kingspec –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 042014
 

ここのブログを見に来られる方は、x40とかhp6710bとか古いノートパソコンのXP終了後の再利用や中古で安かったから購入してしまった人が多いと思います。

Thinkpad-x40については、KingSpecのSSDにScientific-Linuxをインストールした記事やCentOS5を入れた時の記事を書きました。現在もx40は元気に稼働していまして、この記事もx40の遅いHDDの方のパソコンで書いています。遅いのは承知の上、使っているので困ったりすることは全然ありません。現在は故障中のデスクトップ(ASUS P5ーPE E6600)に代わってリビングで活躍しております。

リビングで使用するにあたり、CentOS-5.10からLinux-Mint SinnamonにOSを入れ替えて使っています。デスクトップ専用で使用するならubuntu系の方が使い易いという判断とAcerに入れたMintが思ったよりも使い易かったという事で選択した次第です。1.8の遅い、そして古いHDDですが、未だに使えていて、一度起動してしまえば、それ程ストレスがたまるような事はありません。

このx40弐号機はPemtium-M 1.3GHz、memory 1.28GBという仕様です。

x40_2Mintが起動すると消費メモリは650MBで、その中キにはキャッシュとバッファーも含まれています。そしてFireFoxを起動すると850MBから950MBまで一気に消費します。少し使うとメモリは1GBを超えてしますが、キャッシュが700MBを割り当てているので、実質の仕様量は300MB程度でしょうか。SWAP領域は1GBをインストール時に割り当てておきました。色々なサイトを見たり使っている時間が長くなると、このSWAP領域で300MB程度使用している事もありますが、これはOSメモリ領域で使っていない部分をSWAP領域に移行させている現象なので、実際にメモリ不足によるSWAPではないので、急激に遅くなるという現象は一切ありません。

Linuxをインストールしたら、端末を常時起動させてメモリの消費状態を知っておく事も大事な事です。(端末で、#topと打つと状態が表示されます。戻る時にはCTr+Cキーで#の状態に戻ることが出来ます。)

説明が長くなりましたが、古いノートパソコンはその個体に与えられた条件(CPUやメモリなど)でいかに頭を使い、使い易いパソコンにするのかは、扱う人のセンスです。そこが面白く楽しい作業なのです。

今更、XPで遊んでも仕方がない。
Linuxを色々試してみて、自分に見合ったLinuxを使うのが一番です。
中古の安いノートパソコンは1万円以下で購入できます。
どこにでも持ち運べて遊べるx40のようなノートパソコンもいいし、デスクトップのようなノートでセカンドマシンにしても良し、無理のない予算で遊べて、技術も身に付く優れもの。

安価なノートパソコンでLinuxへGoGo!しましょう。

1月 062014
 

仕事先の友人というか同僚というか、そういう関係の人から依頼を受けました。
x40のような小型のPCでLinuxが欲しいという事です。

その人自体は、普通にwindowsを使いこなすレベルでLinuxとは今まで無縁の関係でした。先日私が仕事用にとx40を持参して使っていたところ、一番興味をもって話を聞きにきていました。年齢的には私より2.3下になりますが、パソコンはお好きなようでLinuxを使ってみたいという気持ちになったみたいで、x40のスタイルや使い勝手の良さにも惚れたようです。

依頼と言っても、それで利益を取るような商売ではありませんし、会社の人なので昼飯一回分程度で作ってあげようと思っています。・・かといって私も私もと何台も依頼されては困るのですが・・・・。Linux布教のための一歩ですね。

問題はx40が手に入るか?という事です。

探せばあるかと思いますが、ボロイ、汚い、改造してあるようなパソコンは気持ち的には選びません。
予算としては、20,000円と伝えました。2012120919130000
◎本体が5000円前後
◎SSDが64GB(runcore)で12,000円前後
◎SDカード2GBで500円
◎マウス(USB)1,000円
◎合計で18500円+消費税です。

