乳化 –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 222023
 

毎日、寒いですね。
東北、北海道は雪で大変かと思います。

来週になると大寒気団が来るようです。
特に火曜日から木曜日あたりの日が危ないようです。

さて、毎日バイクに乗って通勤していますが、この寒さだとオイルも点検しなくてはなりません。

私の場合には・・・・

・朝ゆっくり暖気をしていない
・仕事先までの距離が短い(乗って10分程度)
・最近、短い時間しかバイクに乗っていない

多分、私のような方は多いと思います。

このような時にはオイルに異常が発生する場合があります。

それは、オイルの乳化です。

オイルが黒く汚れているのは普通の事、このオイルがコーヒー牛乳のように白く濁ってしまっている事をオイルの乳化と呼ぶのです。

乳化の原因は、エンジン内に発生した水蒸気がエンジン内部に残ってしまい、オイルと混じってしまう現象です。

この現象は原付や原付2種である125ccのバイクに多いようです。

ある程度走行すればエンジン内部の水蒸気はマフラーから排出されるかエンジン内で消えますが、走行距離が短いとエンジンが既定の温度に達する事無くエンジン停止になるため、この水蒸気や水分がオイルに蓄積されていく訳です。

走行距離が短いと車も同様かも知れません。

原付や原付2種は特にそのような使い方が多いのでなってしまうケースが多いのだと思います。

私のアドレス110も走行距離が短かったので確認したところ少し乳化していました。

確認方法は、オイルのレベルゲージを見れば一目瞭然です。
乳化したオイルもしくは白っぽくなったオイルがゲージ付着しています。

こうなると解決方法は2通りです。

1.少し長い時間走行して水分を飛ばす
2.オイルを交換してしまう

少し長い時間走行とは、2.30分ではなく、2.3時間、簡単なツーリングをする感覚で乗らないと完全にオイルに混じった水分は抜けないでしょう。

特にこの寒い気温ですから尚更です。

私は早速、オイル交換してしまいました。

抜いたオイルはまだ黒っぽかったので乳化前だったのでしょう。
エンジンに負荷かからなくて良かった。

これを知らずに乗っているとオイルの意味が無いオイルになっているので、エンジンがいかれます。

寒い時期は車もバイクも早めのオイル交換をしましょう。

オイルのレベルゲージの確認を忘れないようにしてください。