辺部品にダメージを与えるという事です。これは自作パソコンで組み立てて、故障が起きた場合、マザーボードやビデオカードの殆どが発熱によるダメージによる事だと言っても過言ではありません。熱を発するCPUやチップの近くにあるコンデンサー等が逝かれてしまうのです。不安定なノートパソコンの原因とかは、こういう事が影響している可能性が高いと思います。

最近のノートパソコンは薄く、軽く、長時間駆動という優れものですが、ATOMなどの熱をあまり発生しないCPUならともかく、あの薄い体積の中にある部品の耐久性ともかく、使い方によっては製品寿命が短くなるのではないでしょうか。ノートパソコンをサーバーにしてはいけないというのは、こういう理論からです。

XPのサポート終了で中古のデスクトップを購入した人、多いと思います。
本体のケースがブック型など小型のケースについては、吸排気のファンを取り付ける事や、埃、CPUのファンを定期的に掃除する等配慮してあげる事により、長持ちさせる事も出来ます。

簡単な事なので、やってみてはいかがでしょうか。

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