SSDについてはKingSpecでも文句は無いと思いますが、Runcoreの物があれば、とりあえずそちらの方が安心ですし、古いHDをUSBに繋げるケースも付属しているのでこちらの方が良いのではという判断です。無ければKingSpecにしますが、その場合には予算が安くあがるので文句は出ないでしょう。

本体はx40,x41あたりにして、CPUは出来たらpentiumM-1.2~1.6Ghzの物が選択できれば良いなと考えています。

OSはCentOS5.10-32bitですね。
私はScientific-Linuxですが、こちらはCentOSにしようと思います。
まるで同じだと真似みたいに思われるかなと。

1.2万で勉強用のLinuxが作れるなら良いと思いませんか?
この正月に一杯飲みに行ったと思えば安いものです。

後は、本人が頑張って使いこなしてくれれば有難いと思います。

12月 012013
 

x40に関してメールで質問頂きました。
まだノーマルで使っている方も居るのをお聞きしてビックリしております。MBL04426_1
IBMとして作ったPCのファンが多いのでしょうね。
でも、ハードディスクに関しては、やっぱり交換するのが一番ではないでしょうか。いつ壊れるか分かりませんし、ちょっとした工夫で速くなるx40ですので。

x40自体はCPUがPentium-M 1.0~1.4ぐらいです。
メモリも普通では512MB。MAXが1.5GBです。
CPUの性能としてはシングルコアで省電力CPUなので、そんなに高性能ではありませんが、このマシンの一番のボトルネックがCPUよりもハードディスクへのアクセス速度だと考えています。それでSSDにする事により、遅いCPUでもそれなりの体感速度が得られるということになります。一時、色々な改造が流行りましたが、これが一番面倒では無く、安心して使える改造かと思っています。

SSDにして使っている人の大多数はXPで使用していると思います。
さすがに、この機種でVistaや7という人はごく僅かではないでしょうか。
インストール出来ない訳ではありませんが、このCPUでははっきり言って辛いところです。2012120919130000

今回、XPの更新終了に伴い、XPがインストールされているx40もどうにかしなくてはなりません。どうにかすると言っても、OSを入れ替えるかどうかだけの話ですが。x40を使っている方であれば、まだまだ使いたいと思っていませんか。そのためにはLinuxしか無いと思います。

私の場合には、最初に中古でx40を購入した時にCentOS-5をインストールして、遅いハードディスクでのパフォーマンスを知っていましたので、その後にSSDでインストールしたXPの速度や動作はあまり納得できるものではありませんでした。プチフリについては、ちょっとした事で置きるので、これといって対処しようがありません。プチフリを防ぐソフトも入れてみましたが効果があるのか無いのか分かりませんでした。

Linuxと言っても、沢山種類が出ています。

一番Windowsに近い感覚では、ubuntuあたりでしょうか。11ubuntuはインストールする際も扱いが簡単で誰でも使えるLinuxになっていると思います。Windowsとのファイル共有や無線LANの設定なども比較的簡単に設定が可能です。
CentOSとScientific-Linuxについては、RedHat系のLinuxです。ubuntuと比較すると同じデスクトップでもこちらの方がLinuxっぽいというところがあります。細かな設定も端末を使ったりする場面も何回かあります。
Vine-Linuxについては、純粋な国産Linuxということで安心して使えるのではないでしょうか。説明などが日本語で書かれているのもわかり易いと思います。

どんなLinuxを使用するかは、使う本人が決めることになりますが、インストールすれば使うソフトは共通しているはずです。最初はお試しかでインストールしてみて、気に入れば使い、お気に召さない場合には、違うのをインストールすれば良いのではないですかね。
基本的にはどれも同じですから。

デスクトップに関しては、gnomeかKDEを選択することになるかと思います。こちらに関しては好き嫌いがあるので、両方入れてログイン時に変更することも出来ますので、こちらもお試しかレベルで良いと思います。

どうせやるなら早くインストールして遊んだ方が良いですよ。
私の場合にはXPを消すとき、結構未練も無くあっさりフォーマットしました。
ダメな物はダメ、良い物は良い、合う物は合うと言うことで。