ニッチ的な需要 –          おやじdemo_CentOSを使う
8月 102021
 

古くから稼働させていたATOMのMini-ITXのマザーボードが亡くなりました。

前から急に落ちたり起動しなくなったりの前兆がありました。
このブログを始めた頃に作ったPCなのでかれこれ10年以上動いた事になります。

その10年と言っても、普通の10年ではない。
引っ越しした1.2か月の間以外は起動をし続けたATOMです。

当初はLinuxの勉強用にhttpdやQmail等の設定をして使っていましたが、途中からは自宅ファイルサーバーとして活躍しておりました。

大きさも小さなサイコロ型なので場所を取らない上、消費電力も少ない。

貧乏な私にとって良く出来たサーバーでした。
こいつのお陰でLinuxのコマンドが覚えられた。
盟友のようなPCです。

実際の稼働としては10年から12年の間くらいです。

あまり熱をもたないATOMというCPUだからこの年月維持できたと考えています。

予備MBとして同じくATOMのMini-ITXがもう一枚あるので、それに交換する事になります。

AMDのE350(Fusin)やこのATOM、4コアのCeleron等のMini-ITXのマザーボードは一時期沢山出回っていましたが、今は皆無です。

PCの自作をするという人が減っているという事もあるかも知れませんが、この省電力CPUを使った自宅サーバーはちょっとしたニッチ的な重要があると思います。

私のような自宅でLinuxサーバー勉強用とか。
自宅ファイルサーバー用とか。

こういった需要も少なくなったという事でしょうか。

CPUもオンボードであとはメモリとHDD、ケース(電源)があれば組み立てられる。

処理速度は決して速くは無いが特定のサービスで動作させる上では全く問題無い。

10年位で壊れるというのであれば、中古で見つけた時には購入しておくかな。
何しろ、消費電力が大きいCPUはサーバーにすると大飯食いだ。

冷却するためにファンを動作させたり吸排気も埃で汚れやすい。

ファンレスで動作するATOMのような小さなMini-ITXの復活を望む。