【続】読めなくなった外付けHDDの修復作業

投稿者: | 2022年3月30日

前記事でSDカードの読み込みが出来なくなった事でその影響が外付けHDDになりディスクが一切読み込めなくなった事を書きました。

仕事中もどうしたら一番良いのか?

そう考えていました。

一番楽な方法は、何も考えずにフォーマットをしてしまうこと。

しかし、この方法では大事なデータが全て無くなる事になってしまいます。

これでは意味が無い。

最高な修復はデータそのままにフォーマットもせずに復旧できる事です。

先ずはHDDのデータが生きているか確認のためにEaseUS Data Recovery Wizard Freeというフリーソフトを使って確認してみる。

しかし、時間がかかる。

1TBの外付けHDDだが、夜10時頃始めて次の日までかかりました。
(その間は放置プレイ)

中のデータはまだ生きている事を確認しました。
ただし、このソフトを使っての復元はしない。

理由は移動させるためのHDDが必要になる上に、これまたデータ移動に時間がかかると思うからです。

ここで一旦作業は止めてディスクを管理するソフトを探す事にする。

私が思うのには・・・・・・

ディスク内のBoot部分が壊れていると考えられる。
ここを何かのソフトで復活させる事が出来れば元に戻るはず。

このHDDのファイルタイプはFAT形式であり、NTFSではない。
これもファイルシステムが壊れやすい要因かも知れません。

そこでフリーソフトで何か無いか調べたところtestdiskというソフトが見つかった!!

ソフトはこちら⇒ testdisk 

このソフトはDOS画面のようなテキスト表示で操作するタイプでありSSH等でテキスト慣れしていなくても操作は簡単でした。

操作方法の詳細はtestdiskでググってもらえれば出てきます。

そして、操作すること5分程度で元のFAT形式でデータ復活しました。
後は、再起動で外付けHDDが元に戻っているか確認します。

あ! ありました!

以前のように復活しました。

中のデータも全て生きています。

本当にどうなるかと思いましたが、やはりデータを複数バックアップする必要性がありますね。ちょっとした事でブートレコードが壊れてしまったら、普通の人はもう万歳状態でしょう。

このような状況になった場合には落ち着いて作業をする事です。
焦ってフォーマットボタンなどを押さないようにしてください。

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