自宅サーバーはPCケースも大事な要素 –          おやじdemo_CentOSを使う
3月 282014
 

やっと週末になりました。
この週末にXPパソコンをアップグレードする人も多いと思います。
そして、余ったXPパソコンをどう使うか、悩んでいる人もいるかと思います。

私の場合には、XPがサポート切れてもLinuxを使えばいいや!と思っていたので、深く考えてはいませんでしたが、息子のXPを7にアップグレードをする機会に一気に自分のwindowsマシンも7にして、CPUをQ9450にしたり、SSDにしたりと自作PCの物欲が一気に爆発してしまい、処理をしてしまったので、4月の時期に余裕で間に合ってしまいました。サラリーマンの方やバイトで働いている人は、なかなかパソコンを自由に弄れる時間が無かったりする事もあるので、やる時は一気にやってしまった方が賢明です。

XPの後をLinuxを入れてサーバーにした人、XPのままサーバーにする人、ネットに繋げないでXPを使う人様々ですが、サーバーで使う人は注意して欲しい事があります。

それは、そのパソコンの入れ物、ケースです。小さなケースからキューブ型、ブック型、ミニタワー型、ミドル・フルタワー型などありますが、メーカー製品であれば、ブック型やミニタワー型が多いのはないでしょうか。

サーバーにすると常時電源を入れた状態になります。(電源切る人もいますが)
そうなると、今まで普通に使用していた時と違い、熱がパソコン内部に溜まり易くなります。
そこで、パソコンの排気用ファンや電源の排気用ファンを掃除したりして内部に空気が上手く循環するようにするのですが、問題なのは、メーカー製品によっては、排気用ファンが付いていないケースが多々あります。あるのは電源のファンのみです。

自作パソコンの方であれば、ケースだけ入れ替える等出来ますがメーカー製のパソコンだと、これが厄介な場合があって、独自の仕様があったりと面倒な作業となる事があります。一番多いのがブック型のパソコンです。細身で縦型でスタイルは悪くありませんが、細い分、内部の体積が少ないので熱がこもりがちになり、CPUの温度も高くなる傾向があります。ATOMやE350、C60などの省エネCPUなら熱は溜まりませんが、Core2やAthronなどの2コア、4コアCPUであれば徐々に温度が上がっていきます。

先ずはサーバーにしたパソコンのCPUを確認して下さい。

「俺のはcore2duo E6600だ!」「俺はQ6600だ!」という人は、ケースを入れ替えるのも手かと思います。「家にはそんな置き場所が無いよ!」という人は、せめて、蓋を開けて、CPU、電源のファンの掃除をしてください。一番効果があるのは、DVD-ROMを外してしまい、スペースを空ける事です。そうすると、そこから新しい空気が入り、後ろから排気するという流れが作れます。サーバーは一度設定してしまえばDVDを読み込んだりする事はほとんどありませんから、付けていなくても大丈夫だし。逆に付けているとDVDが壊れ易くなると思います。(これは使わないから埃が溜まったりするので)

だいぶくたびれたファンであれば、大きさを確認して静穏ファンに交換しましょう。
少したってから「カタカタ」と音がするのもよろしくありませんしね。

そしてノートパソコンをサーバーにしようと思っている人はいますか。
出来るのであれば、ノートパソコンはサーバーにしない方が賢明です。
ノートパソコン自体がサーバー用途で使うように作られていないので、熱で壊れると思います。それにデスクトップ機と違い、メモリ搭載量も限られるので、ノートは普通のクライアントとして使用する方が良いと思います。折角、サーバー設定して稼動したら直ぐに壊れてしまっても時間とお金の無駄になります。

ミニタワー型のケースであれば、排気ファンが付いていると思いますが、付いて無かったら大きさを測り、取り付けて下さい。そして、フロント側の吸気用のファンは、多分付いていないので、取り付ければ強制吸気となりますから空気の流れが良くなります。フロントのファンが取り付けていないケースがほとんどなので、付けると効果は非常に高くなります。自分のケースを開けて確認してください。

メンテナンスとしては、3~6ヶ月に一度は蓋を開けて、掃除機で埃など吸い取るようにしましょう。
結構、CPUファンやケースの底の部分は埃が溜まっています。
こういうメンテって定期的にやって欲しいと思います。

これから気温も上がってくるので、やっておいて損はありません。

 

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