毎日、アドレス110で通勤をしているおやじです。
ここ最近は、メンテが終わった事でエンジンも駆動系も異音も無く調子良く走っています。
ただ、急に寒くなってくるとある問題が出てきます。
それはエンジンオイルの乳化です。
オイル自体がコーヒー牛乳のような状態になってしまう症状です。
原因としては、エンジンを始動後、あまり距離を走らずエンジンを停止させる事が多い人に出てくる症状です。
簡単に言うと「エンジンが完全に温まっていない状態でエンジンを切ると内部に水蒸気が残り、それがオイルに混じって乳化してしまう」という事です。
2025年の2月頃にも通勤で使用して状態でこの乳化をアドレス110で確認をしているので急激に寒くなったこの時期は注意を払っています。
★オイルの乳化は何が悪いのか?
オイル自体に水分が混じる事でオイルの粘度が下がってしまい滑らかに動いているピストンやエンジン内部が摩耗し易くなってしまう事です。
★乳化を解消するためには?
解決策は2通りあります。
①オイルを早めに交換してしまう
②走行している時間を延ばすこと
大体、私が仕事先まで行く距離は2Km前後です。
この距離ではエンジンが規定の温度にはなっていないということです。
せめて5kmほど走行すればエンジン温度も上がりオイルの乳化は防げると思っています。
でも・・・・・
朝の通勤時間においてわざと遠回りするのもどうかと思いますよね。
だらだらとアインドリングさせても煩いだけで温度はそう高くなりませんし・・・。
オイルの乳化を確認(レベルゲージで直ぐにわかる)したら、その週末に1.2時間バイクに乗るようにするとオイルに混じっている水分が抜けるということです。
一度、私も乳化した状態で30分ほど走行してみましたが、アドレス110は空冷エンジンで外気が寒いとエンジンが思ったほど温度が上がらないんですよ。
かと言って無駄に急加速を繰り返すのもエンジンには良くありませんし・・・・。
上手く乳化を避けられない方は、この時期、安いオイルを購入しておき、ちょこちょこオイル交換をしてしまった方が楽なのかも知れません。
ちなみに私は安い鉱物系のオイルを2000から3000Kmで交換しています。
★私がこの時期使っているオイルはこれ ⇒ https://amzn.to/4s2ZsKY
乳化して週末ちょこっと走行して乳化が消えなければ翌週に安オイルと交換するのが面倒臭くなくて良いのかも知れません。
オイルの乳化に付いてはスクーターのみならずどんなバイク、車でも起きる症状なのでレベルゲージで常時、オイルの量と色をご確認ください。